2008年06月09日
皆さんフライフィッシング楽しんでますか?
ティムコのブッシュマスター5.5フィートを買ってから初の釣行。栃木県は那珂川の支流に行ってきました。
全長約164.5�のロッドは僕の身長より短く、8フィートロッドでのキャスティングもままならないので、ちゃんと投げられるか不安でした。最初はなかなかラインが思うように伸びていかず、ポイント直前で失速……そんなことの繰り返し。ですが、人間は飛躍するもの、ふとしたきっかけで、スルスルっとラインが飛んでいくようになり、8フィートロッドで投げていたときより上手くなった気が!!
(↑ショートロッドには軽装がよく似合うと思い、速乾パンツにゲーター姿で強行。深場の遡行では水の冷たさで息が止まるかと……)
これくらいの規模の渓流であれば、キャスティング距離はそれほど必要ありません。木々がオーバーハングしているポイントでも上を気にすることなく楽々キャストが可能です。ただ、メンディングはもう少し慣れないといけませんね。落ち込みの巻き返しに長くフライを置けるように。
とりあえず今日はキャスティングの練習がメインで、魚はあわよくばって思ってましたが、こんな愛らしい小イワナが! ドラッグのかかったフライにおずおずと反応してくれました!白い斑点が印象的です。アリガトウッ!(アリス風)
2008年06月03日
みなさん、フライフィッシングしてますか!
さて、ロッダーズブログを楽しみにしている皆さんには、ココのところ更新が滞ってしまいすみません。もうすぐ発売になるフライフィッシングの新刊2冊『渓流のフライフライフィッシングQ&A100』と『ベスト・オブ・フィールド・ガイド〜日本の湖沼30』を鋭意編集中のため、約5日ぶりの更新になってしまいました。今月中には書店・釣具店に並びますので、手にとってみてください。今日のような雨の日、釣りにいけないときのお供としてお役立つこと間違いなしです。
↓こちらは2冊進行中のうちのひとつ、『日本の湖沼30』をチラッ。
あれ、表紙がふたつ?
最終的にどちらに決まるか・・・お楽しみに!
2008年05月28日
みなさま、いい釣りをしていますか? 週末になると天気が下り坂になってしまって、つらいですね。
5月19日にアップしたカゲロウの写真を撮るときに100mmのマクロレンズを使いました。マクロレンズは体長1cmくらいの小さな昆虫でもアップで写せる半面、手ブレが気になるので、腕をしっかり固定してできるだけブレないことに気をつけます。腕を固定するのは、たいてい渓流にある石などを使いますが、このときはベストな石がありませんでした。そこで、川岸にあるよさげな石を持ち上げてみると、そこには「かりんとう!?」があるじゃないですか!
勇気をふりしぼって手にとって見ると、動きます! 水生昆虫の知識は乏しい僕ですが、この大きなアゴ、独特の形……なんと「ヘビトンボ」のサナギです。帰ってから『フライマンのための水生昆虫入門』で調べて見ると、土中でサナギになるとあります。渓流で幼虫や成虫は見かけますが、サナギを見るのはこれが初体験。気持ち悪いと思いながらも、感動しました。
ちなみに、サナギがあったのは、川から約2mくらい離れたところです。
写真左が幼虫(マゴタロウ虫ともいいます)。写真上が成虫。鋭いアゴでかみつきます。
大きすぎて、なかなか渓流魚の捕食の対象にはなりづらいですが、《ビッグベイト=ビッグフィッシュ》ということで、マゴタロウ・フライでチャレンジしてみるのもいいかも?と思いました。
2008年05月27日
もうすぐ6月です。気温もどんどん高くなり、待ちに待った本格的な渓流のシーズンですね。しかも、今年の雪代は明けるのが早いとか。週末が待ち遠しい…。
さて、先日、本誌でもおなじみフィッシングジャーナリストの佐藤成史さんの取材で群馬県みどり市(旧東村)にある「シャロムの森」まで行って来ました。
その道中に立ち寄ったコンビニで、プチ発見!! 朝日新聞の群馬県版のところに佐藤さんの顔が載っているではないですか。聞けば、ちょうどその日から連載が始まり、隔週の水曜日に掲載されるようです。タイトルは「渓ごよみ」。次回は6月4日です。
その日の「シャロムの森」は、といえば、近年にないほどの好コンディションで、川は超クリアで、虫もバンバン飛び交っていました。残念ながら尺上の大物には会えませんでしたが、魚のサイズも、数も、好調。気がついたら、あっという間に19時過ぎ。
昼のおにぎり3個で、夜までもたせましたが、もう限界。腹減った・・・と一行が向かったのは、佐藤さん推薦のレストラン「ペーパームーン桐生店」。オススメはボリューム満点のパスタ。普通盛りでもなかなかボリュームだそうですが、腹ペコ取材班は思い切って大盛りをオーダー。待つこと15分少々・・・
ドーン!!
思わず笑ってしまうぐらいのボリュームです。味の異なる3つのパスタ山の標高は、推定10cm、重量400gは超えていたでしょう。
気になるお味は? これがまた、結構イケてるんです。懐かしい味のミートソース。チーズのかたまりがたっぷり入ったトマトベース、そして王道のカルボナーラ。このボリュームで、各皿1000円未満と、財布にもやさしい価格設定がいいですね。群馬グルメ最高!!
ひと通り写真撮影を行い、その後は、ギャル曽根ばりにがんばって食べましたよー。30代のボク、40代のカメラマンM氏、50代の佐藤さんの、3人がかりで、なんとか平らげました。ほぼ完食。 腹をさすりながら帰路につく車中の中で、佐藤さんがひと言。「甘いものならまだ食べれるな〜。別腹、別腹」。参りました!
2008年05月23日
本誌で連載中の「F.F.ギアのリペア&メンテナンス・プチ講座」の取材に「つるや釣具店」さんに行ってきました。
出迎えてくれたのは看板娘のケイちゃん7歳。夏日なのに目が涼しげです……。
今回は「ウェーダーのリペア」の方法を店主の山城さんにうかがってきました。
↓山城さん一押しの「ウェダーボンド」。
釣行中、ウェーダーに穴が空いたときの応急処置に大変便利なアイテムです。一番の特長はコンビニのポリ袋でも接着可能なところ。リペア法の詳細は次号9月号でお伝えします!
取材中、お店にはたくさんのお客さんが来て、山城さんは大忙し。来客でしばしば取材が中断されるのですが、その時間がまた楽しいんです。モノにこだわるベテランさんから、F.F.の疑問をぶつける初心者まで、いろんな層の人が来ます。
この日はひとり女性のお客さんが来ました。なんでも、彼氏にフライをプレゼントするのだそうで、スタッフさんのみならず常連さんも混じって、楽しそうにフライを選んでいました。とてもほほえましい光景でした。
皆さんも豊かなF.F.ライフをお楽しみください!
2008年05月21日
釣りネタばかりというのもなんなので、今回はフライマンにも馴染みが深い写真の話題を……。
最近デジカメがすごく売れてるみたいです。フィルムルックに撮れるものや、超高画質タイプ、普及タイプ、コンパクトのくせに一眼より画素数高いやつと、ここにきてデジカメがいろいろ細分化されてきたな〜という感じです。ついこの前まではフィルムしかなかったわけですから、時代の流れは速いものですね〜。きっといまの小学生は修学旅行の記念写真を「写ルンです」ではなく携帯のカメラで撮るのでしょうから、フィルムで写真を撮ったことのない人がこれからどんどん増えるんですね。個人的にはちょっと淋しい気がします。大型家電量販店に行っても、ほんとスミのスミにフィルムカメラが追いやられてるし……。別にデジタルを否定するわけではないのですが、もう一度フィルムの魅力について考えてみてもいいのではと思う今日この頃なのです。
かくいう私はいま、フィルムの自家現像にはまっちゃってます! しかもモノクロ! デジタルの電子画像とはまた違ったフィルムの銀画像は、本当に魅力的です。とくにモノクロはものの質感が強調されて、思ってもみなかった絵がでたりするので面白いですよ。現像もやってみれば以外に簡単なので、一度チャレンジしてみては!?
中禅寺湖にて、キャプチュ−ドの山口さんが釣り上げた50オーバーのブラウン