2016年12月05日

2016年度 パラモーター日本選手権FLY&FUN in神崎 レポート/アルバム Vol.02

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2016年度JPMAパラモーター日本選手権/FLY&FUNは7年ぶりに関東での開催となりました。新たな顔触れの選手達が終結した大会となり、
そして、新チャンピオンが誕生しました。
千葉県神崎町は、発酵の里こうざきとも呼ばれ、自然と歴史にはぐくまれた昔ながらの発酵食文化が根付いた町です。
千葉県の北部にあり利根川に面した豊かな水と肥沃な土地に恵まれた場所。地元、水郷パラモータークラブの皆さんの御協力を得て開催されました。
10/28(金)公式練習日

朝早くから多くのスタッフ及び選手が集合しました。関東での開催となり、会場までのアクセスも良かったことから、例年になく、選手やスタッフ、関係者など合せ
100名近くの規模になりました。
また、神崎町地元の水郷パラモータークラブの心強いメンバーが会場準備などにも大きな力を貸してくださり準備が整いました。

この日の天候は、曇り。夕方には雨との予報も。風の状況は弱く北の風1~1m/s程度。結局、午後になって雨が降り出すまでは、このような風が続きました。
9時よりブリーフィング。飛行空域説明や注意事項を確認し、公式練習の開始。今回の選手権会場と飛行空域は、成田空港より約20km北に位置するため、
飛行高度は200mまでに制限され、東部の一部のみ1000mまでは可という制限が設定されました。
練習日、選手はそれぞれ練習フライトを行いました。エアコーンを使用しスラローム競技の練習も行いました。残念ながら、午後になると予報より早く雨が
ぽつぽつ振り出してしまい公式練習は15時までに。ブリーフィングの上、明日の天気は良くなることを祈念し、競技第1日目は、いつもの通り早朝6時集合としました。

10/29(土)競技第1日目
6時00分集合、6時30分ブリーフィング。早朝から北の風1~2m/s、青い空とまではいかないものの、ビッグTASKの可能性が高い競技日となりました。
選手権クラスの最初のTASKは「通過ポイント数ナビゲーション」と「TO&LD」の複合TASK。
まず7時から神岬町の石橋 輝一町長にも参加いただき、開会式が行われました。選手宣誓は昨年優勝した小川選手によるものです。
選手権クラスは最初のTASK「通過ポイント数ナビゲーション」と「TO&LD」の複合TASKを実施。ただ、風がそよそよでなかなか出られない人も見受けられます。
TASKは90分制限(スタートパイロンとエンドパイロン間の時間)の時間内にどれだけ多くのポイントをとるかという内容。GPSのログ機能を使った競技で、
世界選手権ではスタンダードな仕様となっているものです。風が弱くて出られなかった人、GPSにデータがとれていなかった人、エンドパイロンをとれていなかった人、
90分制限をオーバーした人、そして90分飛ぶ中でエンジンの調子を悪くし、アウトサイドするなど大きなタスクでつきものの、いろいろなストーリーが生まれました。
FLY&FUNクラスは選手権クラスのTOのあと競技スタート。普段、海岸エリアでフライトしている選手には、少々厳しい風の弱さだったようです。
昼になっても風は弱く、午後のTASKを発表。選手権クラスは「ピュアエコノミー」と「TO」の複合という内容。
選手権クラスは、本部前で役員と選手相互による燃料確認と計測作業。充填する作業を行い、ゲートオープン、ゲートクローズのまでのTASKスタート。
 選手にとってエコノミータスクは慣れたもので、2リットルの燃料で、どれだけの時間が飛べるかという競技です。結果的には、午後からうす曇りはあったものの、
燃料を使わずに済む大きなサーマルが期待できず、最大で1時間弱のフライトとなりました。

この日の夜は、地元の公共施設-わくわく西の城-で懇親会を開催。全国のフライヤーと地元のフライヤーと、パラモーターフライトの話題で盛り上がりました。
また、それぞれのグループ代表による地域情報も発表(自慢)するなどで、和気あいあい。最後には
恒例ワンコインじゃんけん大会で更に盛り上がり、神崎の夜を楽しみました。
10/29(日)競技第2日目 
 6時30分にブリーフィング。今日は朝から2~3m/sの風がある。今日もベストコンディションか?とまずはFLY&FUNクラスから、大きなTASKからのスタートとなりました。
 選手権クラスは FLY&FUNクラスの出を待ってのスタートとなりました。最初のTASKは「ボーリング・TO」の複合競技。第2日目であり、日曜日で地元の観客も
見込めるため、エリアで行う精密・精度種目を中心としたTASKとなりました。
ゲートオープンのころとなると予想より風が強くなり、FLY&FUNクラスで前に進んでいない選手も出没するあり様。その後、一部アウトサイドランディングもあったものの、
粘ってもどってくる選手も多くいました。
FUN&FLYクラスは風が強くなって、途中で中止し、第2日目の競技を終えました。
また、曇り空の中でしたが、選手や愛好者によるデモフライトも選手や地元の方々の眼を楽しませました。
選手権クラスは、少々風は強いが、予定通り「ボーリング・TO」の複合競技を実施。
今年からボーリングのピンの数も増え、さらにエリアのふちにある土手の影響でなかなか厳しいTASKとなったようです。
 日本選手権常連選手も、なかなかきれいにピンを倒すことができず、シビアな競技に。風の強弱をうまく利用できた選手が、得点を獲得できました。
 選手権クラスは最後に精密・精度TASKである「TO.LD」の競技を実施。「ボーリング」競技同様に、風の変化に翻弄され、LDを取れる人が非常に少ない状況でした。
しかしながら、会場には多くの地元ギャラリーも詰め掛け、目の前で繰り広げられる、選手の真剣なターゲット狙いのフライトに会場は非常に盛り上がりました。
そのような状況の中でも「LD」のポイントを確実に稼いだ選手が、上位に入りました。
 結果、選手権クラスでは7つのTASKが成立し、まんべんなく得点を重ねた田村高章選手が、初優勝。初の日本選手権者となりました。
その他2位、3位には大会常連・東北組の五十嵐選手・島津選手が続きました。
FLY&FUNはいろいろな競技を同時に行う複合競技を楽しみ、川上選手が、栄冠を獲得しました。FLY&FUNクラスでは、初の安全に関する競技内容も設けての実施でしたが、
今後、更にその内容を極めていく予定です。

今回のように首都圏近郊での大会ではとくに、その地域に根付いて活動しているクラブの御協力もあることで、充実した大会を実施する事もでき、選手も多くさらにフライト仲間や
見物客を集めることができ、非常に有意義な大会となりました。
日本パラモーター次の協会では、これからも、面白く興味深い競技内容を準備していきます。皆さんまたお会いしましょう。

ご協賛各社(順不同・敬称略)   たいへんありがとうございました。心よりお礼申し上げます


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FLIGHT SYSTEM
フライプロダクツジャパン
EXCEL PARAGLIDERS
ファルホークインターナショナル
LOOP PARAMOTORS
寺田本家株式会社(酒造業)
鍋店株式会社・神崎酒蔵
平甚酒店
■神山酒店
こうざき自然塾有限会社
■東農場
成田ゆめ牧場
■ヤンマーアグリジャパン株式会社 佐原神崎支店


FLY&FUN 5位 三井由美子(千葉)3442
『今年は千葉県神崎町での開催です。FLY&FUNに皆で出場しよう』とスクール長からの発表に、普段から安定した海風でのんびり楽しく飛んで満足していた私の頭の中は大混乱。
『知らないエリアで飛ぶってどうなの?大会って緊張するでしょ!』と、最初はかなりネガティブ。しかし有給休暇の手配を済ませてからは、
競技内容は?練習も必要!機材の点検・整備も!と前向きな私に。
大会初日
競技1本目、風予報を信じ、良い風を待ったもののフライト締切時間が迫り、苦手なフロントでかなり手こずりながらようやくテイクオフ。何とかタスクをこなし得点をゲット(ほっ)
2本目には、徐々に風が上がり、シークレットポイントまで辿り着くことができず、得点が伸びなかった。
競技二日目
3本目のタスクでは、自分でもかなり意地になって、日頃飛んだ事の無いような強風下でのフライト。無事にランディングした時、駆け寄る仲間の顔を見たら、それはもう緊張がどっと解けました。
結果は5位入賞!諦めずに頑張って本当に良かった。
今大会では、女性フライヤー2名の参加があり、事務局より特別にレディース賞が設けられ、とっても美味しい神崎町産新鮮野菜の詰合せをそれぞれに頂きました。
『女性フライヤーの皆さん!私でも楽しめました。是非、大会に参加してみて下さい。』
其処此処で頂きました皆様からの『頑張って!』『いつも通りにね!』『大丈夫!行ける!』『負けるな〜!』の応援は本当に心強かったです。心から感謝しています。
また、会場の神崎町の皆様、競技役員の皆様、本当にありがとうございました。

FLY&FUN1位 川上陽介(東京)3580
■競技
安全確認の上でテイクオフ 爆弾落とし シークレットマーク エンジンカットでターゲットランディング
上記の組み合わせで合計3本を行った。
■感想
風が、無風から6mくらいの強風まで変化が激しく、安定したコンディションではなかった。
また前日の雨で、エリア地面は、大きな水たまりもあり、ぬかるんだ状態でもあった。
こうした条件で、オープンクラスでは、マーカー落とし シークレットマークが、採点に採用されないフライトもあり、確実にテイクオフ、ランディングができることが、高得点に結びつく結果となったと考えられる。
基本に忠実に、安全にテイクオフ、ランディングする技術は、地味だが、そうした技量を結果的に競える大会であったことは、JPMAのオープンクラスの大会としては、良かったのではないかと思う。
次回、一層そうした基本的な技術を確実にこなせるような競技内容になれば、オープンクラスの大会の意義も深まると思う。例えば、マーカー落としは、運不運に左右されるので、複数本のポールキックの方が、一定高度をまっすぐ飛ぶという基本技術の差がはっきりするのではないかとも思った。
P.S.
まさか自分が優勝するとは思ってなかったので、ビックリ!この年で、なかなかトロフィーとかいただくこともなく、ありがとうございました!これからも末永く趣味として続けたいと思う。
うたた
選手権6位 杉本轉(静岡)1921

●今年は早く地図が届いて良かった!と思ったが、地図の把握などで、結局は出発日までドタバタが続く。

●金曜日の練習日フライトが設けられていなければ利根川沿いの広大な畑はみんな同じ形に見えるが、実際の上空からの神崎エリアはさすがに綺麗!杉山会長はじめエリアの皆さんに感謝。
しかし、高度制限200m規制からの地形は全くイメージが違い、天気も下り坂でパラパラときたためすぐ引き返す事になってしまう。もっと神崎エリアのフライトを楽しみたかったが。

●競技初日は水浸しの中、無風で北〜西までコロコロと変わるテイクオフでした。でも、北西に思いっきり走り、やっと浮きました。今日は上空250mまではOKで、オーッ、よく見える!昨日、I澤さんが教えてくれた用水路がくっきりと目印となった。禁止ゾーンには絶対に近づかないよう注意しながら佐原の町並みを遠目に見ることができ、その喜びもつかぬま、ブルルルーン、プス、プスーン…。スロットル戻すと止まりそう…。とてもとても東関東自動車道は超えられそうにはない。左ターンで、与田浦、用水?沼?ポイントをクリアした所でエンスト!田んぼのあぜ道にサイドフォローで伸びる伸びる。アーツ、昔も同じような事が!ピストン穴あきか?
上空を通過する機体に手を振るも、まったく反応無し・・冷たいなぁとしょぼん。寂しく回収車を待つことになる。、暇なので少しリコイルを引く・・あれー?穴はあいてない!神崎の神様有難う!
(ピストンカーボン落とし、ガスケット交換、キャブ清掃済み、プラグ、新品イリジュウムム)
中古のプラグに交換すると、1発始動。余裕見て1mmリッチに・・煙が見える・・午後はエコノミーだけど仕方なし!なんとか間に合った。

●最終日は朝から強いが競技キャンセルまでに至らず良かった!最後にかけることにしたが、みんなショート
トリム開放近く修正…まだ短い…最後のピッチング1発…チョット伸びた…ボトルに届いたーッ。
これで、ぎりぎり挽回できました。
(神崎の皆さん、スタッフの皆さん有難うございました。今度は暖かい時にジェットスキーを見ながら飛んでみたい)

FLY&FUN3位 佐々木孝文(宮城)3607
2016年10月28日、午前4時、最近できてない海釣り以来の早起きで千葉県神崎町へ出発です。所属の宮城県のフライトステージフリーチームからは、選手6名、応援1名の参加。
エリアに到着すると、前日の雨による水たまりがたくさん。え、これは無理でしょ。と思っている中、ブリーフィング、競技説明、競技開始とどんどん進んでいきます。
まずはTASK1、エンジン始動の安全確認も組み込まれた。普段もしていますけど?でも、必要なことだと実感。
いよいよ自分のTO、普段通りでいいのだ、それでいいのだと言い聞かせてなんとかTO成功。
シークレットパイロンを探しに利根川下流へ、川幅が広い。真ん中でエンジンが止まったら!?と思うと、ビビリで川沿いを飛行した。LDは泥で滑って、スッコーン。まあ、いつも通りって言えばいつも通り(笑)
そんなこんなでの3位って?実にうれしかったです(笑)
3日間を通じ、いつもと違うエリア、いろんな風の状況で飛べて有意義でした。事務局様、水郷モーターパラグライダークラブの皆様、他のスタッフの皆様に大変お世話になりました。燃料はいっぱい積まないとダメ(笑)
来年も時間が許す限り参加したいと思います。ありがとうございました。

選手権4位 野村頼克(東京)3360
回初めて選手権に参加した。振り返るといろいろ反省点もあるが、初出場で入賞でき、大変嬉しく楽しませていただきました。
【大会1日目】
[タスク1]ナビゲーション
 準備不足だった。NFZやチェックポイントを白地図に色を付ける作業を前日の夜に行い、コース取りは飛ぶ直前に決めていたので、飛んでから迷うことが度々あった。田んぼの中のチェックポイントが分かりにくく、迷って蛇行し、無駄が多かったと思う。結果、自分で通過したつもりのポイント数は32個だが、通過が認められたのが23個で、9個を外していた。 この競技は準備が重要であると感じた。
[タスク2]ピュアエコノミー
 私は、キャノピー性能に対し体重が重めであるため、34分でガス欠となり下りてしまった。50分以上飛んでいる選手には、橋のリッジを利用して長時間飛んでいる選手もいて、この競技は風を読んで良いポジションを取ることが大事であると思った。
【大会2日目】
[タスク3]ターゲット・ボーリング
 オーバーヘッドアプローチで、高度50m以上でエンジンカットすることとなっていた。私は60mくらいで進入・エンジンカットした。この高度では余裕がなく慌ててしまい、ターンしながらピンの並びの方向に合わせて下降したが、勢いがなく風も強かったので、ショートしてしまった。
[タスク4]ターゲット
 今回は90mくらいで進入した。ファイナルターン後にピッチングで高度を落としたところまではよかったのだが、引き起こしがちょっと早かったため、足がターゲットど真ん中の10cm上を通過し、そのままオーバーしてしまった。修行が足りないことを痛感する。
【結果】
 結果としては、4位入賞することができた。風が悪かったのでボーリングやターゲットではあまり差がつかなかったことと、テイクオフを含め、タスク1・2のポイントをそれなりに稼いでいたので、結果的に入賞できる得点になっていた。 運がよかったと思う。
初めて参加させていただき、楽しませていただきました。大会を運営いただいた役員、スタッフの皆様、水郷クラブの皆様には、感謝申し上げます。

選手権-優勝(日本選手権者) 田村高章(東京)3163
今回の日本選手権のエリアは成田空港の程近くということで、通常より厳しめの高度の制限はあったが、田んぼや畑が多く、かなり広範囲でフライトすることが出来た。
初日1本目のピュアナビゲーションのタスクでは、前日の夜に考えたフライトコースをさらに拡張し、85キロほどのコースを計画。風が弱く比較的安定していたので、制限時間ぎりぎりだったが何とか予定通りのコースをフライトすることが出来た。結果一カ所外してしまったが、40ポイントでトップの成績であった。ランディングのターゲットを外してしまったのは痛手だった。
 2本目のピュアエコノミーは普段なら絶対に飛ばないくらいの強風で、後半はバックするほど。そこそこ浮きが良いところに動かずにいたため、50分弱飛ぶことができ何とか3位になれた。
 2日目、1本目のタスクはボーリング。日頃から練習していたが風が強く3本しか倒せなかった。他の選手も外す人が多く、結局3本倒せた選手が自分含めて3人で同率トップであった。
2本目は通常のターゲット。まだまだ風は強く、ショートしてしまう選手が多かった中、日頃の練習の成果が出たのかようやくセンターを踏めた。
総合成績では1位となり、初めて日本選手権者になることができた。全体で見れば満足のいく結果だったが、ターゲットは普段から練習していたにも関わらずセンターを踏めたのは1度だけ。いつもと違うエリアでも普段通りの力を発揮できるようこれからも技術を磨いていきたい。
最後になりましたが、選手権の運営に携わった方々いろいろとありがとうございました。非常に楽しい3日間を過ごすことができました。


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Posted by mikabo2416 at 20:30│ 地域ブロック情報 | 競技プロジェクト