柱のひとり言＜新築ではなく真築と考える社長の日記＞ : ベトナム視察旅行４

朝、目覚めたらホテルの外は
騒がしかった
通勤のバイクの喧騒
交通公共機関は路線バスしかないようで
もっぱらの庶民の通勤の足は
バイクだからしかたあるまい
いつも家なら寝ぼけ眼で新聞をよむのだか
新聞もない、実に暇である

暇すぎるので
朝の散歩に出かけることにしました
ホテルを出て直ぐに
一流ブランドが軒を並べるストリートに出た
店も空いていないし、私も興味がないので素通り
いざ通りの向こう側に渡ろうとしても
バイクが切れ目無く走るので通りを渡れない
横断歩道もほとんどないから適当な場所から
意を決してﾊﾞｲｸも車も気にせずに目をつぶって渡るぐらいの勇気が無いと
いつまでも渡れない
現地の人は当然バイクや車が避けると思うのか
平然と通りを渡る

結局、同じところを２週してホテルに戻ってきてしまった

そしてレストランに向かい朝食をいただいた

テラスのレストラン
実に寒い10℃位しかないのだろうか
しかも白人は強い？普通に半袖の服装で平気な顔で食べている

多分、この研修旅行の中で一番美味しかったのは
左上のフォーが一番美味しかった
パクチーの風味がクセになる
翌日の朝食もフォーを頂いちゃいました

越南(ベトナム）＝ＰＣで「ベトナム」と打ち込んだら変換された（笑）
２日目はリクシル（衛生陶器のINAX、サッシのトステム他が合併した新会社）のベトナム工場視察です
まあ、今回の視察とはこれだけなんですけど
私としては楽しみにしていました
ホテルからバスで１時間半くらいの場所にある工場に向かいました

ハノイは川の都市どこに行くのも橋を渡りますが
ガイドさんが言っていました
主要な橋は日本が造ってくれたもの
なのでベトナム人は日本が大好き
橋の欄干には日本に感謝するプレートが貼ってあそうです
日本人としては鼻が高いです
その話の流れでガイドさんがしゃべった
ベトナム人の好きな国BEST3
1位　アメリカ　(ベトナム戦争があるのに意外でした）
２位　日本（順当かな）
３位　ドイツ(なぜか判りませでした）
まあ、何れも先進国それも工業的？憧れ感があるのでしょうか
そういえば新しく造る国際空港も大成建設が建設している途中でした

嫌いな国BEST3
1位　中国（同じ共産主義なのに意外でした）
2位　韓国（ベトナムは日本より韓国企業のほうがたくさん進出していますし、車も韓国製が多い）
3位　カンボジア？2位の衝撃で忘れました　

中国はわかります
漢字を見れば　「越南」中国からみればベトナムは南で1000年間も侵攻されてされたから？
韓国はこんなに韓国企業が進出してるのに不思議に思った

「ランダイハン」って言葉をはじめて聞いて衝撃をだった
そのことをガイドさんはしきりに言っていた

途中からだいぶ道も悪くなってアスファルト舗装してあるものの
あちこち凸凹バスが揺れながら道路事情は底ぶる悪い
踏み切りも渡り　

ようやく到着
なじみのある看板

やっぱりお約束で門扉でね
（う～ん、腹が出ている）

工場の中の大きな会議室で
現地駐在員の方にベトナムとリクシルグループの状況についてご説明を頂きました
ベトナムの便器のシェアが40％を越えていること
全従業員は数千人いるのに日本人駐在員はベトナム国内のあちこちに散らばっているが16人しかいないこと
中間管理職は全てベトナム人だということ
ベトナムは転職がある意味ステイタスらしいがリクシルの社員は転職しないということ
そして平社員の月給が3万円弱だと言うこと

ベトナムで戸建を建てようとすると水周りや設備は200万円くらいかかるが
壁天井床の躯体も200万円ぐらいで納まること
一番スタンダードの便器は1万円ぐらいだと言うこと

最後の質疑応答で私も質問しました
「ヨーロッパではウォシュレットなどの機能性便器が普及し始める予兆があるようだがこのベトナムではどうか？」
ハノイの市街地で走る車はオンボロ車は全くないし、
ベンツ、ポルシェ、BMWなどのドイツ製高級車も非常に目立つ
経済の発展がもの凄いのだから当然と思ったのです

答えは「出荷は一切ない、水圧の事情で相当難しいのではないか」ということでした

会議室の片隅には少し商品が展示してありました

工場内は撮影禁止で一切撮れませんでしたが整理整頓されて
日本国内のメーカーの工場と何ら変らなかった
違うのは掲げられている看板類が当然ベトナム語だということです
品質管理も徹底され私らが気付かないぐらいの商品の傷もキチンと跳ねられていました

観光地案内もよいですが私はやはり工場見学が一番好きですね

午後からは