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エルモソ? ブライス・メンデス? 今回スペイン代表に初招集されたふたりって、どんな選手?

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現地時間11月8日、スペイン代表のルイス・エンリケ監督が、11月15日のクロアチア戦(UEFAネーションズリーグ)と18日のボスニア・ヘルツェゴビナ戦(親善試合)に向けた24人のメンバーを発表した。

指揮官と反目し合っていると言われていたバルセロナのジョルディ・アルバがついに選出された今回の招集メンバーには、初招集の選手がふたり含まれていた。エスパニョールの23歳DFマリオ・エルモソと、セルタの21歳MFブライス・メンデスだ。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181115-00050268-sdigestw-socc

代表を引退したピケやシルバの後継者として期待



エルモソは躍進エスパニョールの守備の要のひとり。レアル・マドリーBから移籍した昨シーズンは、前半戦こそレギュラーCBとして活躍を見せたが、ミスや退場が重なったことでキケ・フローレス監督の信頼を失い、その後は完全に尻すぼみに終わった。

それが今シーズン開幕以来、現在のルビ監督への指揮官交代を追い風に自信とパフォーマンスを向上させ、1月のマドリーへの復帰話が持ち上がるまでに成長を遂げた。したがって、トップリーグデビュー2年目の若手で、今回の代表初招集をサプライズと見る向きもようだが、その活躍ぶりを考えれば納得の抜擢と言える。

大きなアピールポイントとなったのは、希少価値の高い「左利きのCB」という点だろう。その左足から繰り出されるキックは、局面を打開する大きなサイドチェンジや前線へのフィードの際に大きな武器となり、インターセプト、カバーリングといった守備全般の能力も名門クラブのカンテラ出身だけあって洗練されている。

危機察知能力、競り合いの駆け引きといった経験が左右する部分は、今後プレーを積み重ねることによって培っていけばいい。CBはジェラール・ピケ、セルヒオ・ラモスの次を担う選手がいないと言われ続けてきたポジションだけに、活躍の余地は十分にありそうだ。

ブライス・メンデスは現地で、そのエルモソ以上に今回の初招集をサプライズと受け止められているが、これまた最近の活躍を見ると納得の抜擢だ。

昨シーズンの終盤に頭角を現わしたばかりで、1部リーグでの通算出場試合数は28試合に過ぎない。しかし、すでにセルタではイアゴ・アスパスらとともに攻撃を牽引する存在で、新任のアントニオ・モハメド監督からも厚い信頼を寄せられている。

タイプ的には周囲とのパス交換から攻撃のリズムを作り、スルーパスやワンツーでゴール前に進入してフィニッシュに絡む左利きの技巧派アタッカーだ。身長187センチとスケールの大きさも魅力で、エリア外からでも積極的にシュートを狙う。

セルタのBチーム時代はトップ下を本職にしていたが、昨シーズンはインサイドハーフ、今シーズンは中盤の右サイドと新たなポジションに挑戦しながらプレーの幅を広げている。

スペイン代表でルイス・エンリケ監督が志向するトランジションの速いサッカーはセルタで経験済み。戦術理解、状況判断力、フィジカルのいずれもまだ成長過程にあるが、得点もアシストもできる大型プレーメーカーとして、ロシアW杯を最後に代表を引退したダビド・シルバやアンドレス・イニエスタに代わって攻撃の柱になれる可能性を秘めている。
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EURO2008の優勝を皮切りに、2010年ワールドカップ、EURO2012と史上初のメジャートーナメント3連覇を成し遂げたスペイン代表。その後の躓きが示すように、黄金時代が確実に過ぎ去った彼らの課題は「世代交代」にある。L・エンリケ監督はエルモソやブライス・メンデスらとともにその課題を克服し、ふたたび強いスペインを取り戻せるのか。
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