早朝 6時
まだ漁港内は真っ暗で、電灯の光と月の明りが見えるほど。
気温もまだ低くて寒い中、たくさんの参加者のみなさまにお越しいただき、
「魚市場ってどんなとこツアー&ビーチクリーン」を開催することができました。お越しいただいたみなさま、関係者のみなさまありがとうございました。
前日の夜に雨が降り出し、どうなることやら~~?と思っていたら、大丈夫でした!(笑)
さてさて競りがスタートするまでは、みんなで漁港内を見学。
船から漁師さんたちが売りに出すものを、かごに入れて市場へ運んでいました。
そして、「魚と生きて半世紀、 せり人 上野悟」さんによる魚や、市場についての説明が行われました。
せりが始まると、仲買人さんが「大きさ、鮮度、量」などを確認しながら、値段をつけてせり落としている様子を見ることができました。
そして、せりが進むにつれて、値段が書かれたかごが置かれて行っていました。
市場の外には買い付けた魚を一般の人も買うことができるように、並べられていました。
市場の外でなら、一般の人も市場で売られているような魚などが買えるとは、知りませんでした!!
参加者の男の子も品定め中?
参加者のみなさんは説明を聞きながら、普段は見ることのない生きているタコや、大きなガザミと呼ばれるカニを触ってみたり、鋭い歯を持つハモを観察しました。
やさしい桜井漁港の人々が笑顔で子どもたちに、いろいろな事を教えてくれたり、触らせてくれたりしました。
その後、上野悟さんが「コブラ使い」ならぬ「ハモ使い」になって、うねうねとかごから出てきたハモを道具を使ってかごにまた戻していました。
生態を知り尽くしたベテランの技でした。
せりの見学の後は、ビーチクリーン!
桜井漁港の近くの浜辺にはキレイなようで、たくさんのゴミがありました。
エビっとコインをかけて、より多くのゴミを拾うため兄弟でも競争です!
中には変わったものも・・・
酒のビン?
ヘルメット??
物干し???
どこから来たのか、本当にいろいろなものがありました。
20分ほどで、こんなにもたくさん集まり、
それだけビーチがキレイにもなりました。
掃除の後は、みんなで桜井漁港の婦人部のみなさんが作ってくれた豪華な朝食が!
ふんわり揚がった魚のフライ
朝せり落とされたイカで作ったイカのお刺身とイカの煮物
子どもたちは獲得したエビっとコインでデモせり体験!
どのおかずにするか考えて、エビっとコインでおかずをせり落としました。
たくさん学んで、ゴミ拾いを一生懸命頑張って、お魚料理美味しくいただきました。
最後に・・・
市場見学中に、上野さんから「これ食べたことある人ー?イカ食べたことある?」と聞かれ、
「ぼく、イカ食べたことない!」という男の子がいましたが、
お母さんからは「食べたことあるでしょー!」とツッコミが。
それは、今まで食べたイカがこんな形をしているって知らなかったってこと。
魚市場での体験が子どもたちにとって、学びの多い体験になっていたらいいなと思います。
ビーチクリーンしまなみ 一同