2009年12月13日
■腰は低くしろ?
あなたがディフェンスの姿勢についてコーチから何か指摘されるとき、もっとも多いのが「もっと腰を低くしろ」というものではないでしょうか?
ディフェンスのフットワークの練習時にも、指先が地面につくくらいまで腰を落としているひとをよく見かけます。
また、試合中に「ディフェンスだ!」と自分に気合を入れるための儀式なのか、地面を手でたたくような仕草をして、腰の低さを確かめる選手もいます。
これらは、コーチの「ディフェンスでは腰を低くしろ」という指導の賜物でしょう。
でもこれ、本当に正しいのでしょうか?
■ディフェンスに必要なこと
腰を低くすると、足に力が入ります。当然ですね。
サイドステップをするときに、バンバンと音を立てて練習するひとがいますが、実際に腰を低くするとサイドステップはあんな感じになるのでしょう。
さて、「腰を落としたディフェンス」のよしあしを考えるために、「ディフェンスには何が必要か」という切り口から見てみることにします。
まず、あなたがめざすべきディフェンスは「抜かれないディフェンス」です。
そのためには、
●フェイクにかからないこと
●相手の動きをよく見て、すばやく反応すること
などが必要になります。
抜かれないようになったら、コースに先回りし、チャージングをもらったりカットしたりできるようなディフェンスをめざすことになるでしょう。
こうしたディフェンスになるためには、相手が動き出したら、すぐに自分も動き出せるような「早いディフェンス」にならなくてはなりません。
こうしたディフェンスを、腰を低くして足に力が入った状態で実現できるでしょうか?
■脱力が基本
ガチガチに固まった状態と、リラックスした状態、どちらのほうが予想外の動きに対処しやすいとおもいますか?
もちろん、リラックスした状態のほうですよね。
ディフェンスでもまったくおなじです。
足に力みがある状態では、予想しなかった方向に簡単には進むことができません。
いっぽう、リラックスした状態のときは、予想外の動きに対してもすばやく対応することができます。
基本的にバスケの動きの基本には脱力があります。
そうしなければ、早い動きはできません。
リラックスした姿勢でディフェンスをしてください。
■ディフェンスでも股関節を使う
とはいえ、ただリラックスするばかりでは抜かれてしまいます。
リラックスした「正しい姿勢」というのがあります。
ディフェンスの姿勢において重要なのは、次の2点です。
(1)骨盤を前傾させる
(2)股関節を外側に開く
(1)は、ハムストリングスをうまく使うためです。
(2)は骨盤を前傾しやすくするためと、股関節をよく動かすためです。
股関節の回転によって足を動かしたほうが、早いディフェンスになります。
■質問するほど、上達します!
何か質問があれば、大歓迎です!
ご質問・ご意見・ご感想はこちらのフォームまで。
メールやサイトにて回答させていただきます。
ほかのものとおなじように、バスケの上達にも質問はとても大事ですよ!
恥ずかしがらず質問できる人ほど、早く上達するんです。
あなたがディフェンスの姿勢についてコーチから何か指摘されるとき、もっとも多いのが「もっと腰を低くしろ」というものではないでしょうか?
ディフェンスのフットワークの練習時にも、指先が地面につくくらいまで腰を落としているひとをよく見かけます。
また、試合中に「ディフェンスだ!」と自分に気合を入れるための儀式なのか、地面を手でたたくような仕草をして、腰の低さを確かめる選手もいます。
これらは、コーチの「ディフェンスでは腰を低くしろ」という指導の賜物でしょう。
でもこれ、本当に正しいのでしょうか?
■ディフェンスに必要なこと
腰を低くすると、足に力が入ります。当然ですね。
サイドステップをするときに、バンバンと音を立てて練習するひとがいますが、実際に腰を低くするとサイドステップはあんな感じになるのでしょう。
さて、「腰を落としたディフェンス」のよしあしを考えるために、「ディフェンスには何が必要か」という切り口から見てみることにします。
まず、あなたがめざすべきディフェンスは「抜かれないディフェンス」です。
そのためには、
●フェイクにかからないこと
●相手の動きをよく見て、すばやく反応すること
などが必要になります。
抜かれないようになったら、コースに先回りし、チャージングをもらったりカットしたりできるようなディフェンスをめざすことになるでしょう。
こうしたディフェンスになるためには、相手が動き出したら、すぐに自分も動き出せるような「早いディフェンス」にならなくてはなりません。
こうしたディフェンスを、腰を低くして足に力が入った状態で実現できるでしょうか?
■脱力が基本
ガチガチに固まった状態と、リラックスした状態、どちらのほうが予想外の動きに対処しやすいとおもいますか?
もちろん、リラックスした状態のほうですよね。
ディフェンスでもまったくおなじです。
足に力みがある状態では、予想しなかった方向に簡単には進むことができません。
いっぽう、リラックスした状態のときは、予想外の動きに対してもすばやく対応することができます。
基本的にバスケの動きの基本には脱力があります。
そうしなければ、早い動きはできません。
リラックスした姿勢でディフェンスをしてください。
■ディフェンスでも股関節を使う
とはいえ、ただリラックスするばかりでは抜かれてしまいます。
リラックスした「正しい姿勢」というのがあります。
ディフェンスの姿勢において重要なのは、次の2点です。
(1)骨盤を前傾させる
(2)股関節を外側に開く
(1)は、ハムストリングスをうまく使うためです。
(2)は骨盤を前傾しやすくするためと、股関節をよく動かすためです。
股関節の回転によって足を動かしたほうが、早いディフェンスになります。
■質問するほど、上達します!
何か質問があれば、大歓迎です!
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ほかのものとおなじように、バスケの上達にも質問はとても大事ですよ!
恥ずかしがらず質問できる人ほど、早く上達するんです。