今日は、母の日。
そして、わたしの38歳の誕生日でした。
以前に母の日とわたしの誕生日が重なったのは、7年前。

7年前の5月8日。
わたしは、母が入院している病院に
カーネーションを飾りました。

当時、母は末期の膵臓がんで、あと
数日の命の宣告をうけていた状態でした。


以前母から聞いた話で
わたしを帝王切開で無事に産み終えた病室に
お見舞いに来てくれた母の義妹が、カーネーションを飾ってくれ、
母にならせてもらった喜びを
そのカーネーションをながめながら感じたという話を思い出し、
今一度母によろこんでもらいたいと思いました。

でもすでにその時の母は、そのカーネーションを目で楽しむことが出来なくなっていました。
「お母さん、今日はわたしの誕生日だよ。お母さんが初めて母になった日だね。今日は母の日でもあるから
カーネーションを飾ろうと思って持って来たよ』
そう話しかけてはみたものの、虚ろな反応。

当時のわたしはというと、生後2カ月の長女を抱えての初めての育児や教会の御用でイッパイイッパイで母の看病を充分に出来ていませんでした。

元気な時に
もっともっと出来る親孝行が
あったはずなのに。
そんななんとも言えない
思いに打ち拉がれながら
カーネーションを病室に飾ったものでした。

そして、その5日後に母はお国替えしました。

奇しくもわたし自身が母にならせて頂いて初めて迎えた母の日が、わたしの母にとっては最期の母の日となりました。

あれから7年。
今朝
久しぶりに母が元気な姿で
夢に出て下さいました。

今は3人もの子を頂いて母にならせて頂いているわたし。

自らの力にて出来うること何一つとしてなし
総て親の尊き祈りの徳より出づるもの

まだまだお礼が足らない今日のわたしですが、
そんなわたしを許し、
使って下さることはもったいないことです。

ありがとう。お母さん。
お母さんがよろこんで下さる生き方を
これからも求めて行きたいです。
どうぞお導き下さいますよう。