2016年10月17日

ボウリバーの奇跡

長い間フィッシングガイドをしていると、普通では考えられない様な出来事が起きたりします。
いわゆる!チョットしたミラクル。
下記は昨年〜今年と2年に渡り、そして完結したミラクルストーリー「ボウリバーの奇跡」です。

事の発端は昨年の8月、毎年ガイディングでお供させて頂いている日本では有名なインプラントの権威、また口腔内科としても有名なドクターH先生との釣行の際まで遡ります。

その日はH先生と若手のT先生、お二人のガイディングでアッパーボウリバーをいつものようにドリフトボートで釣り下りながらの釣行です。
小職のドリフトボートで釣行をされたお客様はご存じの通り、船上にはシートが3席、真ん中はガイド用のシート、その前後の各1席はお客様用のシート。その日は若手のT先生が前席、H先生は後席での釣行だったのです。
当日は快晴で単発ながらライズも有り、ドライでの釣行を楽しんで頂き、昼食後に狭い支流にさしかかった場所あたりで、後席のH先生は昼食+ポカポカ陽気+時差ボケのトリプルパンチで、ロッド&リールを足元に置かれて「うとうと」されているようでした。
しかし、この「うとうと」がこの後、最悪の事態を引き起こす事になるのです。
約1時間ほどH先生は「うとうと」されていたでしょうか・・・
目覚められ、程なくした頃に先生が突然!ロッド&リールが消えた〜!っと衝撃発言。
勿論、最初は自分の耳を疑いましたが、確かにH先生の足元に置かれていたロッド&リールが消えていたのです。H先生はその状況から「うとうと」してしまいバング際の枝等に引っ掛かり、ロッド&リールが川底に消えたと冷静に分析されていたのでした。
以前からH先生は、そのロッド&リールを凄く大切にされている様子だったのです。
沢山の釣行の思い出、魚達の顔が走馬灯のように浮かんでは消えていった筈なのです。
ちなみにですが、そのロッド&リールはMADE IN ENGLAND。
そ〜!フライフィッシングの聖地、イングランドの老舗H社製のもので総額?十万円のフライセットが川底に消えてしまったのでした。
ほどなくして、その日の釣行は終了。。。お二人と宿泊先のホテルへ向かう車中で、バックミラー越しに見えるH先生の表情が落胆と寂しさに満ちていて、なんだか凄く、悲しい気持ちになったのでした。
その後、お二人とはホテルでお別れし、この釣行は終了する筈だったのですが・・・
ところが!ところが〜!なのです。

(写真は今夏ドライで遊んでくれたアッパーボウのブラウン)

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Posted by fjunior at 10:47│