2015年08月17日
出張先で… No.10~広島編~
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前回までのお話はこちら
↓
出張先で・・・No.9~香川編~
出張先で・・・ No.8~神戸編~
出張先で・・・ No.7~大阪編~
出張先で・・・ No.6~京都編~
出張先で・・・ No.5~名古屋編~
出張先で・・・ No.4 ~横浜編~
出張先で・・・ No.3 ~東京編~
出張先で・・・ No.2 ~岩手編~
出張先で・・・ No.1 ~北海道編~
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広島にいる彼 Sさんは 何だろ
不思議な人です
一見 とってもクールに見えるのですが
そう イチャイチャしてくるタイプには見えないのですが
いつもどこか身体の一部に触れてきます
というか 触れさせる? というのか?
さりげなく私の腕を取り 彼の腰に巻き付けさせます
すっと私の手を取り 自分の腕にかけさせます
それらがとても スマートで 自然なのです
彼の中では 当然のことのように行われます
人前だろうが 人混みの中だろうが関係ありません
忙しいSさんは仕事用のタブレットを持ち歩いていますが
腰かけて それを操作する時は 私の手を太ももの上に乗せさせます
何だか そういうのって 私はすごく嬉しい
大体 Sさんからそうし掛けてくるのに
端から見ると 私がSさんにベタベタしてるようにしか映らないだろうな~
Sさんの顔は全然笑ってないし
うふふ
そうやって 街中デートをしたら 大体居酒屋さんで食事をします
この時も身体をピッタリくっつけてくるのは Sさんから
そんな時間がとても楽しい
そして Sさんの連れて行ってくれるホテルは
ラブホではなく いつも決まっているシティホテルです
ちゃんと予約してくれています
ここは全室 シモンズのベッドが設置されています
マットの硬さが 丁度いいのだとSさんは言います
一般的なラブホのベッドより 少々硬めですが
適度なスプリングが利いていて 腰への負担が少ないのだとか
うふふ
そっかぁ
なんて感心しながら Sさんの話を聞くのは 好きです
口数が多い訳ではありませんが とっても博識でいろいろな分野に長けています
頭のいい人なんだなぁ
そんな感想
私は頭のいい人には弱いので メロメロになっちゃいます
Sさんとは 出張で行った とあるコンベンションのレセプションパーティで知り合いました
広島で開催された そのコンベンションは大きな大会で
パーティには著名人を含む 多くの人々が参加しており
それはそれは 盛大なものでした
私は 移動の疲れか 人混みに飲まれたのか 気分がすぐれず
ソフトドリンクを片手に 会場の隅にしつらえてあった椅子に腰かけたのです
いくつかある椅子の 一つ空けた隣に座っていたのがSさんでした
Sさんは椅子に掛け オープニングで配られた シャンパングラスを持ったまま
片手でタブレットを操作していました
特にそれ以外の興味もなく 私は会場を見渡しながら
もうこのまま 宿泊予定のホテルへ直行しようか
しばらくこうやってじっとしていて 気分の回復を待つか 思案していました
10分ほど そうしていたでしょうか?
「 あの ちょっといいですか? 」
不意に 声をかけられました
横を向くと いつの間にか一つ空いていた椅子を詰め
タブレットをつついていた男性が 真横に座っていました
「 はい ・・・ 何か? 」
怪訝そうな顔をする私を 正面からまじまじと見つめ
その男性は クシャクシャな笑顔を見せました
笑うと印象が全く変わってしまう人です
「 すみません 女優の〇〇〇〇美さんに 似てるって言われません? 」
「 ・・・ はぁ ? 」
「 横から見て 似てるなぁって思って・・・ 正面から見たらそっくりだね 」
「 ・・・ あの 」
「 あ ごめんごめん 俺 〇〇〇〇美のファンでね 」
「 ・・・ 」
「 いやぁ ビックリした 」
新手のナンパでしょうか?
確かに その女優さんに 「似てる」 と何度か言われた事はありますが
そっくりではないと思います
そして 彼は真顔で そこまでしゃべると またクシャクシャな笑顔を見せました
一重瞼の切れながな目 薄い唇 とってもクールそうに見えるのですが
笑顔は少年のようです
「 『そっくり』は 言い過ぎです 」
私は 小さな声で返事をし
自分の喉が カラカラな事に気づきました
なんでしょうか? この変な緊張は
私は手に持っている ソフトドリンクを一気に喉の奥へ流し込みます
そんな様子を見ていた彼が立ち上がり
「 おかわり 取りに行こうか? それとも ここ抜け出す? 」
そう言って 手を差し出して笑います
私は 思わずうなずき すっと彼の手を握っていました
彼は さりげなく私の手を自分の腕にからめると
空いたグラスを そばのウエイトレスに渡し
まるで私を エスコートするかのように 颯爽と会場を後にしました
会場を出ると すぐそばに平和公園が あります
私たちは笑いながら 夜でも人通りの多いその公園を 通り抜けました
「 八丁堀に行ってみよう 」
彼は地元の人らしく さっさと路地を抜け 繁華街へと私をいざないます
まだ 腕を組んだままです
私は不思議な感覚に包まれていました
『 なんだか 馴れ馴れしいよね 』
と思う反面
『 ちょっと強引なところが素敵 』
なんて思ったり
八丁堀と言われる界隈に到着すると 彼は私の手を引き
とあるビルの3階にあるお店に入りました
『 何が好き? 何が食べたい? 』 とか聞かない人なんだ
そう思いながら 入ったお店はビルの外観からは想像のできない
ヴィクトリアン調のインテリアで装飾されたシックなお店でした
なんて私好みなお店なんでしょう
ちょっとビックリしました
凝ったデザインの掛け時計
お花をあしらった額縁のような メニュー板
店員さんを呼ぶベルまで おしゃれです
「 素敵~~~~~ 」
キョロキョロと辺りを見回しながら ため息が出てきます
自分のお部屋を こんな風にしたい
そんな夢まで 思い出してきます
「 なんとなく こんなイメージだな って思ったんだ 」
彼が ニコリともせずに言います
「 そんな事ないですけど メチャ好きです こういう雰囲気 」
なんだか 嬉しい
私たちは イギリス産のスパークリングワインで乾杯をして
それからようやく 自己紹介をしました
くださった名詞で 彼がとある商社の営業マンだと知りました
明日のコンベンションで プレゼンテーションするのだとか
「 こんなところで 時間売ってていいんですか? 」
「 ふふふ いいんですよ 今夜は特別な日だ 」
とってもキザなセリフを ニコリともせず さらりと言ってのけます
仕事のことが中心な会話でしたが
Sさんの博識なところ 涼しげだけど熱く見つめてくるまなざしに
私は 心惹かれていました
その日のうちに 携帯のアドレスを交換し
翌日のSさんのプレゼンを 私は予定を変更して見に行き
その夜には 「 打ち上げ 」 と称して
私たちは また二人で会っていました
紙屋町のパブで乾杯をし 軽く食事もして
Sさんが案内してくれたのは 基町にある高層ホテルの最上階ラウンジです
広島市内の夜景が一瞥できます
Sさんはウイスキー 私は甘いカクテルで
再度乾杯をすると 並んで座っていた私の手に
Sさんが 自分の手を重ねてきました
それがとっても自然で私は 驚くでもなく 慌てるでもなく その状況を受け入れます
コンベンションでのプレゼンを終え
Sさんはプレッシャーから解き放たれたのか
昨夜よりも饒舌で 時折 あのクシャクシャの笑顔を見せました
そして 私たちは そのホテルのツインをリザーブしたのです
Sさんは とってもよく私を見つめます
顔だけでなく そのしぐさであったり 言動であったり
2人きりになると ますますそうでした
部屋に入るなり 抱きしめられキスしました
スコッチウイスキーの香る 甘い甘いキス
柔らかく 私のくちびるをついばみます
徐々に 私を壁際に追い込みながら
キスをしたまま 器用にSさんは 自分のスーツを脱いでいきます
上半身裸になると 今度は私のスーツのボタンを外し始めました
Sさんのくちびるは 今度は私の舌を捕らえて離しません
なんてウットリするようなキスをする人なのでしょう
気が付くと私は 下着姿にされていました
くちびるを離すと Sさんは 私のその姿を 眩しそうに眼を細めて見つめます
うつむく私に Sさんが問いかけます
「 恥ずかしい ? 」
うなずくと 私を抱きしめるように腕を回し
更に ブラジャーのホックまで外してしまいます
胸を隠す私の手を取って Sさんが下ろさせます
「 きれいな ラインだ 」
愛でるような目で 私の全身を見つめ そのままベッドへ運ばれました
Sさんもトランクス一枚になり 身体を重ねてきます
ゆっくり私の身体を撫でながら 首筋 肩 腕 とキスの嵐です
キスしながら 舐めてもいるのでしょう
ボォォっとするような 心地良さ
自然とため息が漏れます
いえ 喘ぎでしょうか?
身体の芯が 疼いてきました
Sさんの手が 不意に私のバストに触れました
身体が ピクンと反応します
Sさんのくちびるも 私のバストに舞い降りてきます
身体が 仰け反ります
仰け反った背中に Sさんの片手が刺し込まれ お尻を掴まれました
「 うふぅ 」
声が出てしまいます
「 反応 いいね 嬉しいよ 」
Sさんは くまなく私の全身に キスを降らせていきます
私の反応のいい部分は より丹念に時間をかけて
Sさんは 愛撫を続けていくのです
私は ジリジリと焼けるよに熱を帯びる皮膚の感覚に
身体の奥底を 掻き壊されたい衝動にかられます
私の心が読めるのか 不意にパンティを脱がされました
空気がひんやりと 冷たく感じるのは
ひどく私が濡れていることを 示しています
一瞬 Sさんには知られたくないと
そう思いました
しかし これも見透かされているのか
その恥ずかしくて消え入りたくなるような状態の部分に
Sさんの温かい指先が 勝ち誇ったように触れてきます
グショグショな女の部分を見つけられ
私は 顔が一気に熱くなり 顔をそらせます
そんな私の姿を 愉しむかのようにSさんは
濡れぞぼった女の部分に 中指を沈め ゆっくりと掻き回し始めるのです
電流が走るかのように 全身に身震いが起き
全身の皮膚がさざ波立ちます
『 クチュ クチュ クチュ 』
はしたない音が 静まりかえった部屋に響きます
恥ずかしさのあまり 私は身体を捩り その指先から逃れようとしますが
上に乗ったSさんの身体が 私の動きを封じ込め 身動きが取れません
顔を背けた私の首筋に Sさんは舌を這わせ始めました
この 無理やりな感じが ますます私の身体の奥底の官能に火を点けます
じれったいような ゆっくりとしたSさんの指の動きに 私の腰が勝手についていきます
微妙な腰のグラインドに気づいたのか Sさんの指の動きも早くなっていきます
「 ぁぁぁん ・・・ ぅぅぅん ・・・ ぁぁぁぅ 」
声が 断続的に漏れてしまいます
次の瞬間 Sさんの親指が 私のおそらく充血しきっているであろうクリを捕らえました
「 うはぁぁぁぁぁん あぁぁぁぁぁぁん 」
背中が反り返るような 快感
思わず私は 背けた顔を正面に向け Sさんのくちびるにむしゃぶりつきます
「 チュバチュバ ハァハァハァ あぁぁ チュパチュパチュパ ああああぁぁん 」
喘ぎながら 男のくちびるに吸い付き 腰をグラインドさせる女は浅ましいでしょうか?
私は なりふり構わず 快楽を貪ります
Sさんの 片方の手が 私のおっぱいを弄び始めました
コリコリにしこった乳首を 2本の指先でやんわり摘まみながら 転がすのです
この男は 何と言う・・・
Sさんの右手の中指は さっきから私のGスポットを責め続けています
その親指は 私のクリを捕らえて離さず 円を描くように撫で回しています
そして 左手の親指と 人差し指が 私の右の乳首を
まるで こよりでも縒るかのように 捩っているのです
こんな事をされたら ひとたまりもありません
「 ヒィィィン イヤァァァァん ダメダメダメぇ 」
身体中をガクガクと震わせながら 私は半ば 叫んでいました
ニコリともせず Sさんが私の耳元で言います
「 やめないよ 」
その瞬間
脳天を矢で貫かれたような衝撃が走り
全身に痙攣が起こります
苦しい 何かが弾けるような・・・
オルガです
頭の中が真っ白になります
「 イヤァァァァァァーー イクゥーーーーーーっ 」
私は 汗だくでSさんにしがみついていました
荒い呼吸を繰り返す私を Sさんは抱きしめてくれます
なんて 心地いいのでしょう
しばらくそうしていると Sさんの手が
私の身体をナデナデし始めます
顔を上げると Sさんがあのクシャクシャの笑顔を見せながら言います
「 やめない って言っただろ? 」
私もクスクス 笑うと
いつものクールな顔に戻り
Sさんは 私の膝を割るように身体を入れ 自身を沈めてきました
ズシっと 重厚感のあるSさんのぺにすは 私の粘膜を押し開くように捻じ込まれます
この圧倒的な充足感は 何でしょう?
私の身体が 彼でいっぱいに埋め尽くされていくような感覚
Sさんが腰を引くと 内臓まで持っていかれるようです
そしてまた 深く深く私の中に沈み込んできます
「 ぅふぅぅぅん 」
この満たされていく感覚は 私を幸福感に包みます
「 いい顔してる 」
Sさんは 繋がったまま 私を抱き起し あぐらをかきます
そうして 私を抱きかかえたまま 上下にバウンドさせるのです
「 あん ああぁん あぁ ハァハァハァ 」
ぶっとい杭の上に 打ち下ろされ 身体を貫かれているような
自分の体重もかかり 奥の奥 子宮口が叩かれます
なんて気持ちいいのでしょう
私は上下に揺さぶられながら 恍惚の人です
「 うはぁぁぁぁぁん ハァハァ アン アン アン アアアン 」
Sさんにしがみつきながら 鳴き声を上げます
「 自分で 動いてごらん 」
あぁ
また なんという事を・・・
そう思いながらも もう腰が勝手に動いています
両足をベッドに踏ん張りながら 私は腰を上下にバウンドさせたり 前後に振ったり
もう止まりません
『 もう一度 イキたい 』
頭の中は その一心です
「 んふん アハン ハッハッハッ ああぁぁっ 」
また イッテしまいそうです
それは Sさんにも伝わるのでしょうか?
目を細めるように 上で悶えながら腰を振る私を見ていたSさんが
眉間にしわを寄せ 奥歯を噛みしめる表情を見せ
私を押し倒しました
「 エロすぎるよ お前 最高だな 」
私の片足を 肩に担ぎ
また深く ぺにすを捻じ込んできます
「 ああぁぁ 深い イイ 気持ち イイ 」
途切れ途切れの言葉を口にしながら
私は また見えてくる絶頂に 身体を固くしていきます
不意に Sさんが私の片手を取り 手のひらを自分の口に当てます
そうして ペロペロと舐め始めました
手のひら 指の1本1本
腰は器用に小刻みなリズムでピストンさせたまま
Sさんは 私の手を舐めつくします
手が指が こんなに感じるなんて・・・
キュゥゥンと 子宮が収縮します
「 ああ いいね 締まる たまらんな 」
腰の動きを強めながら Sさんが独り言ちます
そうして ますますネットリと私の手の指の間を舐め始めました
中指と人差し指の間を 押し開き
そこの薄い皮膚を 舌先を使って 何度も何度も舐めるのです
まるで 女の部分を舐め上げられているような・・・
全身の血が滾ってきます
カァァァっと熱くなる 脳内
ガクガクと痙攣が起こってきます
そんな私の様子を察したのか
Sさんが早く激しく 腰を叩きつけてきます
「 アアぁ アアアン イヤイヤイヤイヤ イッチャウイッチャウ うあああぁぁ 」
背筋を電流が走り抜けた と思った瞬間
また目の前が真っ白になりました
苦しい
けれど 気持ちイイ
声もなく 硬直する私を 抱きしめながら
Sさんも 声を上げます
「 ぅおぉぉぉぅ ハァハァハァハァ 」
私のお腹に 生温かい液体が 降り注がれました
あぁ Sさんもイッタんだ
よかった
そんな安らかな気持に包まれていました
それから何度か会いましたが
Sさんは いつも腕を組ませ 自分の身体に触れさせ
私を一時も離しません
ベッドでは 私の全身を舐めつくしてくれます
おまんこも 足の指も お尻も すべて・・・
尽くされて いるような そんな充足感
かといってM気質ではなく 本質はソフトSで
とことん責め立てられ
私は ヒィヒィ鳴き声を上げ続け
それでも許してもらえず 失神寸前までいくことがあります
ソフトに拘束され 視姦されることも
それでも 最後は強く強く抱きしめられながら イカされます
そして 一緒にSさんもイクのです
プチ(?)Mな私は 身体も気持ちも満たされてイクのです
私が 広島方面に出張で行く時だけでなく
Sさんが出張等で 私の居住地近くに来る時も 私たちは会います
Sさんはこよなく 私を愛でてくれます あのクールな顔で 時折くしゃっと笑顔を見せながら・・・
実は私の腕には 小さな赤いほくろがあります
大人になってできたその赤いほくろは 私の親でさえ存在を知りません
Sさんは それに気付いた ただ一人の男です
私がSさんのファンである女優さんに 似ているから私は愛でられるのでしょうか?
それでもいいんです すみずみ愛される という心地良さは それを感じた者にしかわかりませんから

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