院長より

歯の衛生週間について

歯の衛生週間とは、厚生労働省、文部科学省、日本歯科医師会が1958年(昭和33年)から実施している週間です。
 1928年(昭和3年)から1938年(昭和13年)まで日本歯科医師会が、「6(む)4(し)」にちなんで6月4日に「虫歯予防デー」を実施していました。1939年(昭和14年)から1941年(昭和16年)まで「護歯日」、1942年(昭和17年)に「健民ムシ歯予防運動」としていましたが、1943年から1947年までは中止されていました。しかし、1949年(昭和24年)、これを復活させる形で「口腔衛生週間」が制定されました。1952年(昭和27年)に「口腔衛生強調運動」、1956年(昭和31年)に再度「口腔衛生週間」に名称を変更し、1958年(昭和33年)から現在の「歯の衛生週間」になりました。

歯の衛生に関する正しい知識を国民に対して普及啓発するとともに、歯科疾患の予防処置の徹底を図り、併せてその早期発見、早期治療を励行することにより歯の寿命を延ばし、国民の健康の保持増進を寄与することを目的としています。2011年度(平成23年度)は「みがこうよ 未来へつなげる じょうぶな歯」の標語のもと、全国各地で地域住民参加型の各種啓発事業を展開します。

インプラント研究会がありました。

少し前に、熊本インプラント研究会・第1回勉強会開催のダイレクトメールがやってきました。熊本でこのような機会もあまりないので、本日喜んで参加してまいりました。熊本病院にいらっしゃるときに大変お世話になった、代表の西中寿夫先生がユーザーが本音を語る会であると最初にお話しされ、夕方まで興味深く拝聴させていただきました。3社のインプラントシステムを取り上げ、それぞれのメリット・デメリットを見直そう、という内容でしたが、当クリニックで使用している、NorbelBiocare社、Straumann社のもの、そして取り入れていないZimmer社のHAインプラント、この3つのシステムについて効用やトラブルについてお話がありました。それぞれ表面性状をはじめ、システムに大きな違いがあります。適材適所で臨床応用していくことが大切だと思いますが、使っていないシステムを知ることにより、使っているインプラントをより深く知ることが出来ます。とても有意義な一日でした。それはそうとStraumannインプラントのボーンレベルインプラントがようやく認可が下り、3月末より販売されます。奥歯に使うことはあまりないでしょうが、とても楽しみにしています。

セミナー参加に参加しました

昨年フランスでのセミナーでもご一緒させていただいた、泰先生が広島でセミナーをされるというお話を聞いて、早速いってまいりました。サイナスリフトやベニアグラフト、BGRなど骨の造成が主な内容でした。出来るだけ患者さんのニーズに応えようとするならば避けて通るわけにはいかない分野です。この内容のコースはこれまで幾度となくいきましたが、やはり歯科医療の世界も日進月歩です。毎回何らかの情報を得て帰ることが出来ます。
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