数日前の出来事です。
悩み事を聞いて欲しいという電話がありました。
 いつでもお参り下さいと申しましたら、 
今から行きますということでしたので、待っていると、
 小一時間くらいして、その方はお参りになりました。
 四十代の男性でした。 

お話を聞いてみると、 
幼い時に父親と死に別れ、
1 6歳の時、母親は弟と一緒に家を出て行ったそうです。

 それからは、天涯孤独で、
 暴力団に借金する羽目になったり、
 ちょっとしたトラブルから刑務所に三年入ったり・・。 
それでも自分なりに頑張ったけど、人のことを信用出来なくなった。 
最近は、食物も喉を通らず、働きたいのに働く気力がなくなり、 
仕事も辞める事になり、死に場所を探していたということでした。

願い事は何か?ということを
聞かせて頂きましたら
「贅沢をしたいわけではない、ただただ人間らしい、人並みの生活がしたい」
とのことでしたので
そのことを神様にお取次ぎさせていただきました。


わたしなりの言葉で神様のお話を精一杯させて頂きました。
そして「人を当てにせず、神様に頼り、縋らせていただきましょう」
とお話をさせていただきました。

でもその方の心は
かたくななようでした。

「わが心でわが身を救い助けよ」

このことだなあと思います。

神様は
どんな難儀の中でも
助けよう助けようと働いて下さっている

でも
神様の心と
人間の心はすれ違うばかりです。

ともあれ
この方に
神様を渡せなかったのは
わたしが不徳からです。

日頃の心行をしっかりしておかなければ
いざというときに間に合わないなあと思いました。

その後のことは敢てここに書きませんが
今でもその方の立ち行きを
諦めずにお願いしています。

その方が本当の助かりへの道の軌道にのるおかげをいただかれますように・・・。