2015年09月16日

2015年度 パラモーター日本選手権FLY&FUN in 遠別 レポート

8月21日-028月23日-03



2015年度 パラモーター日本選手権FLY&FUN in 遠別が無事に開催されました。
JPMAパラモーター日本選手権in遠別 報告

レポート 朝日 永光
8/21(金)公式練習日
8月21日-018月21日-038月21日-048月21日-05







朝早くから多くのスタッフ及び選手が集まった。選手も自発的に会場準備を協力してくれる。準備開始時間前に概ねの準備が整った。風の状況はとてもよく北北西の風4m/s程度、結局、終日この風が続いた。
9時よりブリーフィング。空域の説明、注意事項を確認し、公式練習開始。選手はそれぞれ北の大地の空を駆け巡り、エアコーンを使用しスラローム競技の練習を行う。公式練習は15時まで。
良いコンディションなので、追加して18時までフリーフライト。ブリーフィングの上、競技第1日目は6時集合とする。

8/22(土)競技第1日目

8月22日-018月22日-028月22日-038月22日-04








朝、6時30分、集合でブリーフィング。早朝から東の風5m/s~6m/s(地元ではヤマセというらしい)。昼頃には少し北よりにふって、風も2m/sほど落ちそうな予想。
北海道留萌振興局長、遠別町長を来賓に迎え、開会式を行う。地元町長も風は落ちます。とは言ってくれるが、一向に落ちる気配はない。まずは昼までウェイティング。昼食はNPOから取り寄せた丼と町長が差し入れてくれたソイ汁を楽しむ。午後に期待した風の弱まりもなくかえってブローも入り、天気は快晴なのに風はますます荒れてくる。天気予報は悪くないがずっと東の風、15時に競技第1日目の中止を決定した。ブリーフィングで、第2日目は早朝に賭けて6時前にはブリーフィングすることを告げ、自由時間とする。多くの選手はこの時間に地元の旭温泉を楽しんだ。


8月22日-05

夜は地元NPOの関係者の経営する飲食店からオードブルを会場テントに取り寄せ、本部テントで懇親会を開催。遠別町長も参加していただき、大いに盛り上がった。






8/23(日)競技第2日目

朝、6時にブリーフィング。第一日目同様の陸風ではあるが、やや弱く北北東の4m/s。今日も同様に風は強まる見込み、朝の一番に賭け、競技を開始、TASKは第一日目発表のとおり、選手権クラスはテイクオフ&ターゲットと通過ポイント数ナビゲーションの複合TASKをする。ただし、風の強まりが予想されるため、競技時間は1時間に限定。

さっそく選手権よりフライト開始。選手はぞくぞくテイクオフしていく。風は強くすいすいとは風上に進んでいないが、20km/hは出ていそう。
選手権クラスにつづき、FLY&FUNクラスもスタートした。FLY&FUNクラスのTASKはせっかくの北の大地でのフライトなので、強風だがテイクオフ&ターゲットとパイロンさがし(5km以内の北と南2か所に吹き流しを立て、そこに置かれたパイロンの色を探してくる競技)。FLY&FUNクラスが、テイクオフをはじめしばらくすると早々と選手権クラスが、ぼちぼち戻ってくる。早い帰着だ。風が強く。早めの帰着を選択したらしい。
選手権クラスはそれでも多くは10以上のパイロンをとり、最高は総数の半分以上を取る24をとった五十嵐選手だった。その後はだんだん風が上がってきたため、8時30分にはゲートクローズ。その後、風のおさまりを待つが、結局これ以降、風は落ちず、12時に競技終了を決定。13時より閉会式を行う。
結果は集計表のとおりだったが、2TASKだけのため、テイクオフランディングを確実に決めた小川選手が優勝となった。また、通過ポイント数ナビゲーションも21とった選手もいたが、スタートパイロンの取り方で順位を落とすなど、数少ないTASKではあったが、ドラマは多くある大会となった。

8月23日-018月23日-028月23日-048月23日-05







 残念ながら、今大会の選手権はJPMA日本選手権-競技規定6-1により不成立となり、(一財)日本航空協会公認の日本選手権者は輩出することができませんでした。
 最後は恒例の選手・スタッフ全員での集合写真撮影。次の日本選手権に思いをはせながら、大会は終了しました。


レポート:滝野 浩

北海道ブロック代表理事として、またパラモーターパイロットとしても、今大会に各地から遠征してくる皆さんを迎えるべく8/20(木)苫小牧から遠別を目指した。
深夜1時、大会会場近くの道の駅に到着すると、駐車場には内地ナンバーのパラモーターを積んでいる車が既に数台駐車しているのを発見した。道内の選手も遠別までの道のりは遠く、お疲れ様と思いながら、とりあえず仮眠をとって翌日に備えることにした。5時頃に目を覚ますと、既に選手たちの車が見えない。こりゃ、やる気満々だ。
早朝6:00の会場は、北西3m/sで、飛ぶには万全の風だ。
だが、8/21(金)公式練習はスタッフミーティング後からに予定していたのだが、一刻も早く飛びたい選手が早々にフライト準備を終えて、もう飛んでもいいかとそわそわ打診してきた。
少し早い時間なのだが、遠い北海道へようやく到着した選手が疲れも見せず、飛びたい気持ちも充分に理解できる。そこで、可能フライト空域と注意事項をよくよく説明し練習フライトを許可した。すると数名の選手がそれにつづき、限られた空域ではあったが遠別のビーチ上空にパラモーターが華を咲かせ気分は高まった。既に地元の実行委員会が事前に大会予告を行ってくれていたためだろうか、御近所の方々や道の駅で空を見上げた人たちがわざわざ見学に来られて、多くの質問を浴びた。
8時少し前になると、出勤前の笹川遠別町長が立ち寄って下さり、労いの御言葉を頂いた。あとは良い天候が続くことを願うばかりだ。
ブリーフィングタイムになり、選手達への説明、機材チェック等を終え、公式練習日のゲートオープン。この時点でまだ十分に飛べる風、選手たちはプレッシャーの少ない北海道の空に思い思いに散らばって飛んで行った。しかし、風は安定はしているものの、次第に強まっていく。天候は良く遠くには利尻富士も見えるほどなのだが。それでも選手たちは、飛びたくてたまらない様子。美しい北海道の景色のなか、安全の為に空域を制限された中で思い思いに練習フライトを堪能していた。おまけに昼食には、地元の方から贅沢なジンギスカン丼が用意され、それはもう大好評で、美味しそうに味わい御満悦だった。次第に、風向きも北北西に向きを変え、収まってきたところで遠別町マスコット(の人)をタンデムフライトにご招待。20分間の空の旅を楽しんでもらうこともできた。

8/22(1日目)
早朝4:15。外は晴天だ。しかし、この時点で既に風はかなり強い。会場に到着し、開会式を終えても風は一向に収まる気配を見せない。
地元の方々への感謝の意も含め、パラモーターによるお菓子まきフライトを予定していたのだが、これはやむなく断念。だが、苦肉の策で、クレーン車に機材を装着させ、吊るした形でのお菓子まきを実施!?およそ6-70人の方が参加で楽しく終了した。
パラモーターは天候に左右されるスカイスポーツであり、風待ちは大会だけではなくよくあることだが、この北海道の地まで赴いた選手達は、さぞかし飛びたくて堪らなかっただろう。そんな気持ちを納めてくれたのが、昼食に用意され北海道ならではのホッキカレーと、笹川町長からの差し入れ そい汁、煮つけ、お刺身だった。(ご配慮に、心よりお礼申し上げます。)

残念ながら、このあとも、風が収まる気配を見せず、15:00には、第一日目の競技はキャンセルとして終了した。夕方に予定された親睦会時間まで、選手たちは地元の温泉に行ったり、少し足を伸ばして観光したりと思い思いにくつろぎ、のんびりとした時間を過ごしたようだ。
親睦会では、翌日の競技実施と大会成立を願いながら、飲んだり食べたり。
(北海道動力パラグライダーフライヤーズ協議会様よりビールの御提供を頂きました。ありがとうございました)

8/23(2日目)
早朝4時過ぎ。恐る恐る外をのぞくと、風は昨日ほどの強さではない。これなら、なんとかいけるのではないかと、風が落ち着いているうちにとにかく1本でもTASKを消化させるべく、手際よくスタッフは準備を行い、慌ただしく競技が開始された。
テイクオフタイムが設定された為(6:15から7:00)どの選手も早々にフライト準備を終えて飛び立っていった。とくにFLY&FUN部門(パイロン探し競技)の選手にとっては、慣れないエリアでの強めの風ということもあり、フライトキャンセル判断をした選手や安全のためアウトランディングした選手もいたが、自身の技量を把握し飛ばない勇気を持って判断した事は評価に値する。
この日も風の状態が落ち着くまでウェイティングとなってしまった。丁度この日、遠別町の農業祭が開催されていることを聞きつけ、昼食までの時間を観光に切り替えた選手も。
選手達にはもっと飛ばせてあげたかったと心底思うが、自然には逆らえない。大変残念だが、風の状態が良い方向には向かわないと判断し、競技は終了させ、13:00には閉会式を行うこととした。
それでもこのコンディションの中、貴重なフライトで得点を残した選手の順位は以下記載の通りだ。

【FLY&FUN 総合結果】(敬称略)

1位 JP3570 姉崎嘉徳 700pt (宮城県/泉が岳パラグライダークラブ)
2位 JP0124 玉手勇一 560pt (北海道/マオイスカイスポーツクラブ)
3位 JP0481 高橋健一 360pt (宮城県/泉が岳パラグライダークラブ)
3位 JP2570 高橋恭二 360pt (福島県/FLIGHT STAGE FREE)
5位 JP3064 松田廣勝 260pt (宮城県/FLIGHT STAGE FREE)
6位 JP2525 根上茂治 200pt (静岡県/静波スカイスポーツクラブ)


【選手権 総合結果】(敬称略)
優勝 JP2041 小川光之 1283pt (埼玉県/NODA Fly Do)
2位 JP0067 五十嵐亮弥 1200pt (山形県/庄内スカイスポーツクラブ)
3位 JP0604 川崎義弘  992pt (静岡県/静波スカイスポーツクラブ)
4位 JP2033 島津健一  700pt (宮城県/FLIGHT STAGE FREE)
4位 JP3368 籔下健太  700pt (大阪府/琵琶湖MPPGC)
6位 JP1921 杉本轉    542pt (静岡県/遠州灘スカイクラブ)


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この度の大会開催に、絶大なるご協力・ご支援を頂きました関係者の皆さま、本当にありがとうございました。競技そのものは天候の状況で思う存分フライトできなかったことは残念でしたが、数少ないフライトの中でも選手たちは地元の景色を充分に楽しみ、更には美味しい食事をも楽しみ、おかげ様で無事に大会を終了させることができました。重ねて感謝申し上げます。

北海道新聞地方版大会レポート-01
Posted by mikabo2416 at 17:17│ 地域ブロック情報 | 競技プロジェクト