
武藤嘉紀のチーム練習への合流は、3月20日から4月3日の国際Aマッチ・ウイークまでずれ込みそうだ。2月6日(ブンデスリーガ20節)のハノーファー戦で右膝の外側靭帯を損傷し、練習復帰までおよそ4週間、実戦復帰までは7~8週間を要すると診断された。武藤はそこに向けてリハビリメニューを精力的にこなしてきたが、再検査の結果、当初の予定よりも完治に時間がかかるとされたのだ。
マルティン・シュミット監督は「少し残念な報せになったね。私たちはヨッチを必要としているし、代表ウイークがはじまる前に戻って来てくれると信じているよ」と語った。
とはいえ、リハビリ自体は順調だ。すでにランニングマシンを使っており、持久力を鍛えているほか、筋力や体幹のトレーニングにも取り組んでいる。毎日5~6時間、ブルフベーク・シュタディオン(昔のホームスタジアムで現在は練習場)や新しくできたリハビリセンターで、アスレチックトレーナーのアクセル・ブーゼンケルの指導の下、特別メニューを消化。そして今週は、以前から気になっていた親知らずも抜く予定だという。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160308-00010009-sdigestw-socc
マルティン・シュミット監督は「少し残念な報せになったね。私たちはヨッチを必要としているし、代表ウイークがはじまる前に戻って来てくれると信じているよ」と語った。
とはいえ、リハビリ自体は順調だ。すでにランニングマシンを使っており、持久力を鍛えているほか、筋力や体幹のトレーニングにも取り組んでいる。毎日5~6時間、ブルフベーク・シュタディオン(昔のホームスタジアムで現在は練習場)や新しくできたリハビリセンターで、アスレチックトレーナーのアクセル・ブーゼンケルの指導の下、特別メニューを消化。そして今週は、以前から気になっていた親知らずも抜く予定だという。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160308-00010009-sdigestw-socc
当初の予定より復帰が遅れるものの、リハビリメニューは順調に消化。その真摯な姿勢を指揮官は高く評価している。

「親知らずを抜いたら3~4日は休養が必要のようだね。いずれにせよいまはプレーできないから、本人と話したうえで、手術すると決めたんだ」と、シュミット監督は説明する。
真摯にリハビリに励む武藤の姿勢を、指揮官は高く評価している。
「怪我で休んでいる間は引っ込み思案になる選手が多いが、ヨッチは違う。つねにチームの近くにいようとしているし、仲間ともよくコミュニケーションを取っている。機嫌が良く、いつも笑顔だしね。じつに模範的な振る舞いだ」
人間としても選手としてもひと回り大きくなって帰ってくる――。シュミット監督は武藤にそんな期待を寄せているようだ。
怪我さえ治れば、スタメン復帰は間違いない。現在センターフォワードで先発しているジョン・コルドバと武藤の同時期用が、ついに実現の運びとなる。武藤のポジションは左ウイングが濃厚だ。
指揮官の青写真はこうだ。
「ヨッチがいると攻撃のバリエーションが増える。ジョンは頑強な身体を活かしてスペースを作り、ヨッチがスピードと俊敏さでセンターバックとサイドバックのギャップを突く。敵のプレッシャーが強ければ強いほど、ヨッチのテンポの速いドリブルとスプリントが生きる。チームのカウンターの切れ味が格段に増すんだ」
真摯にリハビリに励む武藤の姿勢を、指揮官は高く評価している。
「怪我で休んでいる間は引っ込み思案になる選手が多いが、ヨッチは違う。つねにチームの近くにいようとしているし、仲間ともよくコミュニケーションを取っている。機嫌が良く、いつも笑顔だしね。じつに模範的な振る舞いだ」
人間としても選手としてもひと回り大きくなって帰ってくる――。シュミット監督は武藤にそんな期待を寄せているようだ。
怪我さえ治れば、スタメン復帰は間違いない。現在センターフォワードで先発しているジョン・コルドバと武藤の同時期用が、ついに実現の運びとなる。武藤のポジションは左ウイングが濃厚だ。
指揮官の青写真はこうだ。
「ヨッチがいると攻撃のバリエーションが増える。ジョンは頑強な身体を活かしてスペースを作り、ヨッチがスピードと俊敏さでセンターバックとサイドバックのギャップを突く。敵のプレッシャーが強ければ強いほど、ヨッチのテンポの速いドリブルとスプリントが生きる。チームのカウンターの切れ味が格段に増すんだ」

チームは3月2日(24節)のバイエルン戦で2-1の快勝を飾るなど上昇ムードで、今シーズン最高位の5位に浮上。武藤の復帰で、さらに勢いづくだろう。