2006年06月23日

つゆ初見参!

月を見るつゆ客間の窓から月を眺める“つゆ”


ベットのつゆ







  ベットを徘徊する“つゆ”


五年前の今頃中学生の娘が桃山駅の近くで拾ってきた、今では無くてはならない家族。  

Posted by fjok at 22:04Comments(4)TrackBack(0)

2006年06月13日

猫屋敷へ!

日曜日、胡粉と朱の勉強会の打ち合わせに八田哲さんの自宅へおじゃました。
個人的には、僕が学生の時からお付き合いさせてもらっている。その美しく淡い色使いが大好きで、お会いするたび絵具や墨・筆・膠等の話をしてもらっていた。
前回おたずねした時も胡粉の溶き方を教えてもらって感動したことを覚えている。
北山駅から徒歩20分ほどの所にあるご自宅の一階には相変わらず愛猫が20匹以上いて、猫屋敷の様相だ、どの猫も伸び伸びしていて幸せそうで、ご夫妻の人柄がうかがえる。
二階のアトリエに通してもらうと、杉板に描かれて風景画が沢山並んでいてラッキーだった、そんな中勉強会の打ち合わせを同行した山本さん(尖代表)と彩色設計の久安とでした。
もともと八田さんの家系は平安時代の巨勢金岡を祖とする巨勢派の仏絵師の出で、お父上から胡粉や朱の溶き方や膠のたき方そして墨やさまざまな筆・刷毛の使いかたにいたるまで薫陶を受けたそうだ。
話を聞いているとさまざまな墨や硯そして今はない貴重な筆や箔入れ、銅の筆洗など出てくる出てくる。そうこうしているち、どんどん話が広がって胡粉・朱の溶き方だけでなく、膠のたきかたや金箔から金泥をつくる方法、金泥のあく抜き法、丸刷毛の使い方等々惜しみなく伝授していただくことになった。今は伝承されていない素晴らしい技術ばかりで身が引き締まる思いがする。
打ち合わせでの決定事項は今の所下記のとおり。
○日時−7月9日(日)午後1時〜5時(3時〜5時は彩色設計の久安敬三氏による膠コレクションの披露+解説)*6時より同工房にて懇親会
○場所−前回と同じく桂の彩色設計工房
 
○参加人数・費用−30名程度、参加費をいくばくか頂くか検討中

内容の詳細や参加申し込みについては20日前後の尖ブログにて発表します。  
Posted by fjok at 01:34Comments(3)TrackBack(0)

2006年06月06日

胡粉と朱の企て

久しぶりに勉強会を企てている。
ここ数年、さまざまな展覧会やギャラリーで見る作品の胡粉と朱の使い方が気になっている。
現在の胡粉は精製の状態もよく粒度も揃っているので発色も作業性もよいが昔のものより微粒子なので練りと空気抜き(叩き)を入念やらないと剥落やクラックといったトラブルをまねくことがある。
特に起き上げや厚塗りをするときは、やや粒度に幅のある胡粉を使った方がよい、特に起き上げでは剥落や亀裂を防ぐ上、乾燥後の収縮を緩和してくれる。また9〜10番あたりの白色系岩絵具を数%加えるのも一つの方法だと思う。
一方、朱の方だが黄口・赤口(鮮紅)・鎌倉のいずれも昔のものより黄目(遊離硫黄)が多いように思う、描き手がよほどしっかり洗って黄目を抜かないと発色も冴えず早い時期の変色をまねく可能性がある。
実は今、この胡粉や朱を卓越した技術で制作にいかしておられる作家に勉強会で講義・実演していただく企てを密かにすすめている。
私は一度その人のアトリエでそのテクニックを拝見しているのだが、ほんとうに素晴らしいものだった。

*この勉強会の日程が確定次第、詳細を尖のブログ上で発表しますのでお見逃しなく!  
Posted by fjok at 23:06Comments(4)TrackBack(0)