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舞台の背景に映える木々や花々を


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出来ればそこに・・・



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出来ればそこに「自然がある」様に

















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絡まりながらも伸びゆくつたで
「希望」





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光と影の対比で「心情」




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複雑に入り組む枝で「人間模様」




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通りに咲く艶やかな花は

「期待」「憂い」


















ヒカルは見事にやってのける。








舞台の主催者が要望する「花」への期待を見事に形にする。









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舞台装花を作り終えた店長、秀爺
ヒカルの3人。








そこへ一人の男性が歩み寄ってきた。



彼は割と大きめの声で



「いやー見事な装花だったよ。」


「やっぱりヒカルさんが作る装花は素敵だ!」




銀髪でスーツ姿の男性は高らかに声を張り上げる。



「この調子で千秋楽まで頼むよ!」


「いやー綺麗だ!!」




男性はヒカルの肩に手を置き



ヒカルさんが作る花は最高だ!!」




そんなセリフを残して去っていった。




「・・・・・・。」

「・・・・・・・・。」




押し黙るヒカルに店長は声をかけた。



「どうした・・・?


彼はこの舞台の総合演出だ。


他でも様々なイベントを手掛けている。


まあ俗にいう『ヒットメーカー』だな。


もう何回か会った事あるだろう?




どうした?・・・彼にあれだけ褒められてるのに。」







ヒカルはうつむき加減にこう言った。








「・・・いや・・・」


















「なんか嫌・・・・」



























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移り行く季節を連れて

咲き誇る花を持って歩こう

過ぎ去る時の

その先へ歩いていこう
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光色の
フラワーアレンジメント教室

第13話『共に見る景色』
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■登場人物■

「店長」花屋の男性社長。先代からお店を引き継ぐ

「秀爺」先代の時代から50年のキャリアを持つ超ベテラン

「光(ヒカル)」トップデザイナー 通称『エース』

「大ちゃん」女性社員。ムードメーカー

「小百合さん」アルバイト。おだやかで優しい雰囲気。

「かすみさん」フラワースクール講師

「私」『わたし』という名の登場人物







スーツ姿で銀髪の男性はヒカルにこう言った。


「やっぱりヒカルさんが作る装花は最高だ!」


総合演出を手掛ける彼からの言葉にヒカルは納得していない。




店長はヒカルに向かって



「彼にこれだけ褒められているのに・・・。」


「どうした?」




ヒカルはこう答えた。




「・・・私?




・・・私だけじゃない!



皆で一緒に作ったじゃない!






「花の仕入れも・・・この仕事を取ってきたのも店長。」


「店長のリーダーシップで私たちは動いているのに・・・」




「・・・・・。」



「秀爺だってそう・・・運転は秀爺でしょう?!」





「え・・・儂って、運転だけ?






「それなのにあの銀髪ったら・・・!」



「私一人にあんな言い方をするなんて!」




「・・・・・・。」






店長は返す言葉が見つからない。





(・・・違うんだよ。)









(ヒカル・・・・・









全ては・・・





お前のおかげなんだ。)





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ー1ヶ月前ー



店に一本の電話が入る。





「はい・・・もしもし?」





「あーええとねえ。


今回◯◯劇場で舞台やる事になってね


おたくに花全般お願いしたいと思ってるんだけど。


1ヶ月間やるからその間の手入れも頼むよ。」




「ありがとうございます!」


(・・・大きな仕事だ。)



「でね、ヒカルさんメインで頼みたい。」


「今度監督と打ち合わせの機会を作るから連れてきてよ。」



「・・・わかりました。」



「いやあ、業界で評判でねぇ・・・




ヒカルさんが作る花はまるで




『自然のようだ』
ってね。」










「だから頼むよ。



さんをね。」







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結果この花屋はこの状態が何年もの間、続く事になる。



ヒカルは一人・・・走り続けた。



この花屋に在籍する全ての従業員



店長さえも置き去りにするヒカルの才能は



この店に多くの恩恵をもたらす事になる。





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『わたし』も短い期間ではあるが彼女と共に働いた経験は



永く『花業界』に身を置く上で



かけがえの無い財産となっている。



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そんなヒカルがこの花屋を去る日は




音を立てずにやってくる。




それはもはや必然の事であった。























次回予告

光色の
フラワーアレンジメント教室

第14話
「さよなら。・・・そして。」

















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「気が付いてるか?



・・・・秀爺。



ヒカルの事だ。」




「ん?はて・・・何じゃ。」




「あいつは・・・ヒカルは・・・



まるで成長していない。



一年前からまるで・・・



あいつのデザインセンスが



成長していないんだよ。」




「そんな事・・・・・」




「そうだ、それは



俺達のせいだ・・・いや



・・・・俺のせいだ。」








あいつには今このチーム内に






共に競い成長しあう・・・











いないんだ。










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ーTO BE CONTINUEDー
















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