今回は、前回と同じく海を歌った唱歌である《》の楽譜です。
こちらの曲は3拍子で、日本の唱歌・童謡に多い「ティティ ター ター」* のリズムを軸に作られています。

また、フレーズ構造がよくあるように4小節のまとまり4つ分のみから成るのではなく、その後に6小節分** が加わっているような形になっているのも特徴的です。

ぜひ歌ってみてください。

海000


また、トニック・ソルファ譜への書き変えにも挑戦してみてください。

以下、旋律の・調・旋法を分析してみます。

・均記号(いわゆる調号)の一番右の♭はファを表す
・したがって、均は変ロをファとするものである
・ファが変ロならばドはヘなので、均はヘ均である

・最後の音が主音である
・最後の音=主音の音名はヘである
・したがって、調はヘ調である。

・最後の音が主音である
・最後の音=主音の階名はドである
・したがって、旋法はド旋法である

・以上より、この旋律の均・調・旋法は「ヘ均ヘ調ド旋法」、いわゆるヘ長調である

ヘ長調の音名と階名についてはこちらの記事もご参照ください。
あるいは、『正しいドレミの歌い方』の133頁でも確認できます。


以下はボチェディ式階名唱法のための楽譜です。

海(ボチェディ階名)000

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注)
その他に《鯉のぼり》(「屋根よりたかい…」)、《背くらべ》、《港》、《雨降りお月》など。コダーイ式のリズム唱についてはこちら
** より細かく分けるならば3小節のまとまり2つ分。