2008年01月18日

■低年式VWへハザードランプを追加しよう!

1206d現状の交通事情ではもはや欠かせないハザードランプは、路肩に停車する際や道を譲ってくれた際などちょっとした挨拶にとても便利な機能です。
ところが、ブレーキ&ウィンカーランプ一体型の低年式VWへハザード配線を追加する場合、現在アフターマーケットにてリリースされているハザードスイッチですと、他にフラッシャーリレーの追加やダイオードによる制御など複雑な配線が必要とされており、何となく敬遠していた方も多いのではないでしょうか!?
今回は、そんな方に是非お薦めの、加工無しでDIYでもできてしまう画期的なハザードランプの配線方法をご紹介します!


対象となるのは、TYPE-1 '61年モデルまで(OVALテール)TYPE-2 '65年モデルまでのリアウィンカーとブレーキランプが共通バルブとなっているUS仕様(シングルテール)車で、6本端子のウィンカースイッチを使用しているVWです。(TYPE-2 デラックスモデルは'62年よりハザードランプが標準装備されている場合があります。)

使用するパーツは、'68年以降用のVW純正ハザードスイッチ \5,400-(EC-181)!これを現状の配線に追加します。
事前に、カー用品店等で配線ワイヤーや分岐コネクター、平型端子を揃えたら下記イラストを参考に配線手順に沿って作業を行っていきます。
0116【配線方法】
1.既存フラッシャーリレーIN側「49」に接続されているヒューズ(ACC電源)からの線をハザードスイッチの「15」へ、ハザードスイッチの「+」からフラッシャーリレーのIN側「49」へ接続。
2.既存フラッシャーリレーOUT側「49a」からウィンカースイッチ「54BL」へ接続されている線に分岐線を作り、ハザードスイッチの「49a」へ接続。
3.ブレーキスイッチからの配線と左右テールライトへの配線がリンクしている3本コネクターの中で、ブレーキスイッチからの配線をコネクターから外してハザードスイッチの「54」へ、同じく、ウィンカースイッチ「54St」からの配線をコネクターから外してハザードスイッチの「54f」へ接続。
4.ウィンカースイッチから左右フロントウィンカーへの配線をそれぞれハザードスイッチの「L」「R」に接続し、新たにハザードスイッチ「L」「R」から左右フロントウィンカーへ接続します。
5.ヒューズボックス(常時電源)からハザードスイッチの「30」へ配線を接続して終了。

※ちなみに、ハザードスイッチ本体がボディアースとなるため、点灯チェック等を行う際は、スイッチ本体を必ずダッシュパネル等にアースしてから行って下さい。
※また、フラッシャーリレーは既存のモノでも作動はしますが、リレーへの負荷が増えるため、12V用GERMANフラッシャーリレー 3本端子(EC-189)への交換をオススメします。

上記が全て正しく配線されれば、テールランプのブレーキ系統とウィンカー系統の制御は下記のようになります。
ウィンカーON時にブレーキを踏む=>ウィンカー側は点滅、反対側のみ点灯(従来のまま)
ハザードON時にブレーキを踏む=>左右とも点滅のまま(ハザード優先)
ウィンカーON時にハザードON=>左右とも点滅のまま(ハザード優先)

この配線方法なら元に戻す事も簡単ですので安心です。
ぜひ皆さんもトライしてみてはいかがですか?

1204ちなみに、ハザードスイッチノブは、純正ハザードスイッチ \5,400-(EC-181)に適合する'68年以降用(左写真:IN-165IN-166IN-168EC-265F)となりますので、ダッシュ下など見えない部分にハザードスイッチノブを付けてしまえば、オリジナルダッシュパネルを崩す事もなくスマートに追加できます!
スイッチ一式(5点)合計=9700円(税込)


1201aまた、ダッシュに取り付ける場合は、他のスイッチノブ形状と合わせてこだわりたいトコロですが、'68年以降と低年式用とでは、ノブ径・エスカッション径が異なるため、加工が必要となってしまいます。当社では、現在高年式スイッチに合う低年式タイプのハザードスイッチノブやエスカッションなどの製作を検討しておりますので、ぜひお楽しみに!
(※左写真は、スワップミートにて発見したUSED品の「TYPE-2 '63〜'66年用ハザードスイッチノブ」)