2018年01月10日

■EXCELLENT "1303S" CONVERTIBLE!

0110a前回のブログでは’73年式TYPE-1 1303S SEDANのディテール紹介を行いましたが、FLAT4東京本社にはもう1台の1303Sである”コンバーチブル”(’77年式)もあります!


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TYPE-1におけるコンバーチブルの歴史は古く、'49年には生産が開始されました。専用ボディとなるコンバーチブルはドイツのKARMANN社によって作られ、1303モデルにおいてもフロントクォーターパネルにそのエムブレムが掲げられています。

1303モデルにはセダン、スライディングルーフ、コンバーチブルがラインナップされていました。そしてコンバーチブルが最高級モデルとなります。


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コンバーチブルにおいて重要となるのが、トップのコンディション。ウッドボウや発泡材を組み合わせて作られているコンバーチブルトップはスティール製のルーフに比べて雨水や湿気の影響をダイレクトに受け易く、リペアするのも大変です。
こちらの車両はトップがキレイに張り替えられており、破れや縮み等も見られません!


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トップ同様に重要となるウインドーシール類も柔らかく、しっかりと組み付けられています。ウインドーフレームのクロームメッキもきれいに輝いています。


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コンバーチブルにはBピラーがなく、ドアウインドーを開ける際はウインドーフレームごとドアに収納され、リアクォーターのウインドーも開閉させる事が出来ます。フロントのウインドーは閉めたままリアクォーターだけ開ける事も可能です。


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コンバーチブルの特長はドアミラーにも見られます。コンバーチブル用はアームがラウンドしているのに対し、セダン用のアームは水平。コンバーチブルのベントウイングはフレームが分厚い為セダン用のドアミラーでは見づらい事からの変更ですが、何よりもアームの美しいフォルムが印象的です。


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コンバーチブルはセダンよりも上級グレードであった為、装備も豪華になり、セダンではオプション装備であったクロックがコンバーチブルにおいて標準装備となります。


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その一方、セダンにしか見られない装備もあります。ダッシュパネルに並ぶスイッチ類を見ると、セダンの方がひとつスイッチが多いのがわかりますが、これはリアウインドーグラスの熱線のスイッチ。トップが折り畳まれるコンバーチブルには熱線が装備出来なかった為です。

1303モデルのダッシュパネルのスイッチは仕向地等によってその数が異なる為スイッチのない部分にはカバーが付けられていますが、ダッシュパネルスイッチボードホールカバー(IN-169A)としてFLAT4で入手する事も可能です。


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1303モデルの特長的なダッシュパネルは、グローブボックスも専用品。フェルトマテリアルが貼られた仕切りが備わり、豪華になっています。長年の使用によりフェルトマテリアルが破れてしまっているものも多いですが、こちらの車両はコンディション良好です。

FLAT4ではこの1303モデルL.H.D.用グローブボックスをVW純正N.O.S.(IN-073A)にてご用意しております。数量限定ですの1303モデルオーナーの方は今のうちに入手しておくのをおすすめします!


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1303モデルのステアリングホイールは本来樹脂製のホーンパッドが備わる4スポークタイプとなりますが、こちらの車両はFLAT4 GTウッド(IN-180)をチョイス。

「ステアリングホイールだけEMPIスタイルのCAL-LOOK?」と思われるかもしれませんが、FLAT4 GTウッドのモチーフとなったEMPI GTステアリングホイールはMADE IN JAPANで、YANASEディーラーオプションの”GT SPORT”ステアリングホイールとしてもラインナップされていました。ホーンボタンも”GT SPORT”ステアリングホイールに装着されていたウォルフスブルグロゴ(IN-184)に変更し、YANASEスタイルを演出しています。


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1303モデルはL.H.D.(左ハンドル)とR.H.D.(右ハンドル)でボディに違いがあります。ワイパーピボットの位置が逆で、アームの倒れる位置も異なります。その為、R.H.D.(右ハンドル)の1303モデルではL.H.D.(左ハンドル)用のワイパーピボットホールが残ってしまう為ホールプラグが装着されています。フロントウインドーグラスがフラットであったトーションバーモデルや1302モデルでは見られなかったディテールです。


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フロント&リアのプレスバンパーはVW純正オリジナル。前回ご紹介した’73年式ではフロントフラッシャーがフェンダー上にありましたが、こちらの’77年式はフロントバンパーの中に組み込まれています。デコーストリップもVW純正オリジナルで、リアバンパーエンドに備わるカバーは、走行時に人や障害物の巻き込みを防止する為のもので、YANASEディーラー車ならではの装備です。


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’77年式の1303モデルは、ステアリング機構もグレードアップされています。’74年式迄の1303モデルはウォーム&ローラー(ボールナット式)タイプでしたが、’76年式からは現代車にも採用されているラック&ピニオンのタイプに変更されました。これによってステアリングの応答性が良くなり、ステアリングフィールも向上しました。

エンジンにおいて’77年式の1303モデルは本来コンピューターによって燃料を制御するフューエルインジェクション仕様となりますが、こちらの車両はキャブレター仕様に変更されています。キャブレターはダイレクトなアクセルレスポンスやメンテナンス性の良さ、リプレイスメントパーツの充実等多くのメリットがあり、’77年式でありながらキャブレターの良さを味わえるのは大きなポイントです。


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オープンエアーでのドライブを存分に楽しめるコンバーチブルで、1303モデルならではの豪華な装備や優れた足周り、そして空冷VWらしいキャブレター仕様のエンジン等、あらゆる魅力が詰まった’77年式TYPE-1 1303S コンバーチブル。ボディやインテリアのコンディションも素晴らしく、1303モデル&コンバーチブルファンの方に是非乗って頂きたい1台です!

’77年式TYPE-1 1303S コンバーチブル
車輌本体価格 2,180,000円(税抜き)
※詳細はこちら

flat4_vw at 16:50CARS FOR SALE