夜の海岸の生き物観察 行いました。
(2016.7.23.(土)@大西町鴨池海岸)
晴天でキャンパーや海水浴客でにぎわう鴨池海岸です。


何やら観察している家族も。

さて、こちらはメンバーのこどもたち。
一足お先に観察隊として出動です。


貝見つけた。なんの貝かな。

これは、スカシカシパン。ウニの一種だって。

鴨池海岸でとった生き物たち。どんな生き物がいるかな~?

いろんな種類がいます。


さて、生き物観察スタート!
観察する上での注意点。
そしてウミホタルを見るための仕掛けづくりの説明。


ウミホタルをとるための仕掛け。最初の図。

この中に煮干しを入れます。
今までレバーなどいろいろ試したけど、
煮干しの時が一番集まったので、今日は煮干し!


さあ、それでは仕掛けを海に入れましょう!
潮がかなり引いているので、波打ち際において
潮が満ちてくるのを待ちましょう!
1時間おいてると、どのくらい入るかな~?






それでは仕掛け終了。
その間、砂浜や磯の観察にGO!


さあ、砂に穴があいてるのが見えますか?
けっこうあいてます。





中から出てきたのは、スナガニ。
砂と同じような色をしていて、すばしこい。
夜、穴から出てくることが多いよ。
この鴨池海岸にはたくさんスナガニの穴があったけど
でも、数は減っていて愛媛県では準絶滅危惧種です。

穴の中にもぐりかけのショット。

みんなでつかまえてきたスナガニたちを観察中。


観察終わったから、おうちに帰してやろうね。

少し進むと、こんなカニもいました。

アカテガニかな!?
アカテガニは陸で暮らせるように進化した生き物です。
ただし、こどもは海の中でないと育たないので
夏の繁殖期にはお母さんは卵を抱えた姿で夕暮れの海に向かいます。
下の写真。おなかが黒く見えます。これが卵。数万個。
でも生き残れるのはほんのわずかだそう。がんばれ子どもたち!
こちらも愛媛県の準絶滅危惧種です。

続いて、磯に移動。

山の斜面に走っていたのはヒトハリザトウムシ。
クモみたいですが、クモとは別グループ。
背中に名前の由来になった1本の長いトゲがあります。
ちなみにザトウムシは「千と千尋の神隠し」の釜爺のモデルになった生き物ですよ~


そしていよいよ、ウミホタルの仕掛けを引き上げる時間となりました。
そうっと引き上げてみます。

中を見てみると点のような小さな生き物が動いています。

振ってみたり、砂に出したりして、刺激を与えると
青白く光ります。これはウミホタルの体自体が光っているのではなくて、
液体を外に吐き出し、その液体が海水と反応して光っているんだそうです。

ウミホタルは水質のよいところに住んでいるので
環境のバロメーターにもなりますね。
大西の鴨池海岸では様々な生き物が見られました。
この環境を大切にしていきたいものです。
たくさんのこどもたちが参加してくれ
楽しそうにしている様子を見て
スタッフもうれしく思います。
今後もビーチクリーン、生き物観察など続けていきますので
また次回ぜひご一緒に!
文:usami
photo:usami&yuko matsumoto
(2016.7.23.(土)@大西町鴨池海岸)
晴天でキャンパーや海水浴客でにぎわう鴨池海岸です。


何やら観察している家族も。

さて、こちらはメンバーのこどもたち。
一足お先に観察隊として出動です。


貝見つけた。なんの貝かな。

これは、スカシカシパン。ウニの一種だって。

鴨池海岸でとった生き物たち。どんな生き物がいるかな~?

いろんな種類がいます。


さて、生き物観察スタート!
観察する上での注意点。
そしてウミホタルを見るための仕掛けづくりの説明。


ウミホタルをとるための仕掛け。最初の図。

この中に煮干しを入れます。
今までレバーなどいろいろ試したけど、
煮干しの時が一番集まったので、今日は煮干し!


さあ、それでは仕掛けを海に入れましょう!
潮がかなり引いているので、波打ち際において
潮が満ちてくるのを待ちましょう!
1時間おいてると、どのくらい入るかな~?






それでは仕掛け終了。
その間、砂浜や磯の観察にGO!


さあ、砂に穴があいてるのが見えますか?
けっこうあいてます。





中から出てきたのは、スナガニ。
砂と同じような色をしていて、すばしこい。
夜、穴から出てくることが多いよ。
この鴨池海岸にはたくさんスナガニの穴があったけど
でも、数は減っていて愛媛県では準絶滅危惧種です。

穴の中にもぐりかけのショット。

みんなでつかまえてきたスナガニたちを観察中。


観察終わったから、おうちに帰してやろうね。

少し進むと、こんなカニもいました。

アカテガニかな!?
アカテガニは陸で暮らせるように進化した生き物です。
ただし、こどもは海の中でないと育たないので
夏の繁殖期にはお母さんは卵を抱えた姿で夕暮れの海に向かいます。
下の写真。おなかが黒く見えます。これが卵。数万個。
でも生き残れるのはほんのわずかだそう。がんばれ子どもたち!
こちらも愛媛県の準絶滅危惧種です。

続いて、磯に移動。

山の斜面に走っていたのはヒトハリザトウムシ。
クモみたいですが、クモとは別グループ。
背中に名前の由来になった1本の長いトゲがあります。
ちなみにザトウムシは「千と千尋の神隠し」の釜爺のモデルになった生き物ですよ~


そしていよいよ、ウミホタルの仕掛けを引き上げる時間となりました。
そうっと引き上げてみます。

中を見てみると点のような小さな生き物が動いています。

振ってみたり、砂に出したりして、刺激を与えると
青白く光ります。これはウミホタルの体自体が光っているのではなくて、
液体を外に吐き出し、その液体が海水と反応して光っているんだそうです。

ウミホタルは水質のよいところに住んでいるので
環境のバロメーターにもなりますね。
大西の鴨池海岸では様々な生き物が見られました。
この環境を大切にしていきたいものです。
たくさんのこどもたちが参加してくれ
楽しそうにしている様子を見て
スタッフもうれしく思います。
今後もビーチクリーン、生き物観察など続けていきますので
また次回ぜひご一緒に!
文:usami
photo:usami&yuko matsumoto