眠る投資家のひとりごと

複数のバランス型ファンドにバランスよく投資するというポリシーを実践して、メンテナンスフリーな運用過程をたどっています。投資資産のうち、90%はバランスファンド、残り10%は自己運用で株主優待のある会社などに投資しています。

2015年09月

フリーETFでTOPIXとJPX400などに投資

今日も日本市場が大荒れでしたので、自己運用資金からTOPIX、JPX400、新興国債券へETFで投資しました。

新興国債券ETFはコツコツと松井証券で約定代金10万円未満になるように投資しているのですが、今日はTOPIXとJPX400が指数以上に値下がりしていたので、投資に踏み切りました。

積み立てている3つのバランスファンドは日本株式クラスへの投資比率が少ないため、自己運用資金で調整しています。ただし、最高でも15%を超えないように気を付けています。今のところ概ね10%程度でしょうか。

とはいえ、来年のNISA枠用の資金とか、DC積立の資金も必要なので、自己運用も控えめにしないといけませんね^^;

バンガードの4つの基本原則(日本の投資家向け)

バンガードのニュースレター2015年9月号で「日本の投資家の皆さまが成功する投資家になるためのバンガードの4つの基本原則」が案内されていました(バンガードの公式HPでも公開中)。

以前から、「成功する投資家になるためのバンガードの4つの基本原則」を投資教育資料として公開していただいていたものを、日本円と日本籍投信を極力用いて、改変されたようです。

日本経済新聞電子版で「日本で『販売手数料なし』普及めざす」という記事を見ましたが、日本の投資家向けに投資教育資料を作成するということは、何らかのアクションを起こす布石でしょうか。

SBI証券や楽天証券などではIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)を通じた投資信託の販売を行っていますが、ひょっとしたらバンガードもIFA経由で投資信託を販売するのかも、と思い浮かんだりします。

今後もバンガードの動向に目が離せません。

フォルクスワーゲンよ、お前もか・・・

フォルクスワーゲンの排ガス不正問題がアメリカで発覚しましたが、ヨーロッパでも同様の不正を行っていたそうです。排ガス不正の対象車への対応、制裁金等々、相当の負担を強いられることは間違いないのでしょう。

それよりも、これまで築いてきたブランドイメージの棄損のほうが、はるかにダメージが大きいのではないかなと、私は思います。

ユーロ安の恩恵を最大限に受けているドイツの輸出企業、その中でもフォルクスワーゲンがこのような不正を行ったことは大変残念です。ほかのメーカーにも、同様な不正がなかったか調査をすすめるようですが、環境問題に対する意識の強いヨーロッパの企業で、このようなことが起こったことは、いまだに信じられません。

リソー教育、ストップ高ですか

監理銘柄(審査中)に指定され、上場来安値を付けていたリソー教育を、自己運用資金で200株買っていたのですが、会長兼社長が辞任ということで、ストップ高してました。

審査次第では上場廃止もありうるのですが、四季報を見る限り、たとえ上場廃止になっても持ち続けようかなという思いです。

GPIFが未公開株に投資するとのこと

ウォールストリートジャーナルで気になる記事を見つけました。

「GPIF、未公開株に約5億ドル投資へ」
http://jp.wsj.com/articles/SB10063581187792594737804581238013080476154?mod=WSJJP_hpp_RIGHTTopStoriesFirst

GPIFの運用資金全体からすると、極わずかな金額ですが、以前からアナウンスされていたオルタナティブ投資も徐々に進行しているということでしょうか。

GPIFの資金は、私たちの年金原資の一部ですので、目が離せませんね。

S&Pが日本の長期格付を「AA-」から「A+」へ引き下げ

S&Pが日本の長期格付を「AA-」から「A+」へ引き下げたようです。

下記URLが有料会員用の日経電子版記事ですが、見出しだけで十分ですね。
http://www.nikkei.com/markets/features/12.aspx?g=DGXLASFL16HJS_16092015000000

とうとう、「シングルA」になってしまいましたか^^;
このあたりで留まって、「トリプルB」まで落ちるのは、見たくないですね・・・

ましてや「ダブルB」・・・悪夢ですね (((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル



定期積立しているバランスファンドの比較


毎月積み立てている3つのバランスファンドを久々に比較してみたいと思います。

jp










青ライン:セゾン・バンガード・グローバル・バランスファンド
赤ライン:eMAXISバランス(8資産均等型)
緑ライン:世界経済インデックスファンド

上記チャートは2年間です。なんだか、世界経済インデックスファンドとeMAXISバランス(8資産均等型)の成績がさえません。セゾン・バンガード・グローバル・バランスファンドとの差は、新興国への投資比率の差であると判断しています。

セゾン・バンガード・グローバル・バランスファンドの特長は、各地域の株式・債券市場の時価総額を勘案して投資比率を決めていますが、世界経済インデックスファンドの特長は、各地域のGDP(国内総生産)総額を参考にして、投資比率を決めています。eMAXISバランス(8資産均等型)はファンド名の文字通りの投資比率です。

こうした、ファンド特性の違いが価格変動の差として表れてしまいます。複数のバランスファンドに積立投資している理由は、こうした特性の違いを組み合わせることで、より良い運用ができるのではないかという、私の個人的な考え(妄想?)によるものです。

これが、効率的なのか、本当により良い運用ができるかは正直不明ですが、どうしたら投資を継続し続けることができるか、という試行錯誤の結果から生まれたアイデアが、「複数のバランスファンドにバランスよく投資する」というものでした。

これからも、資産の9割はメンテナンスフリーのバランスファンドへ、残り1割は自己運用というポリシーで資産運用を続けたいと思っています。

楽天証券でDC向けファンドを新規取り扱い


楽天証券が三井住友アセットマネジメント株式会社のDC向けファンドを4つ新規に取り扱うようです。

その4つとは、
・三井住友・日本債券インデックスファンド 信託報酬(税込)年0.1728%
・三井住友・DC外国債券インデックスファンド 信託報酬(税込)年0.2268%
・三井住友・DC新興国株式インデックスファンド 信託報酬(税込)年0.6048%
三井住友・DC全海外株式インデックスファンド 信託報酬(税込)年0.2700%

とうとうDC全海外株式インデックスファンドが登場しました。待ちに待っていた方も多いのではないでしょうか。ちなみに、野村証券のDC向け投資信託で、DC全海外株式インデックスファンドを疑似的に再現してみました。

先進国株式(信託報酬(税込)0.2376%)と新興国株式の(信託報酬(税込)年0.6048%)比率を9:1とした場合の信託報酬を加重平均すると、0.27432%とわずかに及びませんでした。

しかし、このような流れが加速すると、上場ETFの信託報酬が気になってきます。ちなみに上場インデックスファンド世界株式(MSCI ACWI)除く日本のETFの信託報酬(税込)は0.324%(+その他費用0.1%上限)です。時価で売買できること以外に、ETFの優位性が無くなってしまう気がしてなりません。

楽天証券が動けば、他のネット証券も黙っていないでしょう。今後の対応が面白くなりそうです。

2015年9月FP2級試験の反省


2015年9月FP2級試験の反省です。

過去3回分の問題で出題されなかった点について、考えてみたいと思います。

【学科試験について】
問題9で貸借対照表の財務比率の計算方法に関する問題が出ました。悩んだ末に回答したものの、間違いでした。FPの実務でも、一般事例として財務諸表の見方を説明する機会が増えているのかなぁ、と今になって思います。

また、問題52で贈与税の連帯納付義務に関する問題が出ましたが、離婚時の財産分与とか、年金分割から類推すると、配偶者に連帯納付義務があるだろうと思いましたが、実際は贈与者に連帯納付義務があるようです。もちろん、解答は間違いでした^^;

【実技試験について】
問題3で決算短信〔米国基準〕(連結)からPBRとPERを求める、計算問題が出題されました。例年、会社四季報から出題されていたのですが、見慣れていない人にとっては、どこに何が書いてあるか、すぐにわからないかもしれませんね。ただし、会社四季報のように文字でどっさり埋まっているわけではないので、落ち着いて見てみれば、「1株当たり株主資本」と「1株当たり当社株主に帰属する当期純利益」の欄が右端にあることがわかると思います。FP協会側がパターン化した既出問題を変えてきたようですね。

【総括】
やはり過去問を数多く解いておく方が、正答率向上につながると、つくづく思いました。学科の選択肢のなかには、見慣れない用語が若干見られましたが、どれが確実に正しいか、誤っているかを判断できれば、惑わされず得点できたのではないかと思います。

【最後に】
次の上位資格としては、FP1級やAFP、CFPがありますが、すでにAFP認定研修は終了しているので、正式なFP2級の合格結果を待てば、申請するだけでAFPは取得できます。FP1級とCFPは、金融関係の会社に就職できれば、チャレンジしてみたいと思ってます。

FP2級試験、自己採点で合格圏内


本日、某大学にてFP2級試験を受験してきました。自己採点ですが、どうやら合格できたみたいです。

学科がなかなか曲者でしたが、得意の金融分野で点数を稼いだのと、苦手な相続税分野でも過去問をこなしたおかげで、良い得点が得られました。

正式な合否結果は来月27日なので、楽しみにしています。
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