
アジアカップ2019は24日に準々決勝が行われ、イラン代表が中国代表に3-0で勝利。4強入りを決めた。この結果、日本は準決勝でイランと対戦する。
グループステージ3試合、ラウンド16の4試合をクリーンシートで勝ち上がってきたイランは、今大会3ゴールを挙げているエースのアズムン、オランダ・エールディヴィジで得点王に輝き、プレミアリーグのブライトンに移籍したジャハンバフシュなど、主力が揃って先発した。
対する中国も、昨季中国リーグで27ゴールを挙げ、MVP&得点王のダブル受賞を果たした上海上港のウー・レイ、広州恒大のジョン・ジーなどベストメンバーを組み、04年の自国開催以来4大会ぶりの4強入りを目指した。
■試合結果
中国 0-3 イラン
■得点者
中国:なし
イラン:タレミ(18分)アズムン(31分)アンサリファルド(90+1分)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190125-00010006-goal-socc
グループステージ3試合、ラウンド16の4試合をクリーンシートで勝ち上がってきたイランは、今大会3ゴールを挙げているエースのアズムン、オランダ・エールディヴィジで得点王に輝き、プレミアリーグのブライトンに移籍したジャハンバフシュなど、主力が揃って先発した。
対する中国も、昨季中国リーグで27ゴールを挙げ、MVP&得点王のダブル受賞を果たした上海上港のウー・レイ、広州恒大のジョン・ジーなどベストメンバーを組み、04年の自国開催以来4大会ぶりの4強入りを目指した。
■試合結果
中国 0-3 イラン
■得点者
中国:なし
イラン:タレミ(18分)アズムン(31分)アンサリファルド(90+1分)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190125-00010006-goal-socc
FIFAランクアジア最高位のイランが日本の待つ準決勝へ

試合は序盤、両者が攻守の主導権を奪い合う激しい展開に。4分にイランはサイドの揺さぶりから最後はアズムンが絶妙な折り返しでチャンスメイクするが、つながらず。中国もその直後に右サイドでハオ・ジュンミンが裏に抜け出すも、中へつながらず。イランDFの必死の守りを前に決定機を逃した。
すると10分あたりから徐々にイランペースとなっていく。イランはCKからアズムンが強烈なヘッドでゴールを強襲したが、中国の10番でキャプテンマークを巻くジョン・ジーが辛うじて防いだ。
試合が動いたのは18分、イランが最終ラインから高速カウンターを発動すると、前線でアズムンが中国のフォン・シャオティンからボールを奪取。中へ折り返すと待っていたタレミが無人のゴールに突き刺し、イランが先制点を獲得した。
イランの勢いは止まらない。21分にはアズムンのラストパスを受けたタレミがリュウ・イーミンにPA内で倒されてしまう。イラン側はPKを主張したが、主審はファウルを取らず。準々決勝から導入されたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の対象ともならなかった。
この間に中国は、マルチェロ・リッピ監督が大胆な策に打って出る。失点直後の25分にウー・シーに代えてジャオ・シュリを投入。さらにその3分後には先制点献上につながるミスを犯したフォン・シャオティンを下げて9番のシャオ・ジーを送り出した。
それでも主導権を譲らないイランは31分、またも最終ラインから前線にロングボールを送ると、リュウ・イーミンとの競り合いを制したアズムンがGKとの1対1に。冷静にGKを交わして追加点を奪取。このゴールは一旦VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)にかけられたが、判定は覆らず、そのままゴールが認められている。
前半を2点リードで折り返したイランは、後半も堅守からの速攻で決定機を作っていく。57分に高速カウンターから決定機を作ると、60分には右サイドから鋭いグラウンダーのクロスを入れると、左から走り込んでいたハジサフィが左足一閃。これは中国のGKイエン・ジュンリンが必死に防いだ。
中国も必死に攻めに転ずるも、最後部でゴールマウスを守るベイランバンドを中心としたイランの堅い守りを崩すことができず。終了間際には、アンサリファルドにダメ押しゴールを決められて勝負あり。
FIFAランキングでアジア最高位(29位)に位置するイランが、試合巧者ぶりを発揮し、中国を3-0で粉砕。日本が待つ準決勝へと駒を進めた。
日本とイランは通算16度対戦し、日本の5勝5分6敗。最後に対戦したのは2015年10月。イランのテヘランで行われた国際親善試合で、武藤嘉紀のゴールで1-1の引き分けに終わっている。当時のメンバーには得点した武藤に加えて、吉田麻也、南野拓実、原口元気が入っており、全選手がピッチに立っている。
すると10分あたりから徐々にイランペースとなっていく。イランはCKからアズムンが強烈なヘッドでゴールを強襲したが、中国の10番でキャプテンマークを巻くジョン・ジーが辛うじて防いだ。
試合が動いたのは18分、イランが最終ラインから高速カウンターを発動すると、前線でアズムンが中国のフォン・シャオティンからボールを奪取。中へ折り返すと待っていたタレミが無人のゴールに突き刺し、イランが先制点を獲得した。
イランの勢いは止まらない。21分にはアズムンのラストパスを受けたタレミがリュウ・イーミンにPA内で倒されてしまう。イラン側はPKを主張したが、主審はファウルを取らず。準々決勝から導入されたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の対象ともならなかった。
この間に中国は、マルチェロ・リッピ監督が大胆な策に打って出る。失点直後の25分にウー・シーに代えてジャオ・シュリを投入。さらにその3分後には先制点献上につながるミスを犯したフォン・シャオティンを下げて9番のシャオ・ジーを送り出した。
それでも主導権を譲らないイランは31分、またも最終ラインから前線にロングボールを送ると、リュウ・イーミンとの競り合いを制したアズムンがGKとの1対1に。冷静にGKを交わして追加点を奪取。このゴールは一旦VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)にかけられたが、判定は覆らず、そのままゴールが認められている。
前半を2点リードで折り返したイランは、後半も堅守からの速攻で決定機を作っていく。57分に高速カウンターから決定機を作ると、60分には右サイドから鋭いグラウンダーのクロスを入れると、左から走り込んでいたハジサフィが左足一閃。これは中国のGKイエン・ジュンリンが必死に防いだ。
中国も必死に攻めに転ずるも、最後部でゴールマウスを守るベイランバンドを中心としたイランの堅い守りを崩すことができず。終了間際には、アンサリファルドにダメ押しゴールを決められて勝負あり。
FIFAランキングでアジア最高位(29位)に位置するイランが、試合巧者ぶりを発揮し、中国を3-0で粉砕。日本が待つ準決勝へと駒を進めた。
日本とイランは通算16度対戦し、日本の5勝5分6敗。最後に対戦したのは2015年10月。イランのテヘランで行われた国際親善試合で、武藤嘉紀のゴールで1-1の引き分けに終わっている。当時のメンバーには得点した武藤に加えて、吉田麻也、南野拓実、原口元気が入っており、全選手がピッチに立っている。
まあ何にせよ守備陣もう一回頑張ってもらわんとあの攻撃力に圧されるわ