2006年01月04日

少子化について6

続き・・・
昔に比べて、このように女性に甘えた(ある意味ナメタ)男と結婚して
後悔する不幸な女性が減ることになるので女性としては喜ばしいことではあろうが、
こちらにも言い分がある。

前回述べたようなことが出来ないような結婚生活ならば、(私のような)男も
何もあえて結婚する必要は無いのである。この男の方にも結婚出来ないのでは
なく、あえて結婚しないという選択肢もあるのである。

私は何も、女だけを働かせてヒモ生活をおくった訳ではない。
一生懸命働いて給料を全額入れ、その中から小遣いをもらいその範囲でやりくりして
自分の趣味をしていたのである。それで、贅沢はさせてやれなかったが何とか
自分の給料でこれまでやってきたのである。
決して暴力をふるったわけでも酒や博打や女にうつつを抜かした訳でもない。

だからといって、私の主張が認められるとは思っていない。
事実、私と同じ境遇でなおかつ女性に優しく家事も子育ても参画・協力して
やっているお父さん・夫は世の中にごまんといるだろう。
それには単純に立派だと思うし頭が下がる。
ただ、私はそこまでして結婚したいとは思っていなかっただけである。

テーマが少子化なので、そのことに関連の深い若い世代に申し上げたい。

お互い異性に媚びる必要は全く無い。
お互い無理をして後で別れるようなことになる前に最初から自分の意思を
はっきりさせ「契約」すべきである。

その端的な例は女優の結婚であろう。自分の仕事をそのままに結婚生活を
維持するにはそれなりの覚悟と相手との契約(確認事項)が必要なはずである。
それなのに結婚してわずか数ヶ月で離婚・・・バカじゃないかと思う。

理想を追い求めるのも良し。納得づくで妥協するのも良し。
いづれにせよ自分のライフスタイルに合わせて結婚するもしないも、子供を
作るも作らないも自分で決めるべきである。

そういう選択の出来る時代に生まれた幸運を最大限利用すべきである。
その結果としての少子化は貴方がたの責任ではない。

少子化に伴う問題・課題があるのならそれは、少子化を食い止める施策で
行うのではなくて(それは無理、効果が無いと前回述べた)こういった
日本の社会全体の生活様式の変化の中で考えていく代物であるべきはずである。

少子化による日本人口の減少・・・それは何も悪いことばかりとは限らない。

続く


foosan at 07:41│Comments(0)TrackBack(0)

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