パリ・サンジェルマン（PSG）のローラン・ブラン監督は７日、中国移籍が注目されているFWエセキエル・ラベッシについて、クラブが交渉していることを認めた。

PSGはこの日、リーグアン第２５節でマルセイユに敵地で２－１と勝利した。先制しながらも追いつかれ、７１分まで勝ち越せなかったが、MFアンヘル・ディ・マリアの決勝点で９連勝を飾っている。

【スコア】
マルセイユ　1－2　パリ・サンジェルマン
【得点者】
0－1　2分　ズラタン・イブラヒモヴィッチ（パリ・サンジェルマン）
1－1　25分　レミ・カベッラ（マルセイユ）
1－2　71分　アンヘル・ディ・マリア（パリ・サンジェルマン）

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160208-00000010-goal-socc

試合後、ブラン監督は苦しい一戦だったと振り返った。

「現実的にならなければいけないと思う。マルセイユはとても良い試合をした。フィジカルを打ち出した試合をしてきたが、それは驚くようなことではなかったね。６万人もサポーターがいるこのようなスタジアムでは圧倒されるものだ。マルセイユがとてつもないインテンシティーを出し、アグレッシブに戦うことはもちろん分かっていたよ」

「今日は自分たちらしく試合を進めるのが難しかった。それができるようになってから、すぐに得点機につながったり、マルセイユにとって難しい状況になったね。だが、前半も後半もとにかく無駄にしてばかりだった。いつものようにはボールを保持できなかったということだ」

去就が騒がれるラベッシは、遠征メンバーに加わっていなかった。フランス『レキップ』は、ラベッシが上海申花のオファーを受け入れ、残すはクラブ間の合意のみと報じている。ブラン監督はラベッシについて次のように述べた。フランス『パリジャン』などが伝えている。

「彼があそこに行くと保証はできない。彼は移籍について交渉するためにパリに残った。クラブはポチョ（ラベッシ）と話し合っている。もし明日負傷者が出れば、考えなければいけないね」

次節、マルセイユは敵地でニースと、パリ・サンジェルマンはリールをホームに迎えて対戦する。