2008年11月22日

■リアの車高を下げた場合はご注意を!

1121bリアの車高に関しては、リアトーションバーの劣化等の為にスプラインを調整する事もありますが、それ以外にも、意図して極端に車高を下げている車も多く見掛けます。I.R.S.仕様のVWは別として、スイングアクスル仕様の場合、専用のアジャスタブルタイプのスプリングプレートや加工を施したブラケット、またはトランスミッションのレイズドKIT等が市販されており、それらを使用すれば通常、許容範囲内において車高を下げる事ができますが、さらにスプライン調整等を加えてリアタイヤが極端なネガティブキャンバーをきってしまっているVWは注意して下さい!!


1122dスイングアクスル仕様の場合、支点と支軸が決められてしまいますので、極端にネガティブキャンバーがつく程車高が下げられた場合、トランスミッション側に有るエンドギアにアクスルシャフトが常に(ストレートではなく)アングルが付いた状態で刺さった状況に成ってしまいます。スイングアクスル仕様においてアクスルシャフトエンド(スペード)部分はファルクラムプレートによってエンドギア内に固定されるのですが、この場合ストレートでは無く極端なアングルが付いてしまうため、常にファルクラムプレートとアクスルシャフトエンド(スペード)部分に負担が掛かってしまいます。アクスルシャフトのエンド部分がボール形状とかであればこの問題は起きないのですが、VWのスイングアクスル仕様のアクスルシャフトのエンド部分はフラットですのでこの負荷は避けられません。

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1122cそんな無理をして車高を下げた場合に起きてしまった結果が写真のアクスルシャフトとファルクラムプレートです。鉄と鉄が常に擦れあい異常な温度上昇も起きていた様で、溶け出した様子も伺える程です。
またこれらを押さえ込んでいたエンドギアにはクラックが入ってしまってました。
気を付けて下さい!!
リアタイヤに極端なネガティブキャンバーを付けるスタイルもありますが、その場合は必ずSHOPと相談して下さい!!



flat4_vw at 15:23VWメンテナンス