彼岸会のお知らせ

先日の台風20号では
淡路島で大きな被害がでました。
30mもある大きな風力発電機が倒れましたが
幸いにして人的被害はなかったようです。
ただ、足元の基礎部分をみると
なんだか貧弱で、設計に問題があったのではないかと言われています。
私はもちろん素人なのでよくわかりませんが
こんな浅いもので大丈夫かとは思いました。
 
でもこれは、私の姿と同じです。
基礎は大事と言われます。また普段は見えません。
見えるところには気をつけていますが
ちょっと世間の風が吹くとあっちこっちへフラフラコロコロ
どこに行くのか、倒れるのかわかりません。
また
我が身に無常の風が吹けば、あっという間に倒れてしまうのです。

だからみんな倒れないように頑張っているのです。
倒れてもせめてまわりに迷惑が出ないようにとか
短時間で倒れたいとか、願っていませんか?

人間のそんな努力や願いは、その通りにはなりません。
そしてその通りにならないところに苦しみは生まれます。

思うままにならない苦しみを解決する方法を、仏教は教えます。


ああ、この大いなる本願は、いくたび生を重ねてもあえるものではなく
まことの信心はどれだけ時を経ても得ることはできない。
思いがけずこの真実の行と真実の信を得たなら、遠く過去からの因縁をよろこべ。
親鸞聖人『教行信証』より


親鸞聖人のこのお言葉は
その苦悩を解決する方法に出遇えたことを
心からよろこばれたものです。
真実の行と信が
私のたよりない基礎を
貫いて支えてくださる。
そして浄土真宗にいま出会えている
このご縁をよろこべとすすめておられます。

暑さ寒さも彼岸まで、9月はお彼岸です。
過去からのご縁を今一度、いっしょにお味わいさせていただきましょう。

長泉寺では
9月23日午前10時30分より
秋の彼岸会をおこないます。
どなた様もお気軽に、是非お越しください。

※当初10時開始とお伝えしておりましたが
10時30分からに変更しました。 



ちがった世界がひらけるとき

今年の夏は強烈です。
気象庁も災害並というほど連日の暑さ、いかがお過ごしですか?
朝から夜まで、厳しい暑さにうんざりしますが
しんどい思いをすればするほど
まわりのことを広く見渡すことができなくなるのが私たちです。
では、快適なエアコンの部屋なら
まわりのことを広くみわたせるでしょうか?

いえいえ、そんなことはありません。
私たちは、自分という眼鏡を通してしか
まわりを見ることはできないのです。
朝起きてから夜寝るまで
どうやっても「自己中心」から離れることはできません。


自分がかわいい
ただそれだけのことで生きてきた
それが深い悲しみとなったとき
ちがった世界がひらけてきた
『回心』 浅田正作


この無自覚な自己中心の姿を、
詩人の浅田正作さんは
「自分がかわいい、ただそれだけで生きてきた」と表現されています。
なもあみだぶつのお念仏をいただく人生は
仏さまの視点をいただく人生です。
自分かわいさから離れることのできない私は
仏さまのお慈悲の目からは深い悲しみであり
そんな私こそを必ず支え通してくださる
仏さまのはたらきを知るとき
ちがった世界がひらけます。
暑い日が続きますが
こんなときこそぜひお聴聞に、お越しください。


8月14日㈫ 9時より 盂蘭盆会法要
どなたさまもご自由にお参りください。 




仏さまの光が届くとき

ナンマンダブツってどういう意味でしょう?
普段なにげなくお称えしているお念仏ですが
いろいろな意味を含んでいます。

一つには「仏さまにすべておまかせします」という意味です。
もう一つは「我が名を呼べよ」という阿弥陀様のご命令であります。
どのようなことがあろうとも命終わるときに
我が国に必ずすくい取るぞと
命の還る国からとどくことばがお念仏です。
それはまた
私自身では決して助からないことを
仏さまはお見通しだということでもあります。

悩んでいる人に
「悩まなくても大丈夫」といっても悩みは消えません。
苦しみの中にあるときには
苦しみは頭の中をぐるぐる回ります。
苦しみの中にある人間は
そこから自分の力で逃れることは難しく、ぐるぐる回る。
これを迷いといいます。

自分自身が否定されたりすると
許せなくて相手を責めることはありませんか。
しかしハッと気付くことがあります。
相手の是非はともかく
自分が正しいという思いに執着していたと。
自分には間違いがなく
「正しいという思い」に
執着しているのです。

この、自分を否定されると許せない私である。
そこにハッと気付けたとき
ぐるぐる回る思いが破れて、新しい世界が開けます。
ナンマンダブツが
仏さまの光となって届くとき
頑張る自我が破れ、救われるのです。

阿弥陀様は光となり
ナンマンダブツとなってあらわれてくださり
苦悩に執着する私の闇を
示してくださるのです。
「そのまま、ありのままで必ず救う。
気張る必要なんか何もない。
のびのびとありのままに、命の限り生きよ」と
阿弥陀様はお念仏となって
いつでもどこでもあらわれてくださるのです。

(寺報 平成30年5月号より一部編集)
 
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ちゃーりー


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