2005年11月20日

俺達の旅2005 荒ぶる男達のカジノ対決

夜の3人俺達の旅2005 荒ぶる男達のカジノ対決 韓国釜山編

【注】この物語はフィクションであり、登場人物及び地名、出来事は全て架空のものである。(かもね)

第1回荒ぶる男達の1万円パチンコ対決から早3ヶ月、遂に第2回荒ぶる男達の対決が幕を開けようとしていた。第2回はいきなり舞台を韓国へと移し、1泊2日の1万円ポッキリカジノ勝負と相成った。そう、遊びで海を渡るのでは無い、あくまでも勝負なのだ。たらふく食ったり飲んだり弾けたりはするだろうが、遊びでは無いという事は、この物語を語るうえで強調しておかねばならないところだ。理解頂けた方のみ、この先を読んで良し。

では、出発。

鉛色の朝の下、冷え込んだ博多埠頭より高速船コビーに乗り込んだ4人の男達(Yno氏、Nsida氏、Rokuちゃん、私)は、玄海灘など眺めもせず、スポーツ新聞を眺めたり、居眠りをしたりと、全く緊張感も無いままに正午過ぎに釜山港へと上陸した。もちろん税関も余裕で通過と言いたいところだが、建物中に響き渡る意味不明の戒厳令クラスのサイレンに驚きビクビクしていたのは、万国共通なので恥じることではないだろう。

上陸後はツアー添乗員の案内にて、ワンボックスに数人のツアー客と共に乗り込み退屈なロッテ免税店につき合わされた後、今夜のねぐらとなるフェニックスホテルへ転がり込んだ。道中、町のあちらこちらに武装した警官が複数警戒に当たっているのが印象的だった。

警官








そして明日のチェックアウトと待ち合わせ時間の説明を受けた後、添乗員のおねいさんの口から衝撃の事実が述べられた。「APEC首脳会議が開催されるから、カジノも射撃場も封鎖。ダメ駄目よ。残念ね〜、オホホホ」

いきなり我々は目的を失ってしまった。これは不戦勝なのか不戦敗なのか。ここまでの高ぶりをどこに向ければ良いのか。しかし動揺と消沈に突き落とされたところで、昼飯は食わねばならない。とりあえず、腹の虫を落ち着かせようと、我々は海鮮を求めてチャガルチ市場へと乗り込んだ。市場の魚屋でアワビ、タコ、牡蠣、ヒラメ、イカを水槽から選んで料理して貰い、今後の作戦会議を練る。いや、練りはしない。ただただ、その新鮮な食材に貪りついていただけだ。特にごま油と塩で味付けされた、まだくねくねとうごめくタコの生造が美味かった。アワビのコリコリ感もマシソヨ(美味しい)。

たこチャガルチ市場魚犬黒














海鮮にすっかり満足した男達は勝負の事などあっさり諦め、今夜をどう楽しむかを考えつつも考えず、己の感ずるままに南浦洞(ナンポドン)の街へと繰り出した。釜山の夜は冷える。しかし人々や街は熱い。我々は国際市場を闊歩し、Yno氏ごひいきの店で眼鏡を作ったり、素敵なカバン屋でお茶をご馳走になったり、様々な店を冷やかしたりしながら、コリアンナイトを堪能していった。そして晩飯は待望の焼肉に突進。本場の骨付きカルビとデジカルビ(豚)にはホトホト感動した。付け合せの野菜や漬物も美味い。料金は一人2万ウォン(2,000円)くらいだった。この頃より、Rokuちゃんはその用法も無視して、「マシソヨ〜、マシソヨ〜」と連呼しはじめていた。おそらく大量のカプサイシンの摂取が彼をハイにしてしまったのだろう。

釜山タワーピフ広場夜カルビ
 














腹が膨れて街をうろついていると、素敵な目出し帽を見つけたので、日頃の感謝としてYno氏に3人でプレゼントしてあげた。

≪陽気なテロリスト≫
目だし帽














少し体も冷えてきたので、一旦ホテルへ戻った。すると地下の娯楽施設にスロットマシンルームがあったので、ここでいきなり勝負開始。3時間近くダラダラと勝負が続いたが、余り盛り上がりも無いままに何となく終了。ちなみに勝負はNsida氏が一等賞。その後、11時過ぎに今度はチゲを求めて再度街へと繰り出した。それにしても釜山の夜は寒い。恐らく0度くらいだろう。我々はガタガタ震えながらチゲ屋を探し当て、キムチチゲと石焼ビビンバとチヂミとマッコリを頼んだ。出されたチゲもビビンバもチヂミも非常に美味かったが、巨大容器に入ったマッコリには度肝を抜かれた。どう考えても8人前くらいはある。しかし、料金は500円位だった。これはマッコリには目が無いRokuちゃんにたらふく呑んでもらい、我々はもっと飲みたかったが1杯で我慢しておいた。

マッコリ夜街角








チゲを楽しんだあとも、まだまだ男達の夜は終わらない。とにかくうろつき見廻し迷い込み冷たい夜の空気と熱いコリアンナイトをたらふく吸い込み続けた。しかし、余りの寒さに暖を取ろうと、我々は目に留まったバーへと吸い込まれた。そのバーは落ち着いた雰囲気でありながら、気取りのない店で、その暖かな暖房の中で我々はいつ眠りへと落ちてもおかしくない状態で酒を舐めた。そんな店でのある出来事とは…

【Rokuちゃんの逆ナン事件】
冷たい夜に暖かなバー、その店に可愛いコリアンギャルがいれば勘違いも許されるのかもしれない。注文を聞きに来たギャルは日本語が分からず、英語もほとんど分からない。身振り手振りでRokuちゃんに何かを伝えようとしていた。その必死なしぐさも可愛らしいその子を見てRokuちゃんは興奮気味に一言、「こ、これはもしかして、ぎゃ、逆ナン!?」、そんな訳は絶対に無い。彼女は昼間は携帯ショップで働いていて、昼間に店先の商品を眺めていたRokuちゃんを見かけたよと伝えたかっただけの事だった(Yno氏訳)。それが判明した後、Rokuちゃんは我々よりケチョンケチョンに晒され、一年分位笑われ、短い恋の終わりと武士としての恥が入り混じり、テーブル上でM字開脚も辞さぬとばかりに夜へ沈んでいった。あやうくAPECも中断となる一大事となるところだったが、間一髪のところで我々は彼を救い出せたようだ。

≪明日があるさ≫
六パンチ六セピア














体も温まり、笑い疲れたところで、また小腹が空いてきたので、こんどはジャガイモ鍋の店へと突入(本日、昼より4食目)。

じゃがいも鍋








これで、本日は打ち止め。ニンニクと唐辛子の浸透した体で我々はホテルへと帰還(午前3時半)し、即爆睡。
おやすみ、PIFF広場のコリアンギャル達。

翌日は9時半起床。コリアンフードのエネルギーのおかげで、すんなりと目を覚ました我々は、朝食を求めて国際市場内へと出掛けた。朝食は名物のシンチャントースト(スペシャル)に決定。このサンドは焼いた食パンの間にハムやチーズやキャベツ入りの卵焼きのようなものが挟まれ、ケチャップとマヨネーズで味付けされたもので、なかなかに美味かった。これと新鮮なフルーツジュースで幸せな朝食が完了。

≪シンチャントーストとしんちゃん≫
しんちゃんトースト黄色スクーター














朝食後はおみやげを買い、ホテルをチェックアウトして荷物を預け、最後の食事としてホルモン屋へ突入。オンドルの暖かな、味わい深いホルモン屋でミノと丸腸を堪能。これまた美味かった。

ホルモン














ホルモンを堪能し、ホテルに帰ったらお迎えの添乗員のおねいさんが来ていた。帰りの送迎バンに乗り込み途中でお土産物屋に寄り、釜山港のターミナルでおねいさんとはお別れ、安くて素敵なツアーをありがとう。今回は勝負というより、食い倒れツアーとなってしまったが、これはこれで良しとしよう。なによりも、韓国のエネルギー、暖かな人々、美味い食に実際に触れられた事が本当に嬉しかった。

釜山町並み仙人














帰りの船の中は全員爆睡。男達の疲れはかなりのものだったのだろう。次こそはカジノ勝負をと、男達はうたた寝の夢の中で誓ったのであった。

また一つの戦いが終わった。
しかし、荒ぶる男達の荒ぶる戦いはまだまだ続く。


Posted by fm750r at 21:14│Comments(2)TrackBack(0)俺達の旅2005 

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この記事へのコメント

なるほど…「妹に膝枕」発言であわや国際問題に発展しそうになった、世に言う【Rokuちゃんの変】はコレだったんですね。大変勉強になりました。

この時期の事件といえば、

・【Ynoつまづき事件】
・【Yno蹄が鳴らない事件】
・【Fkawa「ホントにモザイク無いの?」事件】
・【Yno早朝部屋閉め出しピッキング事件】

などがあったと習いましたが、いやはや激動の時期だったんですね。

Posted by オイラ at 2005年11月21日 08:00
荒ぶる男達の行くところ、常に激動の歴史ありですな。
第2回も楽しみにしておりまする。
Posted by 転石 at 2005年11月22日 23:59