プレーク(PLAK)っていう新しい(現代の)技術で比較的安く、フレット精度の高い楽器が生産できるようになった。











近所づきあいのある、荒くれシスターズのギタリスト、トロちゃんのギター本体の不具合を診るのと、エフェクト〜アンプでの音作りアドバイザーと、頼まれ、請け、スタジオにお邪魔して来た。

不具合というか、セッティングが奏者の思惑にフィックスしていないだけのことで、使う人によっては正しいセッティングなんだろう、そんな内容だが、つまりこうだ。聞くとトレモロユニット(アームユニット)がフローティングしてしまっている、とのことだったので、本体側の二本のネジを奥へと締めてやれば済むだろうくらいに思って出かけたわけだが、もう調整「しろ」が残ってない状態だった。独自のユニットだったがフェンダーのいわゆるシンクロナイズドトレモロと同一の設計概念のもので、スプリング(バネ)が5本付けられるところに3本張ってあった。すべてまっすぐだったので、うち両外の2本を斜めがけに変更し少しテンションをかせいで、残ってないとはいえ調整シロをいけるだけ締めて、弦を張りもどす。もどすも、まだ少しだけ浮く。ライブは明日。ってことで、明日は家からスプリングを持参してバチッと直してさしあげるとして、今夜のところはここまでかな、出来ることは。サウンドのことも「よくわかってない」と言いながらもずいぶんちゃんとしていたので、歪みの加減をアドバイスしたのみ。いい感じだったもの。

トロちゃんのギターは下村楽器のオリジナルブランドかな、ヒストリーというメーカーのもので、ハムバッキング2基搭載のもので、そこそこしっかり作られたものではあったが、デューセンバーグとかが彼女には合うんじゃないかな、など帰宅後に勝手に思ったりした。あのドイツのメーカーのギターは5万円クラスでも高いフレット精度のものだったな、と記憶を照らす。そして、帰宅後なんで検索。それによると、どうやら冒頭に書いたプレーク(PLAK)処理によってフレットを打ってるようだ。「スキャン〜数値化〜フレットのコンディションを機械的に管理」、、という技術とのことだが、具体的にそれ(プレークマシン)が使われてる様を見たことがないが、おそらくおれが普段使ってる3D CADと3Dプリンタの関係性みたいな感じなんだろうな、と雑に想像している。

最近多いそうだね、その冒頭に書いた「プレーク」によるネックって。おれはフレット精度の高いものは大好きなんで、一定の評価をしているつもりなんだけど、ついでで調べて見たら、おれのギターの中でもダントツに神がかったフレット精度のギターはミュージックマンのAXIS(バンヘーレンモデル)なんだけど、そのミュージックマンは「我々はプレークマシンを使っていない」っつってるようだね。これは嬉しくなる。

一定の評価をしているつもりのくせに、だよ。やはり、極まった職人が、極めた手の技術が勝つのか!って思うと、嬉しいのである。




明日は荻窪クラブドクターに出没しています。

よかったら、きみも。