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古巣 鳴人(ふるす めいと)



HN:古巣 鳴人(フルス メイト)
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フォースの導きから外れダーク
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2010年03月11日

No.43 CRANES/SELF NON SELF(1989)

SELF NON SELF  【Title】
 SELF NON SELF

 【Artist】
 CRANES(くれーんず)

 【Release/Label】
 1989年
 DEDICATED(ででぃけいてっど) 

 【Origin】
 ENGLAND(いんぐらんど)
 

Alison Shaw(Vo、G、Ba)、Jim Shaw(G、D)
“永遠の少女”アリソン嬢(Vo、G、Ba)と陰ながらサウンドの核となるジム(G、D)のショア兄妹(姉弟?)が中心となって結成されたCRANES(クレーンズ)です。
83年のグループ誕生から現在まで25年以上という長いキャリアを積み重ねたベテランながら、わが国ではなぜか認知度が低く情報も少ないという謎の多いバンドです。
YouTubeへの投稿数やコメントの数を見ていると海外での知名度はそれなりにあるようですが、ここ日本ではTHE CURE(ザ・キュアー)のツアーサポートをしていた時に話題になったのが一番のピークだったようです(ブログ仲間のコハゲさんに教えてもらうまでそれすらも知りませんでした…)。


さてクレーンズはイギリスはポーツマス出身のバンドで、いわゆるシューゲイザー系(もしくはゴス/ネオサイケ系)で語られることの多いグループです。
時期によってはポストロック的だったりエレクトロニカに接近したりと、一概に上記カテゴリだけに属する音楽性ではありませんが、その魅力であり核となる要素は何と言ってもアリソン嬢による極上のロリータボイスに他なりません。
一聴すると「え、子供?」としか思えないくらい年齢不詳なロリ声は、全世界のロリ○ン野郎だけに聴かすには勿体ないほどの可愛らしさですが、そのあまりにも舌足らずで甘い歌声は可愛さあまって狂気すら感じさせるほどです。


またシューゲイザーと呼ばれることが多いということは、そのサウンドの要となるギターワークもなかなか聴きごたえがあるということです。
ただシューゲイザーと言っても、その代名詞的なMY BLOODY VALANTINE(マイ・ブラッディ・ヴァレンタイン)のようなブ厚い音の壁とノイズの洪水が構築する音世界を期待すると少なからず違和感を覚えるかと思います。
ジムとアリソンはどちらもギターを弾きこなし、ライブでは後に加わるギタリストと共に3本のギターが独特の世界観を作りあげる時もあるようですが、その神秘性や浮遊感といった精神的な意味合いでは非常にシューゲイザー的と呼べますが、音的にはやはりゴス/ネオサイケの範疇かと思います。
ってこれは僕のクレーンズとの出会いが、ゴス系バンドの先輩から教えてもらったから、というシチュエーションが大いに関係しているかもしれないので、聴く人によっては感想がまったく違うのかもしれませんが…。


さて最新作にあたる『CRANES('08)』を含めると現在までにスタジオアルバムを8枚、ライヴアルバムを2枚、リミックス盤と編集盤(EP集)、そしてアリソン嬢による詩の朗読が収められた企画盤を各1枚づつリリースしているのですが、『LOVED('94)』以外は国内盤未発売という悲しい有様です(多分)。
カセットのみで発表したという時代を感じる幻の逸品『FUSE('86)』を除けば1stアルバムに当たる本作ですが、リリース当時はアナログのみでの流通でした(CD化に当たりボーナストラック追加)。
どうやらこの時点ではまだアリソン嬢とジムの二人によるユニットとして活動していたようで、クレジットには他のメンバー名が記されていません。
僕のブログ上でのカテゴリは一応オルタナティヴ系にしていますが、本作で聴くことのできるサウンドはまさにゴスそのものであり、どちらかと言えばソッチ系が好きな方にこそ聴いてもらいたい一枚です。
漆黒の音像の中をアリソン嬢のけだるくも甘い歌声がこだまする27分間は、後の作品にはない実験的かつダークな美しさが凝縮されています。


…あまり考えたくない(計算したくない)ことですが、本作リリース当時は二十歳前後だったアリソン嬢も現在では50歳手前となっているハズです。
もはや嬢と呼ぶには違和感を覚える御年ですが、前述の最新作にあたる『CRANES('08)』でもその変わらぬ美声を披露してくださっておりました。
声って年を取らないのですね…。


M-2「Joy Lies Within
不穏な響きのベースラインにバイオリンのような音色のギター。
そこに絡むアリソンの妖精のような歌声…。
う~ん、何度聴いてもカッコ良い。



M-5「Focus Breathe
アリソンのこんな力強い歌い方(声)はこの曲でしか聴けず、ある意味クレーンズでは特殊。
無機質なビートと民族音楽風のメロディが効いてます。



M-6「Fuse
前述の幻のカセット作品『FUSE('86)』に収録されていたナンバーの再録らしいです。
ベチベチ鳴ってるベースが耳についてしゃーない。



M-8「Nothing In The Middle, Nothing At The End
CD化の際に追加収録されたナンバー。
お経のようにドロドロした曲調はもはやシューゲやオルタナではなく完全にゴスってます。
…この人たち、やっぱりスタート地点は絶対ゴスですよ!


fools_mate at 22:47│Comments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ!1980年代 | オルタナティヴ系

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この記事へのコメント

1. Posted by コハゲ   2010年03月16日 23:23
え~2回目の自慢となりますが、92年にキュアーのロンドン公演前座で
クレーンズを観たコハゲです(笑)。恐縮です。
どう考えても既に「永遠の少女」ではないはずのアリソン嬢、
当時の実物は本当にフランス人形のようでした。
もちろんゴスとロリータが絶妙にブレンドされてましたよ!
お好きそうですね(笑)。
2. Posted by 古巣 鳴人   2010年03月19日 01:00
>コハゲさん

二回目の嫉妬ですが、いいなぁ~、羨ましいなぁ~、です(笑)。

本当にアリソン嬢って今何歳なんでしょうね。
最近の動画観ましたが、確かに老けてはいましたがやっぱり可愛らしさは残ってました。

ゴスロリおばさんか…アリですね(笑)。

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