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2008年01月12日

冬ドラマの感想

◆ハチミツとクローバー

コメディシーンもあるのに、何だか凄く真面目な作りに感じるのは、
画面が明るくないからだろうか。

「あすなろ白書」や「愛という名のもとに」が流行した頃ならまだしも、
昨今は、こういう王道モノは、ほとんど当たっていない。(「オレンジデイズ」くらい?)

12.9%と、視聴率が期待ハズレだったのは、
今の連ドラで一番必要とされる「コンセプト」がハッキリしていなかったのと、
「花男」以降の学園ドラマで、視聴者を引き留めていた「制服ワラワラ」も無かった上に、
「原作」や「キャストの認知度」のターゲットの狭さが、
それを跳ね飛ばすほどのパワーを生まなかったからだと思う。

斗真の演技は、舞台「cat in the red boots」のまんま。
花君では伸び伸びと自由に演技させてもらってたけれど、
ふっつーの役を与えられると、役作りの種類が乏しい。

初回は、原田夏希の健気さが良かったですね。
男子で一番ググっと来たのが、向井理くん(^^)

眼鏡を外した時や、瀬戸朝香からの電話で豹変するあたりの
ギャップが何とも言えずエロかった。
田中圭ほどイモでなく、妻夫木聡ほど線が細くもなく、
良いバランスじゃないでしょうか。

前日のボーリングの時も、
童顔なのにガッチリした体で祈ってる姿なんて・・はぁはぁ(^^)

◆あしたの、喜多善男

こちらも暗い。

ここ最近の「変わり種ドラマ」で言うと、設定的には、
「パパとムスメの7日間」や「ドリーム★アゲイン」が近いんだと思う。
少し前だと、「天国に一番近い男」あたりだろうか。

でも、それらのドラマは、コメディが基本だったりで、
明るい雰囲気があったため、「命」という深刻なテーマでも和らげていた。

「喜多善男」は、笑わせるシーンもあるのに、何だか暗いのは、
主人公が困難に巻き込まれるのではなく、自ら決意してしまっていて、
視聴者と距離を生んでしまっているからではないだろうか。

来週から、裏でスタートする「貧乏男子」と、弱冠コンセプトも被るため、
このままの雰囲気が続くようだと、キャストの差が出てしまうように感じる。

◆斉藤さん

このドラマは実に構成が素晴らしい。

まず、「主演の斉藤さん(観月ありさ)」ではなく、
常に「この街に引っ越してきたミムラ目線」である所。

視聴者も、ミムラ同様に「この街」を知らないため、
ドラマの初回、全ての設定を紹介するには、これ以上に無い。

「斉藤さん目線」で、
それに反発する「周囲の人たち」を悪者に描くのではなく、
中立的な立場であるが故に、冷静なジャッジが出来るという作り。

さらに言えば、ミムラという女優は、個性も乏しく、
匿名性が高いため、視聴者の目線を代行するにも適している。

◆エジソンの母

「斉藤さん」が「KYな母」なら、
「エジソンの母」は、「KYな子(清水優哉)」が主役といった所か。

設定といい、「ミムラ」と「坂井真紀」の見た目といい、
作品として被りまくってはいるのだが(苦笑)

「斉藤さん」と違うのは、こちらは「転校生を迎え撃つ側」の目線である所。
それ故に、視聴者は「伊東美咲」に感情移入する必要があるのだが、
常に揺れている「ミムラ」と違って、「伊東美咲」は、やや意志が強すぎた。

初回の終わりには、「ミムラ」同様、「エジソン」の味方となったようなので、
「上司の松下由樹」や「他の保護者たち」との対立を描いていけば、
面白く見られそうな予感はする。

ただ、単純明快な「斉藤さん」と違って、
「エジソンくん」の思考を視聴者に理解させるのは、結構難しいわけで、
それ故に、やや蛇足気味な、ガリレオもどきな「谷原章介」の登場が必要となって、
構成を複雑にしてしまっている。

そんな中、「ライフ」に続いてイイ味を出してたのが「細田よしひこくん」。
こういう味も出せるのかと感心(^^)
イケメンポジションに加え、松下由樹をはじめ、やや殺伐としてる雰囲気の中、
その状況を楽しんじゃってる彼の目線に立つのが、
この作品を楽しむ上で、一番心地良いかもしれない。

◆未来講師めぐる

これも、「変わり種」ではあるのだが、その変わりっぷりが、やや中途半端。

クドカン好きには、このダラダラした展開も面白いのかもしれないが、
とにかく余計なやりとりが多すぎて、なかなか物語が動かない。

そもそも、深田恭子の持ってしまった能力も、物語を変えられない設定のようなので、
あくまでネタの1つとしてしか機能していないのが痛い。

作りによっては、もっと面白くなる設定なんだから、
いつまでも、小手先でオナニードラマ作ってないで、
多くの人をターゲットにした作品を作って欲しい。

初回、話の中心だったブサカワな生徒「赤坂くん」、
どっかで見た顔だなーって、ずっと思い出せなかったんだけど、
東京電力CMの眼鏡の「佐藤和也くん」だったのか(^^;)

そういや、「山おんな壁おんな」にゲスト出演した時も、
食べ頃!って思ったっけ(^^;;)

しかし、このドラマ、ホリプロ臭がキツすぎる(ーー)

この記事へのコメント
生田君は高校生役で人気が出ただけに制服を卒業した後テレビ役者としてやっていけるか心配です。
Posted by 翔 at 2008年01月14日 18:34
1月ドラマが始まったばかりで申し訳ないのですが、4月から始まる「ごくせん3」に誰が生徒として出るのか気になっています。
名無しさんに誰が出るか予想してもらいたいです。
Posted by えみ at 2008年01月16日 22:50