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川島永嗣、「正直ショックでした」と語る恩師ハリルへの思い…上へ行くため今求められること

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4月15日に行われたリーグ・アン33節のレンヌ戦で、GK川島永嗣が所属するFCメスは、前半戦での1点ビハインドから後半に2点を返して、1月27日の23節以来10試合ぶりの勝利。欧州カップ戦出場を狙う5位のレンヌを破るという善戦で、19位のトロワとの差は勝ち点4に縮まった。

試合が終了する間際は、「(勝利が)久々すぎて緊張しました(笑)勝てるかどうかのギリギリのところで…」と苦笑まじりに熱戦を振り返った川島。

しかし1週間前のヴァイッド・ハリルホジッチ監督の解任に話が及ぶと、とたんに表情がくもった。

「(解任のニュースを聞いたときは)正直ショックでした。もちろんサッカーの世界の中で監督が急に変わるということはあるし、ああいう形で突然物事が起こるということはありますけど、本当にこれからW杯、というところだったという部分もあるし…ただ簡単に一言で『前を向いてやっていかないといけない』と言えるような出来事ではないと感じています」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180418-00010004-goal-socc

「妥協しない人。好き嫌いなんてない」


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ハリルホジッチの挑戦が、志半ばにして、このような形で終わってしまったことにも、川島は心を痛めている様子だ。

「一人の選手として、自分も4年間色々な犠牲を払ってW杯に向かってきている。そしていいか悪いかは置いておいても、ヴァイッドも3年間ずっと色んなものを準備してここまできたわけだから、そういう思いを考えると、残念な気持ちは大きい。もちろん前に進んで行かなくてはいけないですけど…」

ハリル監督からはいつも厳しい指摘を受けていたという川島だが、それだけに自分が成長する機会を与えてくれたという思いも併せ持っていた。

「(ヴァイッドは)難しいキャラクターだとは思いますけど、僕自身も難しい状況に置かれたし、でもその中で、自分が成長するためにいろいろなことを考えさせてくれた人でした。監督の信念は信念で、彼自身の色々な人生経験の中でできてきたものだと思うので」

人には厳しいが、自分にも厳しい。そんなハリルホジッチの人間性を、川島はあらためて実感したばかりだった。解任発表のほんの1週前、ゲストに招かれたフランスの人気サッカー番組『テレフット』の中で、現役時代、2度もリーグ得点王になっても(82-83、84-85シーズン、ナント時代)、それでトップフォームかと聞かれたら、「いや、まだトップフォームじゃない、まだやれる」と言っていたハリルホジッチのエピソードを観て、「それだけ妥協しない人なんだな」と感じていたという。

「僕の印象からしたら、(監督には)好き嫌いなんてないと思うし、本当に一人ひとりの選手がよくなるために、物事を言ったりしていたと思う。それは僕に対してもそうだったし…」

フランス語がわかることで、おそらく他の選手以上にそれをわかっていた川島は、ならばもっと自分が間に入ればよかったのではないか、と後悔しているようでもあった。

W杯で上へ行くために今求められること


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しかし現実的にW杯は2カ月後に迫っている。

日本代表はここから新体制のもと、前を向いて進んでいかなくてはならない。そのために必要なことは何か?

「前のキャンプも含めて、結果もなかなか出ていない中、選手一人ひとりがもっともっとやれる部分はあると思う。そこを自分たち自身が再認識して進んでいかないと。海外でやっていようが日本でやっていようがどれだけ自分たちが高いレベルのプレーを目指して、そこをベースにチームとしてまとまっていけるかが大切だと思います。

日本で自分たちのグループがどう見られているかわからないですけど、今これだけ海外でプレーしている日本人が増えていても、相手のレベルを考えたら、正直もっともっと自分たちがやらなきゃいけないことはあると思う。

そこを本当に自分たち自身が詰めていけるかだと思うし、簡単なことかもしれない。パスの質やコントロールの質かもしれないし、僕だったら1本でも多くのシュートを止められることかもしれないし。頭でっかちになるのではなく、冷静に、根本的にそのひとつひとつプレーの質もそうだし、チームのために犠牲をはらってやることも含めてベースになければ、何もその上には乗っかってこないと思います。

時間もないし、その時間のない中で、どれだけ明確に自分たちが考えを持ってやれるかということは非常に大きいと思う。あとは、本当にハードワーク。根本的に自分たちが相手より倍走る、倍ハードワーク、という気持ちがなければ難しい」

不安定な中で自信を得る最善の方法は試合に勝つことだが、本戦前のテストマッチも限られている。

「そういう自信を自分たちの中で、結果だけでなくピッチのプレーの中でも深めて、短い時間で高めていかないといけない。

でも最初からまとまっているグループなんてないし、2010年のときもそう。やっぱりチームというのは苦しい時期を乗り越えて一つになるし、最初から良いグループである必要はないと僕は思う。この苦しい中で、選ばれた人が生まれ育った国のために本当にすべてを注げるかだと思うので。一人ひとりが、チームを良くするために捧げられるか、というのが非常に大きいと思います」

今回の苦難をともに乗り越えることで、日本代表が一体感を取り戻し、同じ志をもったグループとしてW杯に臨むことができるなら、この不可解な解任劇を敢行したことの、せめてもの理由付けになる。

「最終予選だって、最初からチームはできあがっていたわけじゃない。(初戦の)UAEに負けたときもそうだし、逆にイラクに逆転勝ちしたときとか、ああいう試合を通して自分たちはグループになっていくと思うので」
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次の代表活動は5月下旬から行われる国内合宿で、5月30日のガーナ戦を経てオーストリアでの事前合宿に入る。

コメント一覧

    • 1
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年04月19日 06:42
    • ID:3eW17ku60
    • う~ん少なくともディフェンス陣の解任後のコメント見てると
      ハリルに対してそこまでネガティブな印象抱いていないように感じるな
    • 2
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年04月19日 06:49
    • ID:s4X5ylmf0
    • ※1
      昌子は驚くほど、完全に他人事のコメントで解任されて当然みたいにも取れる発言だよ。ゴートクは見てないと言うか出してないか。長友はなんとなく儀礼的だし。
      「マヤはびっくりしました」っていってるけど、チーム内部が崩壊したE-1戦、ウクライナ・マリ戦にいなかったわけだし。牧野は惜しんでるように見えてこうなるのも時間の問題だったと感じてる様子。本当に惜しんでるのは川島だけかも。
    • 3
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年04月19日 06:49
    • ID:d9.Lm3PP0
    • 川島の事すげえ好きになったわ
    • 4
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年04月19日 07:11
    • ID:Km22gNm20
    • 言葉が通じて人間性をある程度理解できて移籍先まで面倒見てもらえば良いコメントを残すのは当然
      逆を言えばそこまで信頼していたのに何故気難しい監督と他の選手との架け橋になってあげられなかったのかと思う
      近い存在であるディフェンス陣やキャプテンの長谷部ですら苦悩して不満を口にしていただけに、良き理解者としてもっと協力してあげても良かったように思える
    • 5
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年04月19日 07:18
    • ID:qFaEYykF0
    • GKはハリルのしょうもない戦術の被害は一番受けなくてもいいからね
    • 6
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年04月19日 07:22
    • ID:EwDdbNsm0
    • まともなキーパーは川島しかいないもん
    • 7
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年04月19日 07:27
    • ID:uHhp1NpL0
    • ハリルのあの性格から起こる、選手とのコミュニケーションの問題とか
      妥協を許さない考え方を他人にも求めるやり方とかは賛否あるし、問題も多かったとは思うが
      ハリルがやろうとしている事自体は何もおかしくはないし、間違ってなかったからな
      理論的に戦術を理解していてストイックなタイプの選手はハリルが好きだろう
      逆に感覚的に戦術を理解しようとするタイプでは、アレはほとんど理解出来ないだろうから好きにはなれないだろうな
    • 8
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年04月19日 07:29
    • ID:LKwWzpcm0
    • 一瞬、柴崎の結婚がショックなのかと思った
    • 9
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年04月19日 07:36
    • ID:hK48gBCN0
    • ※1長谷部もインタビューで顔はほころんでなかったか?
    • 10
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年04月19日 07:40
    • ID:HwcK05ox0

    • 11
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年04月19日 07:55
    • ID:Dt1jKoMX0
    • 色んな国の人と会ったけど、言葉が通じなきゃフランス人(フランス語)は本当に誤解されがちだと思う。自己肯定感が強くて気難しい、矛盾も多かったし正にステレオタイプのような人だったな。ラテン、フランス的な人情深さが伝わらなかったのは残念。
    • 12
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年04月19日 08:04
    • ID:WnHkZBza0
    • 就職活動手伝ってもらった恩があるから当たり前だろう
      これで手のひらクルクルならドン引きだわ
    • 13
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年04月19日 08:22
    • ID:8D4yNxFn0
    • ※11
      確かにフランス人と接すると、他の国の人達とはちょっと違った印象を持ちやすいよね。
      特に俺達日本人の感覚からすると、何かにつけ率直すぎると言うか、かなり個人主義すぎるとも言うか。
      少なくとも、他人の反応を慮って…なんて言う気配があまり感じられないところは日本人の感覚的に好き嫌いがハッキリ分かれてしまうお国柄だと思う。
      だからと言って、決して人情に薄いってわけではないんで、本当に好き嫌いの感覚になりやすいんだと思っちゃうよね。
    • 14
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年04月19日 08:41
    • ID:QBLOeue10
    • ※2
      ディフェンス陣じゃないが原口はできればハリルのまま行きたかった的な発言してた
      単に恩義を感じてるからにすぎないかもしれないが
      他は仰る通りだが
    • 15
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年04月19日 11:20
    • ID:lRzmdKKf0
    • 結局選手からの声は、ハリルを惜しむ声もあれば、やっぱちょっと…っていう感じの声もあるという「当たり前」の反応なんだよな
    • 16
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年04月19日 12:23
    • ID:xsr.Wcde0
    • こういう川島みたいなのは別として、解任後の一言コメントで解任をどう捉えてるのか判断するのは無茶だと思うよ
      本田みたいな空気読む気がない選手以外は無難なコメントするに決まってる
    • 17
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年04月19日 12:32
    • ID:o8NluL5o0
    • そもそもフランス代表が内紛だらけじゃん
    • 18
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年04月19日 13:07
    • ID:GgLX7QeV0
    • ※16
      乾と岡崎ははっきりと自分にとってプラスだって言ってたよ
      口だけの惜しみの言葉よりサッカー選手として好感もてる
    • 19
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年04月19日 19:33
    • ID:xsr.Wcde0
    • ※18
      同感だね
      逆に長友みたいなのが一番好感持てない
      世渡り上手だとは思うけど
    • 20
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年04月23日 04:29
    • ID:WbQchPRW0
    • *11 *13
      フランス出身ではないのに、フランス語で喋ってたら尚更本来の意味が選手に伝わらないと思うけど。
      まあ途中のフランス語が判る、通訳枠で代表に居る選手には必要だっただろうけど。
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