2019年10月

警察官として街を守っている高校時代の友達と久々に会って「いまどんな仕事しよん?」と聞いたところ、下着ドロの取ったパンティーの名前をチェックし、とられた人に返う仕事をしていると言われました。リサイクル...なのでしょうか。

さて、10月27日に町谷にあるバリクリーンにて「いまばり環境フェスティバル2019~Imabari Recycling Day~」が開催されました。
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私たちは「プラスチック代替品」の展示を行いました。プラスチック代替品。普段、意識しないと、いや意識したとしても、中々出会えないのではないでしょうか。IMG_1403

朝、6時 鳴り響く兄弟船
夜明けを待つ漁港に、時代劇のOPのような曲が鳴り響き、いやでもロマンを感じます。

「桜井漁港魚市場ツアー&ビーチクリーン」は昨年度より、ここ桜井漁港で始めたイベントです。
普段スーパーに並んでいる魚。ここにくるまで、どんなところを通ってきているんだろう。
そもそも子供たちは、生きた魚を見たことがあるのだろうか。今までにない距離感で海に住む生き物たちを見て触れるイベントであると思います。

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「よりえび」というのは、字のごとく人の手によって「よられた」エビです。帰ってきた船から揚げられたエビを灯りの下でより分けています。丁寧な作業があるからこそ、塩ゆでのおいしいエビが食べられるんですね。
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魚の卸や加工をされている講師の山崎さんをお招きして、漁港のこと、名前の分からない(そもそも見たことのない)魚の説明をしてもらいます。意外と、分からない魚っているものですね。
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桜井漁港でせりの準備が進められています。少しずつ慌ただしくなっていきます。
どんどん補充されていくエビや魚、そしてカニ。
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せりが開始されると緊張感が走り、参加する子供たちも少しあとずさりぎみ。
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それでも少しずつ雰囲気になれて、ぞくぞく出てくるたこやイカ、キスゴ、ブリ、貝、タイ、ハモ、そしてサメまで!!活きのいい魚が飛び跳ねる様子を驚きの表情でみながら、最終的には触らせてもらいます。地元の方々、本当に協力頂きありがとうございます。

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また、地元のお母さんによる即興〆講座が繰り広げられ、なれた様子で魚にメスをいれていきます。当然、子供たちはビビる。私もビビる。獲ってきた魚に感謝をしながら”業”でこたえる。いいことだと思います。

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せりの見学が終わるとビーチクリーン。いつ来ても大物が落ちている桜井海岸。
今回もたくさん落ちていました。
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ただし、、今回はみんな気合いが違う。なぜなら、多く拾った人がこの後のごはんのオカズをゲットする確率が高くなるからだ!!おいしいご飯の前に、みんなでがんばって拾います。
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必死に掘り起こしています。何が出てくるのかな。
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油の缶がこんなに!!

タイヤの残骸などなど。みんな大物狙ってるのね。
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結局この日は、35袋で100kg近くのゴミを拾いました。
子供たち16人がたった20分でこれだけ拾えるほどのゴミが落ちていたということです。
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たくさん拾った後は、お待ちかねご飯タイム!!
食べたいオカズを狙いうち。ファミリーパーク志満さんが作ってくれた煮物や卵焼き、エビや揚げ物、大根おろしなどなど。IMG_1099IMG_1100


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目玉はお刺身!!なんと大きなエビまで!!
みんな真剣なまなざしで見ています。
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地元のお母さんが作ってくれた鯛飯とお吸い物。たくさんおかわりしてくれました。
おいしく食べてくれてありがとう。
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という感じで終わりました。やっぱり"非日常の体験"っていうのは楽しいんじゃないでしょうか。
ぜひ来年いらして下さい。
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なみかた海の交流センターに移動してお話し会です。

お話し頂くのは服部雄一郎さんです。

まず、プラスチックのお話。
この部屋の中で、プラスチック探してみて!

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このプロジェクターも。
天井も、パソコンも。
飲んでる紙コップもプラコーティング。

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日常使っているもので
プラスチックっぽくなくても実はプラというものもたくさん。
レストランのおしぼりや壁紙、リュックサック、
カーテン、靴下、パンツ、紙おむつ
シャンプーやレシートも。
豆腐にもシリコンが!

プラスチックだらけ~

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プラスチックを作るには多くの化学薬品が使われています。
それが外にもれたりもします。

プラは自然に帰らないということだけが問題じゃなく
化学物質の問題もあるんですね。

あと一口にプラスチックといってもいろんな種類があります。
特に気を付けたいのは塩化ビニル(PVC)
消しゴムや下敷き、上ばきなどによく使われているようです。
子どもがいる家庭は素材表示を注意してみてみて!

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プラスチック。
話を聞けば聞くほど
便利で安いと一気に広がったけど
処理のこと、社会的コストや健康の問題まで考えはじめると、
実はものすごく高いもの、ということなんでしょうね。

まだまだ増え続けているプラスチックゴミ。

印象に残った話の中の1つに
国が対策うって3割減を強制するのはムツカシイけど
でも!個人が3割減らすのは簡単。
少し気をつければすぐ3割減らせます。とのこと。

確かに、そうかも。
1人1人が意識するほうがよっぽど早くて確実なんだと思います。

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まずはちょっと意識してみること。

プラなしめざす初心者のみなさん
服部さんに教えてもらった以下の5つ
意識してみることから始めませんか?

●レジ袋はなるべくもらわない
●ペットボトルはなるべく買わない
●ストローやお手拭きは断る
●ネットショッピングの緩衝材を断る
●モノを買う前によく考える

できる範囲で、できることから。
楽しみながら挑戦してみませんか?

最後に参加頂いた皆さん
ありがとうございました。

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文:usami
photo:hideyuki, ayu, haruki and usami

本日のスタッフ♪
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10/20(日)
「めざせプラなし生活!」と題して
SDGsの活動を推進されてる地元の薬局屋さん
”平野薬局”さんとの初コラボ♪
今治ユネスコ協会さんにもお手伝い頂きながら
ビーチクリーンとお話し会を
波方・大角海浜公園となみかた海の交流センターで行いました。

ゲストティーチャーは服部雄一郎さん。
「プラスチック・フリー生活」や「ゼロ・ウェイスト・ホーム」など
ゴミを出さない生活をしている人たちの著作を翻訳されており
ご自身も、ゴミをなるべく出さない生活を実践されている方です。

午後1時、大角海浜公園に
参加者の皆さんが集まってきました。


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皆さん!今日はお集まりいただき、ありがとうございます♪


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ビーチクリーンのやり方説明します。
今回はどんなゴミが落ちているのか
分類・記入しながら30分拾っていきます。
ペットボトルは中身が入っていても絶対開けないでくださいね!

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大角海浜公園。
今治でも人気のビーチですが
台風のあとの影響もあるんでしょうか。
ものすごいゴミです。

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10か月の赤ちゃん~大先輩たちまで
総勢63名+αで拾っていきます。

このゴミはどの分類かなあ。

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こんな大事そうなものまで
海岸ゴミの中に紛れてしまっています。
大丈夫でしょうか。

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遮光ネット??砂に埋まってます。
みんなで、ウンショ、ウンショ。

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小さいゴミも丁寧に拾ってくれてます。

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小さな子どもさんと一緒に参加してくれた家族も。

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こどもたち、ちょっと?休憩。

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あっという間の30分。
どんなゴミがあったかな?

2019.10.20.大角海浜公園

わたしたちの生活から出たプラスチックゴミを
海がたくさん引き受けています。
2050年には魚の量より海ゴミの量の方が多くなるという報告もあります。
ゴミを減らすにはどうしたらいいのか?
このあとは、なみかた海の交流センターに移って
服部さんのお話をききます。

つづく。

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カレーの好みって、実家でどんなカレーを食べてきたかによるんでしょうか?

僕のおふくろの味は「こくまろ」の中辛だったけれど、今はスパイシーなものを好むようになり、ココ壱でも2辛を食べています。潮の満ち引きのように、常に一ところにはなく、年月を経て変化する、、、そう、浜辺に積もるゴミのように、、、

間違いなく強引に始まっている本記事ですが、

えひめ海ごみ水軍漂流記 イベント第3弾!津島ビーチクリーン作戦!&海ごみ学習会

のレポートをお届けしたいと思います。

今治港に着いた船に乗ると、ご存じ機関士のマリちゃんが出迎えてくれます。柔らかい瞳がかわいい。
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出発してからは”まっすん”こと枡形浩人さん進行のもと、津島に関するクイズ。「津島の人口は?」「島名産の果物は?」など津島に関する質問に答えていく子供たち。プレゼントがもらえると聞いて、おおはしゃぎ。IMG_0161[1]IMG_0168[1]IMG_0179[1]
楽しい時間もつかの間、津島が外に見えてきます。磯では釣りを楽しんでいる人がいます。島に降りると、津島島民総出で(!)お出迎え。ありがとうございます。
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現在、7名の方が住んでいらっしゃいます。一番お若い方で70代ですが、僕たちよりもピシッとしているような印象を受けます。ネコも島民です。IMG_0221

ノスタルジックな集会所で、まずは今日のプログラムの説明。そして、ゴミ拾いの注意事項。
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今回は「海ゴミバトル」を行いました。浜辺に落ちている面白いごみを一人一つ拾い、コンテスト形式で発表。商品も出る!!と聞いて、気合いの入る子供たち。
砂浜に向かう途中、動物のうんちが落ちていたのですが、どうも狸のそれのようです。
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砂浜に降りてビーチクリーン開始。どんな物が落ちているでしょうか。
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三角コーナーが、積み重なった石の間に挟まっています。
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お弁当箱発見。
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細い隙間に入っているゴミも手を伸ばしたら届くかな...
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ゴミを拾った感想をきかれる子供たち。
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自分のお宝、見つけたぞ!!
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ボ、ボラギノール!!
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何が埋まっているなー。みんなで引っ張りあげて、年代物の給油タンクをゲット。
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わずか30分で、何十キロものゴミを拾いました。住民が少ないとはいえ、他の地域からやってくるゴミによって砂浜にゴミがたまってしまうことを感じます。
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さてここからコンテスト開始。子供たちはつばきの干物や、ボラギノール、お鍋のふた、中身の入ったジュース、手押し車?のタイヤ、、などなど、個性的なアイテムを拾ってくれました。
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福岡県からやってきたゆみ子も救出。
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コンテストが終わった後は、みんなでカレー作り。みんな割と手慣れた様子。聞いてみると、たまに料理をしてるみたい。みんなお父さんお母さんのお手伝いをがんばってるのね。きゅうりも上手く切って、サラダもばっちり。白いごはんもおいしい。地元の方が7升ほど、ごはんを焚いてくれました。ガス炊きのごはん、いいですね。
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みんなで手を合わせて頂きます。小さい子供もがんばって食べてます。
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食べた後は、、のんびり過ごします。のんびり過ごすってイベントでどうなの?って言われそうですが、このゆったりとした時間が印象的になったんじゃないかな。

参加頂いた皆様、そして運営に携わって頂いた皆様、ありがとうございました。

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