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2005年12月09日

テレビでゲームする時代の終焉

今週のゲームランキングが凄いことになっている。
上位15位の中、PS2とPSPが1本ずつだけで、
他は全部DSやGCといった任天堂ハードが独占している。

秋以降のデイリーランキングTOP20では、
木曜日(主なゲームの発売日)以外は、
任天堂ハードのソフトが半数以上を占める状態が続いていた。

しかし、PS系ソフトは初日にドカンと売れるので、
週間ランキングで、ここまでの状態は無かった。

ゲームソフト週間売上ランキング(集計期間:2005年11月28日〜12月4日 電撃マーケティング室調べ )

1-PS2biohazard4カプコン2005/12/1
21DSおいでよ どうぶつの森任天堂2005/11/23
3-PSPモンスターハンターポータブルカプコン2005/12/1
48GBAポケモン不思議のダンジョン 赤の救助隊ポケモン2005/11/17
57DSポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊ポケモン2005/11/17
6-DSスライムもりもりドラゴンクエスト2 大戦車としっぽ団スクウェア・エニックス2005/12/1
712DSたまごっちのプチプチおみせっちバンダイ2005/9/15
8-DSドラゴンボールZ 舞空烈戦バンダイ2005/12/1
913DS脳を鍛える大人のDSトレーニング任天堂2005/5/19
102GBAロックマン エグゼ6 電脳獣グレイガカプコン2005/11/23
11-GCSDガンダム ガシャポンウォーズバンダイ2005/12/1
126GBAロックマン エグゼ6 電脳獣ファルザーカプコン2005/11/23
1317DSやわらかあたま塾任天堂2005/6/30
143GCNARUTO-ナルト- 激闘忍者大戦!4トミー2005/11/21
1511DSだれでもアソビ大全任天堂2005/11/3
165PS2ラチェット&クランク4th ギリギリ銀河のギガバトルSCE2005/11/23
1714GCマリオパーティ7任天堂2005/11/10
1810PS2機動戦士ガンダムSEED 連合vs.Z.A.F.T.バンダイ2005/11/17
199PS2戦神 -いくさがみ-元気2005/11/24
20-DSパワプロクンポケット8コナミ2005/12/1

決して、PS系ソフトが発売されていない訳ではなく、
PS2はDS以上、PSPもGBAやGC並には毎週リリースされている。

ソフト売上全体のシェアで言えば、
例年通り、PS系が6割、任天堂系が4割といった具合で、
特別に激減していない。

かといって、PS系のソフトが2極化してるのかというと、
ミリオン突破は、ぎりぎり越えたGT4の1本のみで、
看板タイトルは軒並み本数を落としている。

となると、ユーザーの趣味が分散化していると見ることが出来、
ごく一部のヒットを除いて、
毎週、多くのソフトが発売日だけに売れて、
すぐにランキングから姿を消すといったサイクルを繰り返しているようだ。

ロングヒット連発の「任天堂系」

週間売上TOP50の△▼のマークを見ても、
△マークは、ほとんどロングヒットを続けている任天堂系ソフトで、
稀にPS2の廉価版ソフトがランクアップしてる程度だ。

ランクインしているソフトの発売日を見ても、
3ヶ月以上ランクインし続けてるのは、
PS2「キングダムハーツ」廉価版1本に対し、任天堂ハードは7本。
そのうちの4本が6月以前に発売された超ロングヒットで、
「さわるメイドインワリオ」に至っては、丸1年前の発売だ。

これは、今年だけの話ではなく、
据置機においても、PS系は「発売日集中」、
任天堂ハードは「ロングヒット」の傾向にある。

「PS系」と「任天堂系」に分類される

このような売れ方の差を見ても、
「PS系」と「任天堂系」は、そもそもの客が違っていることが分かる。

全ての人とは言わないが、傾向として、
「PS系」は、発売日に購入、早くクリアして、中古屋に売る。
「任天堂系」は、買える時に買って、なかなか手放さない。

「任天堂系」を圧倒的に支持している小学生にとって、
自由にソフトを買う金銭的余裕も無ければ、
中古売買が困難なことを想像すれば当然の傾向だろう。

「据置ゲーム機」と「携帯ゲーム機」に分類しがちだが、
客を想定した場合、「PS系」と「任天堂系」に分類するのが正しい。

PS系ソフト廉価版による悪循環

「PS系ソフト」は、中古が溢れ、新品が売れなくなるため、
「廉価版リリース」が異常に早くなっており、
それが「新品の買い控え」に繋がる悪循環を起こしている。

例えば、7/14発売のPS2「サルゲッチュ3」が
11/2に廉価版が発売されるといった事態になっており、
発売元のソニーも「歴代最速ベスト化達成」というキャッチフレーズを広告に使用、
全く悪びれた様子もない。

ただ社員の頭がどうかしてるのか、
自らの首を絞めようが結果を残さざるをえない
特攻戦法なのだろうか、理解に苦しむ。

据置/携帯/PS系/任天堂系の年間ソフトシェア推移

PS系
据置
PS系
携帯
PS系
合計
任天系
据置
任天系
携帯
任天系
合計
据置
合計
携帯
合計
備考
199763.4%*0.0%63.4%*4.8%11.5%16.3%84.2%11.5%
199869.2%*0.0%69.2%*7.1%11.6%18.7%88.4%11.7%
199962.7%*0.0%62.7%10.5%17.7%28.2%81.2%18.9%
200058.3%*0.0%58.3%11.9%20.6%32.5%79.4%20.7%PS2発売
200155.6%*0.0%55.6%*7.9%30.4%38.3%68.1%31.9%GBA,GC発売
200260.8%*0.0%60.8%10.9%25.0%35.9%74.5%25.5%
200361.0%*0.0%61.0%13.6%24.5%38.1%75.4%24.5%
200460.1%*0.9%61.0%*7.7%30.8%38.5%68.1%31.7%DS,PSP発売

※1997年は、集計方法に起因して、合計100%になってないようです。
※あくまで「PS系ハード向け」「任天堂系ハード向け」の「ソフト売上シェア」です。

FF、ドラクエ、ポケモンといった超人気ソフトの発売にも左右されるので、
細かい増減より、大きな流れの部分に注目して下さい。

携帯ゲーム機の躍進

まず言えることは、据置機と携帯機の割合です。
携帯機は、1997年頃には11%程度だったものが、現在は2〜3倍の市場となった。
今年も35.5%までに上昇しており、年末さらに伸びることが予想される。

また、来年は、据置機の入れ替わりの年なので、
さらに携帯機はシェアを伸ばすと予想される。

任天堂ハードの躍進

「ニンテンドー64('96発売)」のスタート失敗で、
16.3%までシェアを落とした任天堂ハードだったが、
年々数字を上げ、最近は38%程度をキープしている。

逆に、PS系は、最盛期には最高69.2%を誇ったが、
GC、XBOXといった据置機のライバルが不振にも関わらず、
61%程度に留まっている。

ゲームが変わる。64が変える。

1996年、任天堂は危うかった。
「テトリス」などのヒットで盛り上がったゲームボーイも衰退し、
携帯ゲーム市場自体が消えかかっていた。

そして、この年、スーパーファミコンは役目を終え、
「Nintendo64」が6月に発売されるも、同発ソフトがわずか3本で、
激化していた「PS vs セガサターン」の勢いに押され、苦戦を強いられる。

そんな中、口コミでヒットし始めたのが、
ゲームボーイの「ポケモン(2月発売)」だった。

そして、ポケモンは大ブレイクし、
ゲームボーイカラー、ゲームボーイアドバンスと進化を続け、
当初はポケモンが牽引していた携帯ゲーム機市場も、
ポケモン以外のヒットソフトが生まれるようになり、
現在の「携帯ゲーム機人気」となる。

しかし、「ゲームボーイ」が人気を博すと、
同じ客を相手にしている「任天堂系の据置機(N64,GC)」が食われてしまう。

任天堂が据置機で苦戦しているのは、
皮肉にも「ゲームボーイ人気」が理由の1つだろう。

1996年は「携帯ゲーム機の時代」へシフトした年であり、
N64の広告コピーで使われた「ゲームが変わる。64が変える。」は
違う意味で実現してしまった。

「ゲームボーイ」が「Nintendo64」に勝った理由

では、何故「ゲームボーイ」が大ブレイクして、
「Nintendo64」が苦戦したのか。

もちろん「ポケモン」も大きな役割を果たしたが、
「Nintendo64」は、テレビに繋がってるゲーム機なのに対し、
「ゲームボーイ」は、パーソナルなゲーム機だからだろう。

テレビが1人1台の時代になったとはいえ、
そうそう小学生が自由にテレビを見られる家庭ばかりではない。

「Nintendo64」が茶の間のテレビに繋がっていれば、
遊ぶ時間は「親の居ぬ間」か「親が認めた時間」に限られる。
逆に「ゲームボーイ」は、家でも外でも自由に遊ぶことが出来る。

そのような理由で、誕生日やクリスマスに、
「Nintendo64」と「ゲームボーイ」の2択だったら、
どっちを小学生が選ぶかは言うまでもない。

携帯ゲーム機が据置ゲーム機に勝つ?

そして、今、携帯ゲーム機が、これまでに無い人気となっている。

屋外だけでなく、「PCを操作しながら」「テレビをつけながら」
「トイレで」「音楽を聴きながら」など、
様々なプレイスタイルの需要があるように思う。

据置機では、そうもいかず、プレイスタイルが限られ、
無駄を極端に嫌う現代人にとって、リスクが大きい。

ちょうど「固定電話」と「携帯電話」のような関係だ。

「据置機」に勝ち目があるとしたら、画面サイズくらいだろう。
美麗な映像が売りのPSPでも、テレビ画面には勝ち目が無い。

「PS系」のユーザーが、PS3の「映像美」を取るか、PSPの「自由」をとるか、
「PS3」の成功は、そこに懸かってるように思う。

「DS快進撃」を支える「64DD」の亡霊

ちなみに、現在馬鹿売れしている「どうぶつの森」(2週間で52.1万本)、
そもそもは、「Nintendo64」に「大容量書き込みディスク」を外付けした
「64DD」向けに開発してたソフトが原点なんだそうだ。

しかし、「64DD」は発売こそされたものの、短期間で失敗に終わり、
「Nintendo64」向けのソフトとして「どうぶつの森」は発売され、
今回のDS版で無料オンラインに対応し、大ブレイクに至った。

同じく、DSを牽引した「さわるメイドインワリオ(累計78.8万本)」も、
そもそもは64DD向けのオマケソフト「サウンドボンバー」が原型である。

ヒットには偶然の要素もあるが、
ポケモンにしても、長年に渡る開発の末、世間に出たソフトだし、
「64DD」のような数々の失敗を生かす
土壌が前提として存在してることを忘れてはいけない。

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ニンテンドーDSとマリオカートDS【Todasoft Blog】at 2005年12月09日 13:09
マルガの湖畔: ロンチとハードの勝敗の関連性 少しデータ不足で強引なGC不振の原因考察 名無しの芸能観察記: テレビでゲームする時代の終焉 ■日本のゲーム業界の未来 詳細は上で挙げたページを読んでもらった方が良いのですが、この3つの記事を併せて読むと、ある1つの結論...
1強皆弱【ゲームのマボロシ】at 2005年12月19日 23:51
GCの苦戦 http://homepage3.nifty.com/TAKU64/contents/r_gc.htm 名無しの芸能観察記:テレビでゲームする時代の終焉 http://blog.livedoor.jp/folder7/archives/50243991.html 家庭用ゲームが今、最盛期を迎えている北米など海外の話を入れるとややこしくなるの...
【ゲーム】 早晩据置ゲーム機は無くなる?【ウナム日月の乱筆乱文お許しください】at 2005年12月21日 02:27
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