タベタキロク

食べるのが大好き。世界中の食べ物を全部食べたい。グランメゾンからB級グルメ、ゲテモノまで…。

2008年09月

パワーブレンドの変なたこ焼き

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パワーブレンド、たこ焼き屋さんの名前なんですけど、名前からちょっと変わってますね。なんでもこのたこ焼き屋は、念波によってたこ焼きの味を変えてくれるお店なんです!

場所は南千住、駅から近いところにこじんまりとパワーブレンドは営業をしています。おじさんが一人でもくもくとたこ焼きを焼いているのですが、店内には色んな張り紙が…。

念波についてだったり、変える事ができる味のバリエーションだったり。ちょっと異様な空間ですね…。

半信半疑でたこ焼きを注文。おじさんに「このたこ焼き味変えれるんですか?」って聞いてみると、なんでも出来るとのこと。

たこ焼きが一つ乗るくらいのお皿を出してくれて、その上にたこ焼きを乗せろっていいます。

乗せるとおじさんが、一言「さっぱり」と言って指パッチン。えっ、これで味が変わるの?

食べてみると確かにさっぱりしたような…。次にもう一つ乗せると「こってり」でパッチン!

あっ濃い…気がする。そんでもって次は「クリーミー」。…完全にクリーミーになってます。これは完全に変わっている。怖いよ〜。

他にも「濃い味」とか「さわやか」とか色んな味に何回でも変えてくれます。ついでに木村拓哉とか、ナイナイ岡村なんていう食べ物ではない味もあるからスゴイ。その人の味になるんだとか…。ちなみに自分の名前を言うと自分の味にもしてくれます。

そして水をもらったのですが、一言、水の温度を覚えてって言われます。それから「初恋」パッチン!あっ冷たくなった…なんだろうこれ。しかも何故に初恋?(温いものを冷たくしたりは出来ないみたい。冷たいものをより冷たくとか、炭酸をきつくは出来るみたい)

でもこれすごいよ。たこ焼きでは飽き足らず、焼きそばも購入。これは半分こってり、半分あっさりにしてくれました。

恐るべしパワーブレンド。正直よくわからない味もあったのですが、味が変わったのは明らか。張り紙によると、あらゆる物質にある物質頭脳の情報を変えて味を変化させるってことみたいですが、個人的には催眠術による自己暗示的なものかなと。

指パッチンをトリガーとした暗示じゃないのかなぁ。なんにしても面白い体験ができました。変なお店があるもんだ。

ピエールガニェールPIERRE GAGNAIRE でランチ

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ピエールガニェールでランチしてみた。久しぶりに高級料理だな。ミシュラン二つ星だっけ?

グランメゾンとしては気軽に使える感じのお店なんでしょうか。あまり緊張するようなお店じゃないですね。内装も豪華すぎないし、ある意味気楽。

ピエールガニェールのランチコースは3種類。5800円(前菜ヌキ)、7350円(メインが肉or魚)、1万円(肉、魚両方のフルコース)となっています。

無難に7350円にしました。

まずはグラスシャンパン。ピエールガニェールにあるグラスシャンパンはルイロデレールのもの。ブリュットプルミエとヴィンテージのロゼ(忘れたけど確か2002)があります。

普段はロゼほとんど飲まないのですがロゼ飲んでみました。3000円くらいでしたね。ノンヴィンテージの方は1900円なので、まぁ妥当な価格なのかな。さすがにルイロデレール、泡立ちもきれいですし美味しい。

ですがそんなシャンパンの味なんて吹っ飛ばすフィンガーフードたちが登場。フォアグラのコロッケ、生姜のビスケット、メレンゲのサフラン風味、ライ麦パンなどが出てきました。味わいは個性的、その後に出てくる料理への期待と不安が募りますね…。

ワインも注文。ソムリエの方と相談して、ローヌのガメイで造ったワインを飲みました。ローヌのガメイは初めて。名前は忘れました…。当然ヴァンドペイです。ボトル8000円くらいだったでしょうか。

個性的で個人的には飲めてよかったのですが、ワインを良く飲む人と注文するならまだしも、そうでない場合はあんまりお勧めしません。いい作り手の安いブルゴーニュルージュとかにすればよかったな。

次はアミューズ。アミューズもやっぱり面白い。帆立貝のラメル、メロンのソルベ、青梗菜のヴルーテ、人参のロワイヤル、ピクルスのジュ。(本当の名前はみんなもっと長いです…)5種類も登場です。

一個一個説明してくれる店員さんもすごいけど、正直味は覚えてないんだよね。
ホタテとパンデピスにリコッタチーズ、リンゴをあわせていたり、人参のロワイヤル(茶碗蒸しみたいの)にはクミンで味付けていたり、組み合わせは面白いですけどね。

前菜は一番美味しかったな。岩ガキがビーツのスープに浮いていて上には、細切りチョリソー、周りにはチーズ。食べる前はどんな組み合わせだ!って思ったけど、非常に良く会う。岩ガキ自体とっても美味しいし大ぶり。

メインは肉だと、白金豚のロティ。ソースも豚の脂のジュ。紫イモのムースも添えられています。まぁこれは甘さを抑えたあんこだね。葉っぱで包んだプルーンが付け合せです。

肉の味自体は普通。ちょっと火を通しすぎか。まぁなんの感動もない。

メインは魚の方が良かったと思います。連れが食べていた魚はスズキのポワレ、ソースにキュウリやスイカを細かくしたものが入っていました。

そしてデセールが3種類。デザートコース的な感じですね。たしかリブザルトの白だったと思うけど、そのムースの上にベリーなんかが乗っているものが最初に出てきました。かなりアルコール分の強い味。酒が嫌いな人は食べれないね。

そして二つ同時に登場したのが、確かソルダムが乗ったお菓子(よく忘れた)と、チョコムースみたいの。

このチョコムースにはヘーゼルナッツのアイスやヘーゼルナッツ自体散らしてありました。美味しいけど特に印象に残るわけでもなかったですね。

食後にエスプレッソを頂きましたが、このコーヒーはイリーのもの。クオリティ的にはいまひとつ(悪くはない。レストランとして考えるといい方かな。全自動のマシンなんでしょう)。

飲んでませんが紅茶はリーフルのもの。リーフルはダージリン専門店でとっても素敵なお店なので、紅茶はいいかも。でもリーフルは色んなダージリンの農園を揃えているのですが、聞いても農園はわかっていませんでした。

ピエールガニェールは非常に楽しいお店だと思います。でもなんかこういう料理を食べると美味しいって何だろう?って考えちゃいますね。

不思議な味の数々。特に印象に残った料理がないのが残念だな。ガニェールさんがいるときに行って見たい。
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