こんにちは。久しぶりの投稿となります。

今回はThrunite社のヘッドライト”TH30 CW”をレビューしたいと思います。

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販売価格9795円(Amazonにて) 2018年9月16日現在


このライトは18650電池を1本使用するLEDライトです。ゴムホルダー(ヘッドライトとして使用するためのベルト)に取り付けることでヘッドライトとして使用できます。

搭載されているLEDはCree XHP70.2(英語サイト)なので、明るさは3000lm以上です。小型ながら、なかなかの性能を誇るLEDライトです。

このライトにはCW(クールホワイト)モデルNW(ニュートラルホワイト)モデルがあります。色温度の好みに合わせて購入するといいと思います。


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パッケージ

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付属品

付属品は クリップ*1、ゴム ホルダー*1、ThruNite 3100MAH 18650 IMR充電電池*1(内蔵)、予備Oリング*2、予備USBプラグ*1、USB充電コード*1です。



ライト本体のレビュー
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TH30 全体像
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放熱用のフィン

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ヘッド部、テール部、バッテリー部の3つに分解できる

全長107mm、直径24mm(ヘッド部28.5mm)と18650バッテリー1本駆動のライトの中では小型な部類のものではないかと思います。ヘッドライトとなればこれくらいの大きさでないと頭に取り付けたときに邪魔になってしまうこともありそうですし、良いサイズなのではないかと思います。

このライトの一番の特徴は、ヘッドが横向きになっていることですね。この手のライトはほかのメーカーのライトでよく見かけるものでしたが、Thruniteの製品では今回のTH30くらいしかありません。(TH20も横向きのヘッドですが、ヘッドライト用の配置になっているのでTH30とは異なっています。)
ヘッドが横向きのライトはクリップを取り付けることで、リュックにぶら下げたり、胸ポケットにぶら下げたり...といった使い方ができるので、使う人を選ぶかもしれませんがとても便利な形状です。


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グリップ部分のローレット加工はThruniteでは定番(?)のデザインとなっています。このライトを握って使うということはあまりないでしょうから、グリップの話はここまでにしておこうと思います。


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搭載されているLEDはXHP70.2です。やはり7mm*7mmのLEDは迫力がありますね。もちろんLEDの大きさの分明るさも十分あります。
オレンジピールリフレクターを使用していますが、リフレクターの大きさに対してLEDが大きいこともあり、比較的配光は広くなっています。ヘッドライトは手元や足元周辺を照らすものだと思うので、広めの配光はうれしいものです。

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スイッチはヘッド上部

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充電中

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充電完了時

スイッチはヘッド上側についています。スイッチはLEDインジゲーターの役割も果たしており、充電中は赤、充電完了後は青、電池残量10%を切った場合は赤色で点滅します。


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プラス側端子
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マイナス側端子

バッテリーと接触する端子は、プラス側とマイナス側ともに金メッキされています。



本体仕様

使用LED:Cree XHP70.2 1灯

モード:明るさ/点灯時間
Turboモード:3350lm(1.5minで自動的に1050lmになる)
Highモード:1275lm/90min
Medモード:352lm/5h
Med-Lowモード:130lm/14h
Lowモード:25lm/60h
Fireflyモード:0.5lm/32days
SOSモード:645lm/305min

最大到達距離:155m

耐衝撃性:1.5m

防水性能:IPX-8 (2M)

本体材質:AL T6061-T6 HA-3仕上げ

重さ:123g

大きさ:107mm*28.5mm*24mm

使用電池:18650 IMRバッテリー1本



使用方法:スイッチを押すことでON/OFFができ、点灯状態で長押しすると、
 Low→Med-Low→Med→High→SOSモード...とモードが切り替わります。2回連続して押すと、Turboモードに、消灯時に長押しするとFireflyモードになります。

メモリー機能があり、消灯時のモードが次回点灯時のモードになります。Highモードの記憶は消灯後10分間のみで、それ以降はMedモードとして記憶されます。(Turbo、SOS、Fireflyモードは記憶されません)


使用電池について

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付属している電池はThurunite独自のもののようです。セルはどのメーカーのものかはわかりませんが、NCRバッテリーと同じメーカーであれば、パナソニック製であると考えられます。
このライトは18650 IMRバッテリーを使用するので、普段使っているような18650 NCRバッテリーが使えません。(使えたとしても動作が不安定になります。)
18650バッテリー1本で3350lmを出すにはそれ相応のバッテリーが必要になるので、使用するバッテリーがIMRバッテリーになってしまうことは仕方がないことなのかもしれません。(Turboモードを使用するときは放電電流が10A以上のバッテリーが必要になります
ですが、普段使っているNCRバッテリーが使えないのはちょっと面倒な気がします。
 


照射範囲

短距離照射(距離10㎝)

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水平照射(左:TH30、右:Thrunite Archer 2A V3)

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垂直照射(左:TH30、右:Thrunite Archer 2A V3)

比較画像を見ていただければわかる通り、光が拡散しています。このおかげで手元、足元を十分に照らすことができます。
写真ではわかりませんが、配光の中心部分は若干青みを帯びた光になっています。


屋外照射
「近距離」は2~3m程、「中距離」は20~40m程先を狙って照らしています。
(シャッターを押す際にカメラが動いてしまい、手ブレがひどくなっています。また、カメラの性能上、ピントが合っていない画像もあります。ご了承ください。)

まずは近距離(2~3m)から
※Fireflyモードはカメラの性能上撮影できませんでしたので、画像はありません。
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近距離Lowモード

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近距離Med-Lowモード

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近距離Medモード

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近距離Highモード

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近距離Turboモード


続いて中距離(20~40m)
※Fireflyモード、Lowモードではカメラの性能上、撮影できませんでしたので、画像はありません。

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中距離Med-Lowモード

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中距離Medモード


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中距離Highモード


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中距離Turboモード

さすがに3350lmともなると広範囲を明るく照らせます。Med-Low、Medモードでも普段使いであれば十分の明るさです。Turboモードでの撮影後はライト本体が暖かくなっていましたので、短時間に何度も使用することと熱々になりそうです。High~Turboモードは必要な時に起動する感じでしょうか。



まとめ

サイズと明るさに関しては文句はありません。使用電池が18650バッテリー1本なので、とても小さいですし、小さいわりに強力な光が出せるのはすごいと思えます。
今まで使ってきたライトで同じくらいの明るさが出せるものは、小さくても26650バッテリーを使用するものだけだったので、今ではもっと小さいライトも発売されているんだなと感心しました。
しかし、この明るさではヘッドライトとしては十分というよりもオーバースペックなのではないでしょうか。(良い意味で)ということもあって、私はヘッドライトとして使うのではなく、クリップを使ってリュックに取り付けて使おうと考えています。

良い点だけでなく、問題点もあります。スイッチの配置と使用電池がIMRバッテリーであることです。
使用電池がIMRバッテリーになってしまうのは、明るさが3000lmを超えているからでしょうか。個人的には明るさを落としてもいいからNCRバッテリーを使わせてほしかったなあと思います。(明るさを抑えればランタイムも伸ばせますし)
また、スイッチの配置は、片手で操作しても光が遮られないような場所にしてほしかったと思います。手で光が遮られて回りが真っ暗になるのは嫌ですし、手から反射した光が結構まぶしいです。

とはいっても、ボタンの配置に関しては、ヘッドライトとしての使用をあまりしない人にとっては関係のない話ですので、私は不自由を感じたことはあまりありません。
バッテリーに関しても、TH30を選んだということは、明るさに惹かれて買ったということですし、明るさを求める人は大体IMRバッテリーを所持している(という偏見)と思うので、まず問題にはならないでしょう。


この製品はサイズと明るさが売りだと思うので、そのようなライトに興味がある方は欲しいものの候補に入れてみてはいかかでしょうか?




TH30に関してのリンクを貼っておきます

Amazon TH30