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ハリルの“大枠”に入り続けたDF鈴木大輔 冷遇を乗り越えW杯の秘密兵器となるか

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スペイン2部ヒムナスティック・タラゴナの元日本代表DF鈴木大輔は、2018年に入ってから苦しい日々を過ごしてきた。クラブから今季限りで満了となる契約の延長を打診されたが、さらなるステップアップを目指すために首を縦に振らず、それが原因となって2月以降の大半のゲームで先発メンバーから外された。

チームも残留争いの崖っぷちに立たされるなか、現地時間13日に行われたリーグ第39節のセビージャB戦に4試合ぶりに先発出場。チームは敵地で0-1と痛恨の敗戦を喫したなか、リーグ戦残り2試合のタイミングで久しぶりにピッチに立った鈴木の胸には、どのような感情が沸き上がったのだろうか。試合後に本人を直撃すると、自身が置かれている現状と、昨年から継続的に招集レターが届いていた日本代表についての思いを語ってくれた。

「非常に痛い負け。それが今の率直な感想です」

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180514-00103834-soccermzw-socc

13日のセビージャB戦に4試合ぶりの先発出場 スペインで待ち受けた“飼い殺し”の日々


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鈴木は第一声で、この日喫した敗戦に悔しさを露わにした。最下位のセビージャBに0-1と敗れたことで、ヒムナスティック・タラゴナは第39節終了時点で勝ち点43の18位に転落。22チームで争われるスペイン2部は、19位以下の下位4チームが3部に降格する。現時点でギリギリ残留圏内にいるとはいえ、19位コルドバとは勝ち点差「1」、20位バルセロナBとも勝ち点差「3」と、最終節を前に予断を許さない状況となっている。

もっとも、鈴木自身のセビージャB戦でのパフォーマンスは決して悪くなかった。後半21分に先制を許した7分後に、攻撃の枚数を増やすために交代となったが、本人も「4試合出ていない間もコンディションは非常に良いという認識があって、実際に今日の試合に出ても問題はなかった」と振り返ったように、心身両面で公式戦の舞台から離れていたことを感じさせないプレーを見せていた。

2016年2月にヒムナスティック・タラゴナに加入した鈴木は、これまで継続的に試合出場を続け、今季前半戦も主力として最終ラインを支えていた。だが、今年6月で契約満了となるなか、クラブ側からの延長オファーを断ったことで2月以降に出場機会が激減。セビージャB戦までのリーグ戦15試合で、ピッチに立ったのはわずか3試合という厳しい状況に追い込まれた。

そうした苦境のなかでも、鈴木は「モチベーションが下がることはなかったし、自分のコンディションを保っていれば、大事な試合で使ってくれるという感覚は持っていたので、あまり悲観することはありませんでした」と振り返る。実際に降格危機が忍び寄った今回の第39節で、4試合ぶりに先発復帰。“助っ人DF”の実力を、チームが認めている何よりの証と言えた。

波乱含みの西野ジャパンで“サプライズ”となるのか


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スペインに渡って約2年半、異国の地で奮闘する鈴木にとって心の支えとなっていたのが、日本代表の存在だった。

昨年5月以降、今年3月のベルギー遠征までクラブには日本サッカー協会から招集レターが毎回届いていたという。昨年11月の欧州遠征前には、バヒド・ハリルホジッチ前監督の腹心だった日本代表前コーチのジャッキー・ボヌベー氏が現地視察に訪れ、鈴木とも面談したが、メンバー発表前の試合を累積警告で欠場するなどの不運も重なり、招集は叶わなかった。

日本代表通算2キャップで、2014年10月のブラジル戦(0-4)以来、日の丸のユニフォームを着てピッチに立っていないが、招集レターが自らの元に届いていた事実は、鈴木を奮い立たせてきた。

「試合に出続ければ、ワールドカップ出場のチャンスはある」

その思いで戦い続けてきた鈴木にとって、実戦から離れることが多かった2018年は歯がゆい日々となったが、それでも自身初となるワールドカップ(W杯)出場の夢は諦めていない。

「これまで海外に挑戦してきたのも、今まで知らなかった自分を知り、成長させるためにやってきました。でも、そうした海外生活のなかで得た経験より、もっと多くのものがワールドカップで得られるのではないかと。今の自分をもっと成長させてくれる舞台に、絶対に行きたいなと思っています」

ロシアW杯出場に向けて、自らが苦しい立場にいるのはよく分かっている。それでも1年前から招集レターが届き、自らが日本代表の“大枠”に入り続けていたこと、そして本大会直前のタイミングでハリルホジッチ前監督が電撃解任され、西野朗新監督が就任し、これまでのポジション争いの序列が崩れる可能性があることも「個人的にはチャンス」だと捉えているという。

「この2年半、自分は海外に出てやるべきことをやってきました。目の前にある挑戦を楽しんできたなかで、今回もし(W杯の)メンバーに絡むようなことがあれば、同じように目の前のチャンス、挑戦を楽しむだけだと思っています」

西野監督は13日、J1リーグの浦和レッズ対サガン鳥栖戦を視察後、「基本的には今まで代表に参加した選手がベースになっていく」と語り、サプライズ選出の可能性が低いことを明かしている。鈴木にとって状況は厳しいものの、ハリル体制で“大枠”の一人に数えられていた選手として、まずは14日にFIFA(国際サッカー連盟)への提出期限を迎えるW杯予備登録メンバー35人のリストに、滑り込むことができるだろうか。
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2012年にはロンドン五輪代表の一員として、日の丸を胸に世界大会を経験。現代表で長年主力を務めるDF吉田麻也(サウサンプトン)、DF酒井宏樹(マルセイユ)、MF山口蛍(セレッソ大阪)らと鉄壁の守備陣を形成し、44年ぶりのベスト4進出に貢献した。自然体を貫くセンターバックが、波乱含みの西野ジャパンで“サプライズ”となるのか、ワールドカップメンバー選考の行方に注目が集まる。

コメント一覧

    • 1
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年05月15日 02:07
    • ID:ihba0nJu0
    • これは名古屋獲得しろよ
    • 2
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年05月15日 03:53
    • ID:0agzb.Oi0
    • 守備の連係とか今更無理
      何年吉田と一緒にプレーしてないと思ってんだよ
    • 3
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年05月15日 04:01
    • ID:4ptHAYrd0
    • よんでほしいな。
      少なくともJのDFよりは経験値高いと思うし。
    • 4
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年05月15日 05:50
    • ID:pEbBUs1J0
    • 海外組重視のハリルに全く相手にされなかったな
    • 5
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年05月15日 05:54
    • ID:iur.A5M50
    • 鈴木よりは冨安のがいい
    • 6
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年05月15日 06:34
    • ID:tKIFd0dA0
    • ぜひ、神戸へ
    • 7
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年05月15日 06:51
    • ID:FRK90b2t0
    • 二部でプレーした選手って大概一部とかのクラブから声がかかるもんだけど、2・3年プレーしててこないってことは相当微妙なんだろうな。CBで28歳はまだ中堅の方だから期待したとこではあるが。
    • 8
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年05月15日 09:20
    • ID:sNmHSvug0
    • 風貌がかっこいい
    • 9
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年05月15日 10:17
    • ID:h0Ca4ao30
    • なるほど
      出れなかったのには契約延長断ったってのがあったのか
    • 10
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年05月15日 10:57
    • ID:4G0a.Wy70
    • さすがに鈴木よりは槙野のほうがいいな
    • 11
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年05月15日 14:29
    • ID:epifk0nX0
    • 止めとけ、足下ド下手だぞ
    • 12
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年05月15日 22:08
    • ID:4R8Xna1u0
    • 鈴木選ぶと東京枠森重外れるから選ばれないでしょ。
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