ヨコハマ

2010年06月12日

[備忘録] [写真] 横浜散歩

記憶の記録:「2010年6月ある日の横浜散歩」


泉町から鶴屋町、ハマボウルからダイエー、岡野からリズムの前を通って平沼橋を渡る。
ランドマークタワーを正面、今や白くなったガード下の脇、16号をまっすぐ。
創造空間9001を右に折れて花咲町。
ちぇるるを過ぎて右に折れ野毛山方面。
通りに古本屋、奥にブックカフェ。
irodoriyaの中を覗いてからUターン(接客中でした…)。
動物園は閉園が近づき今日は断念。
ちぇるるの前を渡って吉田町から伊勢佐木。
丸亀製麺でお腹を満たしてペットショップ。
踵を返して関内駅から横浜公園。
開港祭の出店群を冷やかしてから日本大通り。
リードなしで歩くコーギーのケツを追って歩けば象の鼻。
港湾労働者慰霊碑から脇道でジャック・カフェ。
JETを驚かせてから再び象の鼻。
猫を見つけられずに一路大桟橋。
浜風が肌寒くなってきたデッキから、パチリ、パチリ、も1枚ぱちり。

flicker_sanpo201006_4.jpg

flicker_sanpo201006_7.jpg

flicker_sanpo201006_6.jpg


開港広場やジャックカフェにはよく行きますが、デッキの上まで行くのは年に数えるほど。
風を感じられる最高に「抜け」のよいスポットですよね。
デートコースの定番かと思いますが(笑)、横浜で働き始めた時から好きな場所です。


flicker_sanpo201006_1.jpg

flicker_sanpo201006_5.jpg

flicker_sanpo201006_9.jpg

flicker_sanpo201006_2.jpg

flicker_sanpo201006_3.jpg

flicker_sanpo201006_8.jpg

flicker022 at 20:44|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2010年04月21日

備忘録 - ヨコハマのこと - 20100420

記憶の記録:2010年4月20日「ヨコハマのこと、ラウンジナイトのこと」


見も蓋もない言い方かもしれませんし、言う必要のないことかもしれませんが、「ヨコハマ」という括りには実はあまり興味がありません。背負う気持ちも担ぐ気持ちもあまりありません(もちろん誰にも頼まれていません)。
というかよくわかりません。
「東京」と口に出す時と同じように、途端に対象がぼやけてきます。
自分が捉え(られ)ているのは、あくまで人と人、点と点レベルです。
もちろん、「ヨコハマ!」と思ったことも過去の時期にありますが、少なくとも今はそういう気分ではありません。

(ただ、色々やってきたなかで自分に出来得る限りの分かりやすさを出すことも大事であると思うようにもなってきています)。

某外資系(当時)CDショップで働きだし、横浜で遊び始めてから今年でちょうど10年目になります。当初まったくのストレンジャーでしたが、今は客観性をどれほど持てているかわからなくなる時もあります。

横浜は、いち地方都市のわりに規模が少し大きすぎると思っています。良くも悪くも。野毛、みなとみらい、横浜駅西口、関内、元町、新山下、本牧…等々。毛色/特色の異なる中小規模の町が点在していて、それぞれが電車でないと行き来出来ないような距離関係にあることもしばしばです(だから、移動手段には自転車が最適なのかもしれません)。

クラブでもライブハウスでもない飲食店(=グラスルーツ)で行われているラウンジナイトは、そうした土地(中小規模の町と町)やそこに集う人と、人の繋がりを、無意識的に横軸でつないでしまう(あるいは横串で刺す)ような場になればいいなと僕個人的には思っていますし、2009年の1月から開催されてきて、「今がその瞬間かもしれない」と思ったこともすでに何度かあります。

音楽だけでなく、メシでもお酒でも、絵や映像、友達の友達やその友達の知り合いなど、何かひとつでもツマミ=コミュニケーション(会話=「会って話す」)するツールになるものが多くあればいいなと思いますし、実際あるのではないかなと思います。

自分は決して地方豪族ではありません。少なくとも「族」になんかなりたくないし。


「メディア」なんていうのは大げさで堅苦しいかんじもしますが、もし言うのならばあなたもわたしも歩くメディアです。お店もお酒も音楽も。新聞も雑誌もテレビも。同じひとつのメディアです。


また来月、軽い気持ちで波動を交換しましょう。

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

flicker_grassroots_20100420.jpg
[グラスルーツでは現在、4人の彫り師(HORIKEN/HORISEN/HORIICHI/OKAMOTO)の作品展『メゾンイセザキ ヨニンテン』を開催中]

-----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

不定期月曜開催(月に2回)

【SAGARAXX Lounge Night】
@横浜駅西口・GrassRoots

■Start 19:00
■FEE 500yen
■DJ:SAGARAXX, SAMATA and more

GrassRoots
http://www.stoves.sakura.ne.jp/new/grassroots/
SAGARAXX
http://www.sagaraxx.com/

flicker022 at 00:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年08月01日

[ヨコハマ] - 横浜市長中田宏氏へ

市長が辞めた。
任期途中で。
開港150周年を盛大なイベントに仕立て開催している開国博Y150の最中で。

Y150関連には毎年莫大な予算が組まれている。
以下。

《150周年・創造都市推進費(単位:千円)
平成18年度
1,169,358
平成19年度
2,359,400
平成20年度
6,789,003
平成21年度
6,179,924》*1

*1 横浜市:予算概要|150周年記念事業推進課
http://www.city.yokohama.jp/me/keiei/kaikou/outline/estimate.html


今年度はなんと62億円弱。

市が企画し仕掛けてきた博覧会の期間中にその市の首長選が行なわれるというのは、あまりに異例じゃないだろうか。
文化祭の開催自体を提案してきた実行委員会が会期中に途中で辞めたら無責任なことくらい誰でもわかる。

しかも当のY150は↓という寂しい状況である。

《中田市長が名誉会長を務める横浜開港150周年記念事業「開国博Y150」。9月27日までの会期で有料入場者数の目標は500万人だが、7月27日の時点で約64万人と、苦戦を強いられている。》*2

*2 横浜の中田市長辞職 「市政投げ出した」「残念」…意見さまざま - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/090728/kng0907282227005-n1.htm


50年に一度の大失敗博でしょう。

市が進めてきた「クリエイティブ・シティ・ヨコハマ」プロジェクトは、これからどうなるのだろうか。

150周年を目指して色々やってきたのだろうが、
来年、151周年になっても市民の生活は続く。
興したならば、せめて後進へのビジョンを残していくべきではないだろうか。

BankART、旧北仲BRICK/WHITE、ZAIM本館/別館、創造空間9001…、
どれも一過性なもので終わってしまうのだろうか。

151年目への「ビジョン」を中田氏の口からきちんと聞きたい。
まちづくりは最低でも10年をかけて行われるものであるはずだ。

そして、次の市長を冷静に選ばなくてはいけない。


▽「 退任のご挨拶 」平成21年7月28日 横浜市長中田宏
http://www.city.yokohama.jp/se/mayor/intro.html


□ヨコハマ経済新聞
▼【エリア特集】2006-07-28 - 北仲BRICK&WHITEの50団体を満喫できる10日間。スタジオ一斉公開する「北仲オープン」
http://www.hamakei.com/column/122/
▼旧桜木町駅舎にイベントスペース「創造空間9001」−横浜市 - 2007年09月14日
http://www.hamakei.com/headline/2669/
▼【エリア特集】2004-03-02 - ヨコハマは世界のアートの発信地になれるか?アーティスト支援実験プロジェクトの全容《BankART1929》
http://www.hamakei.com/special/1/

flicker022 at 22:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年06月03日

tags 20090603 - Y150メディア

開港150周年ということで、
色んな媒体でもヨコハマの情報が掲載されているのをよく目にしますね。
フリーなものを。

flicker_y150_media.jpgflicker_y150_media2.jpg

左:metro min.(メトロミニッツ)
[スターツ出版] 52ページ
「ヨコハマ・アート・コンシェルジュ」と題した特集。
BankART Studio NYK、ZAIM、大岡川沿いの日ノ出スタジオから大平荘スタジオまでの一帯、などなど。

中:ハマジン
[サンケイリビング新聞社横浜事業本部/横浜市市民活力推進局広報課] 36ページ
表紙にラ・マシン、洋食特集に「グリル・エス」、石川町の「洋食の美松」、野毛の「洋食キムラ」などなど。

右:JRグループの「横浜・神奈川デスティネーションキャンペーンGUIDEBOOK」
[2009ヨコハマ観光プロモーション推進協議会事務局] 56ページ
ヨコハマ・クリエイティブ・センター、ZAIMなど掲載してますが表紙の女性の笑顔以外見どころ特になし、、、。


「これは!」というのはまだ『横浜本』くらいしかないように思いますがどうでしょうか?

flicker022 at 23:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年04月23日

[ヨコハマ] - 横浜・小此木(おこのぎ)家

※この項目は書きかけです。とりあえずメモとして箇条書きします。

こないだ大岡川桜まつりに行った時に「おこのぎビル」というたいそう古そうな建物に目がいき、
「おやっ」と思い色々調べてみた。

自分は横浜の生まれ育ちではないのでこの辺りの地主や政治情勢に関しては疎いです。
とりあえずの結論としては、おこのぎ(小此木)家は横浜の開港以来の歴史に深く関わっているということ。

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

現在、僕も住んでいる衆議院神奈川3区の議員がおこのぎ八郎氏。
八郎氏の父が小此木彦三郎氏(八郎氏は三男)。
小此木彦三郎氏は衆議院旧神奈川1区の議員であり、彦三郎氏に秘書として11年仕えたのちに市議会議員→衆議院議員となったのが菅 義偉(すが よしひで)氏。
菅氏は彦三郎氏の死後にみなとみらい地区を含む衆議院神奈川3区から立候補し当選。
菅氏は現麻生内閣の重要人物とされており、自民党の選挙対策副委員長を務めている。

彦三郎氏の父・小此木歌治氏も衆議院議員であった。*1
小此木歌治氏は昭和14年7月から昭和17年5月までの横浜市会副議長。*2

*1 世襲政治家一覧 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E8%A5%B2%E6%94%BF%E6%B2%BB%E5%AE%B6%E4%B8%80%E8%A6%A7
*2 横浜市会歴代副議長一覧
http://www.city.yokohama.jp/me/sikai/seifuku4.html


おこのぎ八郎氏はつい先日(2009年3月25日*3)横浜での開催が決まった2010年APEC横浜誘致議員連盟の会長でもある。
ちなみにAPEC横浜誘致議員連盟と恊働している2010年APEC横浜誘致推進協議会の会長は中田宏横浜市長。*4

*3
《麻生首相は25日、来秋に日本での開催が予定されているアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議について、横浜市で開くことを決めたと明らかにした。》
--asahi.com
http://www.asahi.com/politics/update/0325/TKY200903250365.html?ref=rss
*4「2010年APEC横浜誘致議員連盟」要望行動について
http://72.14.235.132/search?q=cache:yJOvaoP_YRIJ:www.city.yokohama.jp/me/keiei/kaikou/jigyou/press/090306.pdf+APEC%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E8%AA%98%E8%87%B4%E8%AD%B0%E5%93%A1%E9%80%A3%E7%9B%9F&cd=2&hl=ja&ct=clnk&gl=jp


菅義偉氏と小此木八郎氏は不動産会社スルガコーポレーションから献金をもらっている。

《自民党衆院議員の菅義偉前総務相(神奈川2区)が代表の自民党神奈川県第2選挙区支部が、地上げをめぐって警視庁から家宅捜索を受けた不動産会社スルガコーポレーション(横浜市)から、2001−07年に計104万円の献金を受け取っていたことが7日、分かった。
 菅議員の事務所は「報道されるまで事件は知らなかった。全額返金した」と話している。
 また自民党の小此木八郎衆院議員(神奈川3区)が代表の同第3選挙区支部も03年から07年に計60万円の献金を受け取っていたことが分かった。小此木議員の事務所は「事件は知らなかった。03年以前に関しては調査中だ」と話している。》

--四国新聞社 2008/03/07 12:37
http://news.shikoku-np.co.jp/national/social/200803/20080307000249.htm


スルガ・コーポレーションは2008年6月に民事再生法適用を申請している。
経緯は以下。

《# 2008年3 月 - 立ち退き交渉を依頼した不動産会社「光誉実業」の社長などが弁護士法違反(非弁行為)の疑いで逮捕される。これにより、株価がストップ安となった。(2月末に1300円の値をつけていたが、3月中期に300円まで下落。)また、岩田一雄会長兼社長が社長職を辞任した。
# 2008年6月24日 - 民事再生法適用を申請。7月25日付けで上場廃止。》

--スルガコーポレーション - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%9D%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

※「光誉実業」は暴力団系企業といわれている。


スルガ・コーポレーション(駿河建設)がこれまで請けもって竣工したものは以下(これは凄い)。

《・神奈川中学  竣工2003.3
・大桟橋(横浜港国際客船ターミナル)  竣工2002.11
・横浜国際総合競技場  竣工1997.5
・横浜港国際流通センター  竣工1996.7
・環境事業局鶴見工場リサイクルプラザ  竣工1995.3

横浜中華街の10基の牌楼(門)のうち、6基を施工。その他店舗、中華レストラン等の施工も行っています。
・朱雀門・南門(スザクモン) 竣工1995.3
・延平門・西門(エンペイモン) 竣工1995.3
・玄武門・北門(ゲンブモン) 竣工1995.3
・地久門(チキュウモン) 竣工1995.3
・市場通りA門 竣工1995.3
・市場通りB門 竣工1995.3
・山下町公園 會芳亭(ヤマシタチョウコウエン カイホウテイ) 竣工2000.5》

--スルガコーポレーション
http://www.suruga.com/sekou/kanko.html
http://www.suruga.com/sekou/china.html



MM21計画は1979年にスタート。
株式会社 横浜みなとみらい21は、横浜市、神奈川県、独立行政法人都市再生機構(旧・都市基盤整備公団)、地権者、地元経済界の出資により作られた第三セクター。*5
一般社団法人 横浜みなとみらい21の設立に伴い平成21年3月末で解散。*6

*5 横浜みなとみらい21 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BF%E3%81%AA%E3%81%A8%E3%81%BF%E3%82%89%E3%81%8421
*6 横浜市 都市整備局 みなとみらい21推進課 一般社団法人横浜みなとみらい21設立 記者発表資料
http://www.city.yokohama.jp/me/toshi/mm21/press/20090224ymm.html


横浜博覧会(YOKOHAMA EXOTIC SHOWCASE '89 = YES'89)は1989年。


小此木彦三郎氏が議員を務めたのが1969〜1991年。
菅氏は1988〜1996年まで市議会議員、1996年から衆議院議員。
八郎氏は1993年から衆議院議員。


小此木歌治氏の孫に小此木歌藏氏という人がいる(八郎氏の兄弟なのかいとこなのかがはっきりしない)。
小此木歌藏氏は株式会社小此木の社長、神奈川倉庫協会会長、大黒ふ頭連絡協議会の会長。

小此木歌藏氏は横濱開港150周年の理事であり、*7
横浜写真アーカイブ実行委員会の委員長でもある。

*7 横濱開港150周年: 役員
http://www.yokohama150.org/y150/kyoukai/director.html

《私の四代前の祖父、小此木彦四郎が埼玉県大里郡泰村から横浜に出てきたのは明治の中頃である。開港以来、横浜に新天地を求めて日本全国から青年が集まった。わが先祖もそうした者の一人であった。彦四郎は横浜で竹屋を始めた。その子才三郎の代になって竹屋から材木商となる。才三郎は孫を養子に迎えた。それが私の祖父の歌治である。これからの話はその歌治の数多くあるエピソードのひとつである。》

--小此木歌藏「先人達の精神を次の世代に」
http://www.yokohama-album.jp/special/post_1.php
▼横浜の写真を一般から広く集め、共有するウェブサイト「みんなでつくる横濱写真アルバム−市民が記録した150 年−」
http://www.yokohama-album.jp/

▼おこのぎ八郎ホームページ
http://hachirou.com/
▼菅 義偉ホームページ
http://www.sugayoshihide.gr.jp/

--------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

ここまで4/23。
自分は横浜の生まれ育ちではないので、この一族の地元での微妙なニュアンスがわかりません。
何か教えてくれる方は下記までメールください。
mail to: infoあっとflicker022.com

flicker022 at 23:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)