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西野監督が全幅の信頼を置く長谷部誠。ただし2戦を通じて明らかになったチームの軸は…

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もし西野朗監督が、本当にポリバレントなタイプを優先するなら、長谷部誠は理想の選手だ。浦和レッズからドイツに渡り、ボランチだけではなく、サイドバック、トップ下、センターバックなど様々なポジションをソツなくこなしてきた。もちろんヴォルフスブルグへ移籍した頃の長谷部は、SBでの出場に納得している様子ではなかった。「出場できることはポジティブに考えたいけれど…」と、複雑な想いも吐露していた。

一方フランクフルトで直接指導した経験を持つトマス・シャーフ元監督に、長谷部の適性ポジションを尋ねると、こんな答えが返って来た。

「長谷部はゲームを読める選手だ。監督なら、そういう選手を中央に配して置きたいと考えるものだ」

おそらく日本代表で長谷部がキャプテンマークをつける理由のひとつでもある。ピッチ上で様々な役割をこなし、トップレベルで多角的にゲームを経験してきた。利発で統率力があり、明確なタスクを与えれば、しっかりと咀嚼して応えようとする。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180610-00041843-sdigestw-socc

3バックでは長谷部を活かすヴィジョンが描けていたのか?


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日本代表監督時代に、イヴィツァ・オシムがこんな話をしていたことがある。 「ロナウジーニョを守備に回してしまえば、ロナウジーニョではなくなる」

要するに、どんなに強い相手でも、長所を消してしまう戦い方を描ければ、つけ入る隙があると言いたかったわけだ。

西野監督が長谷部に全幅の信頼を置いているのは間違いない。むしろ就任以来の2戦を見れば、依存さえしているという見方も出来る。ガーナ戦で試した3バックも、何より長谷部ありきの実験だったはずだ。だが所属のフランクフルトと同じように長谷部を軸に3人を並べてみたものの、肝心な長谷部を活かすヴィジョンが描けていたかは疑問だ。日本はガーナの1トップに3人が対応する人余り現象が起こり、しかも屈強なE・ボアテングへの対応を何度か長谷部が強いられ、それが2失点目の混乱にも繋がった。

逆にビルドアップでは十分な余裕があったが、単純な各駅パスしか出せていない。5バックの後傾状態からゆっくりとパス回しが始まるので、斜めのロングフィードでワイドに起点を作るダイナミックな初動は見られなかった。単純に最後尾で数的優位を作るだけの3バックに、長谷部を起用するメリットは見えて来ない。堅守を担保したいなら、別の選択肢でも良かった。

おそらくガーナ戦を経て、本大会での3バックという選択肢は消えたはずだ。西野監督は「終盤追いかける展開で4バックにして攻撃に出た」と語っており、3バック(5バック)はなんとか勝点を拾いたい最難関のコロンビア戦を想定したものだろう。ところが肝心な守備に綻びが目立ち、これでは到底メドが立たない。さすがにスイス戦では、長谷部をボランチに戻して4-2-3-1で臨んだ。

この2戦を通じて、西野新体制の軸になるのが大島僚太であることがはっきりとした。フィジカル面では懸念材料もある大島だが、対人、対チームで相手のバランスを見極め、ボールをさばき動かす能力は卓越している。守備から攻撃へと切り返す起点として代えが効かない。こうした現状でバランスを考えれば、コーチング能力も含めて長谷部がベストパートナーになる。大島がハリルホジッチ前監督に「しゃべるようになった」と驚かれたほど物静かなタイプだけに、やはり指揮官は声を出せるキャプテンに隣で牽引してほしいと考える。

西野監督は次のパラグアイ戦に「バックアップメンバーを出す」と口にしてしまったほどで、現状でスタメンとの線引きは揺るぎない。スイス戦の采配からも、新監督は自ら描くスタメンでの発進に固執しているように見える。だが2戦を通じても経験豊かな主力組の何人かには、明白な疑問符がついた。特にコロンビア戦で黒星発進をした場合には、大胆な攻撃的なオプションが必要になる。むしろ日本らしく戦うための監督交代だったのなら、山口蛍をアンカーに据え、大島と柴崎岳をMFに並べる4-3-3など、相手を守備に回すための賭けも検討するべきかもしれない。
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12日の国際親善試合パラグアイ戦を経て、19日にロシア・ワールドカップ(W杯)初戦のコロンビア戦を迎える。

コメント一覧

    • 1
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年06月10日 18:20
    • ID:tpHZXWBj0
    • 柴崎と併用してくれ
      本田香川さんはいいからさ…
    • 2
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年06月10日 18:38
    • ID:JsRBVCmM0
    • 本田ボランチ待望論
    • 3
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年06月10日 18:47
    • ID:GqF9YqY30
    • 南米勢は中盤の圧のかけ方がまじでやばいから、コロンビア戦は経験の差で柴崎長谷部の方が良いような気もする…。
    • 4
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年06月10日 19:06
    • ID:MuX84NQG0
    • 俺も柴崎をもっと使って欲しいと思うわ。
      今は無理してギリギリまで大島を使ってるのだと思う。本戦かもしくはパラグアイとのゲームで柴崎をスタメンで見てみたいな。
    • 5
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年06月10日 19:16
    • ID:uLSt1dJp0
    • 長谷部はCBやるようになってから、CHでボールもったときにプレスかけられたと異常に慌てるようになったような
    • 6
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年06月10日 19:25
    • ID:ZQGJfzRA0
    • 大島がそんなに良いとは思わない
    • 7
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年06月10日 19:32
    • ID:UYJZ9D.P0
    • もう誰使っても結果変わらんよ
    • 8
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年06月10日 19:37
    • ID:4r0ucfo40
    • 俺達の連中が輪になって話し合ってる中
      遠目から見てるだけの大島や武藤
    • 9
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年06月10日 20:39
    • ID:VIHg1PpR0
    • やっと山口外してくれたか
      あの下手くそいなくなってちょっとはビルドアップできるようになってよかった
    • 10
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年06月10日 21:12
    • ID:ASJFt4cP0
    • 長谷部と大島の並びは悪くない
      柴崎はトップ下の方が合う
      この3人でトライアングル組んでみたらいい
    • 11
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年06月10日 21:44
    • ID:1.DjHHBG0
    • ※2
      本田にはCSKAモスクワの時代からボランチになってて欲しかったな
    • 12
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年06月10日 22:59
    • ID:gCCa96ua0
    • 大島はボールの受け方と散らしは良いと思うけど
      縦パスはないし相手に全く脅威になってない
    • 13
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年06月10日 23:12
    • ID:5.Is8kzL0
    • 4-4-2でいいFWは2トップ。大迫に武藤or岡崎
      2列目は乾or宇佐美、原口or柴崎。本田、香川はいらない。
      CBは吉田が不調で不安定すぎる。昌子、槙野or植田の方が良いのでは?
      GK…、川島に2戦を費やしたのは無駄だった。
    • 14
    • Posted by
    • 名無し
    • 2018年06月11日 04:42
    • ID:gyCnS4Ks0
    • なお怪我した模様……
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