2010年01月

2010年01月26日

かぶく

0b741ef9.jpg新橋演舞場で開催の初春花形歌舞伎を見てきました。

お能は好きで、上京がてら時間があるとよく見に行っていたのですが、歌舞伎は今回が初めてでした。

前々から、猿之助さんのスーパー歌舞伎を是非一度見たいと思っていたのですが、お体をこわされ、残念ながら猿之助さんの舞台を見ることは叶いませんでした。

今回の初春花形歌舞伎では、市川海老蔵さんが猿之助歌舞伎の人気作品に挑戦したいとの熱意で、猿之助さん指導のもと実現した『伊達の十役』が演目とのこと。



海老蔵さんと言えば、今、公私ともに乗りに乗っている歌舞伎役者。
これは見ねばと、遅ればせながら年が開けてからのアクションでしたが、連日満員御礼の中、
いいお席がぽっかり空いてチケットが取れました。

『伊達の十役』は江戸時代前期、仙台の伊達家で実際に起きたお家騒動「伊達騒動」をモチーフに、設定を室町時代に置き換えて作られたお芝居で、お家乗っ取りをもくろむ悪臣一味VS忠臣たちのお話。

仙台伊達藩のお話とはいうことは、会場で初めて知りました(笑)。

うちの先祖は伊達家御用達の塗り師。
ここで伊達家のお芝居を見るのも何かのご縁でしょう。

見どころは何と言っても主演の海老蔵さんの全十役の早変わり。

男だったり女だったり、悪人、善人、切り切られ、恋し恋され、裁き裁かれと、四十数回にわたる早変わりで大忙し。
この早変わりがもう、マジックショーみたいでした

花道ですれ違い様に一瞬にして入れ替わっちゃったりする。
2階の最前列の花道の真上の席だった私が、まばたきせずに見ていても「???」
そのからくりを見抜くことはできませんでした。

おもしろーい(o^∇^o)!

宙乗りでは、海老蔵扮する悪の張本人・仁木弾正が(写真の役)、花道から宙に浮き上がり、
2階席の私に向かって真正面から歩いてくるではありませんか。
きゃあ エビちゃんだあ♪
思わず手を振りそうになる。
ラッキー・シートでした( ̄▽ ̄)ノ″

幕間では、お約束の幕の内弁当に舌鼓をうち、会場限定のお土産がある売店をのぞいたり。
終演までの5時間半が、あっという間でした。


お能の幽玄の世界とはまた異なり、歌舞伎はサービス精神旺盛のエンターテイメント!
笑ったり、驚いたり、ほろっときたりで
たっぷり楽しませてもらいました。

守りながら、壊していく。
壊し変えながら、守り続ける。
引き継がれるものと、新しいものが融合して生まれる可能性。

伝統芸能はこれからますます面白くなりそうです(^.^)。



flower131 at 13:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)日記/一般