春の海は、遠くのほうにもやがかかっていて、そこを進む船がいつもよりゆっくり進んでいるような錯覚に陥ります。

3月3日(土)大角海浜公園、そんな景色を前にしまのわクリーンアップday 2018が開催されました。これは、しまのわが始まってから、ゆる~く、有志が続けているイベントです。

大角海浜公園は愛媛の最北端、大角鼻にある海浜公園です。瀬戸内の景色を眺めるために、写真家が多く集まる、隠れ....ているわけでもないですが笑、穴場スポットです。
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波打ち際には、無数の貝と、猫らしき足跡が走っており、海岸にはノコギリモやアカモクが、防波堤の被覆石にはイシダタミガイがいます。
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さて、午前10時のクリーンアップに集まっていただいたのは、6名。
のんびり、ゴミを拾います。ゴミを拾っている間は夢中になるので暖かいです。

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遠くからみると綺麗な海岸に見えますが、近づくとやはり小さなロープやカキパイプ、ナイロンのきれはし、ライター、目薬やサンダルなど多くのものが落ちています。45分程度ゴミを拾い、全部で8袋になりました。
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ゴミ拾いって、ひとにすすめても、その「意義」だけで簡単に動いてもらえるものでもありません。ただ少しの時間、拾うことに没頭し、ゴミ袋が積み重なっていくのは個人的にアドレナリンがでますね。単純作業の楽しさみたいなものを感じることができます。
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そこに少し、遊びだったり学びだったりがあると、なんだかこう、海が少しだけ身近になる気がします。