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大迫勇也、好印象残すも課題は来季へと持ち越し。前線の“便利屋”から脱却するために…

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大迫勇也のブレーメンでの1年目は不完全燃焼で終わったと言っていいだろう。序盤こそ出場機会を得ていたが、なかなかゴールという結果を残せず、アジアカップで離脱。その後、負傷して戻ってきたことで、戦列からも離れることとなった。大迫の加入1年目をどのように評価し、来季はどのようなものとすればいいのだろうか。

ブンデスリーガ21試合出場で3ゴール。FWとして満足できる数字ではないだろう。アジアカップ参戦と背中のケガで18~27節を欠場した後半戦は、復帰4戦目となったDFBポカール準決勝のバイエルン戦で1ゴールを決めたものの、リーグ戦では7試合出場(先発4)で一度もネットを揺らせなかった。大迫自身がケルン時代から目標に掲げている二桁得点は、来シーズンへの持ち越し課題となる。

もっとも、ケルンで同等の成績(24試合・4得点)を収めた昨シーズンより好印象を残したのは間違いない。それを裏付けるのが老舗キッカー誌の個人採点。昨シーズンの4.25から3.50に大幅に改善している(最高評価は1.0、最低評価は6.0)。その大きな理由は数字に表れない貢献度が高かったこと。抜群のボールキープでタメを作ったり、中盤まで下がって組み立てに参加したり、時には正確なラストパスで決定機を演出したり、フィニッシュ以外の局面で好プレーが少なくなかった。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190521-00010014-goal-socc

昨季と同等の成績ながら好印象を残す


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ブレーメンのフロリアン・コーフェルト監督から求められた役割は、前線で周囲と連動しながらフレキシブルにプレーすることだった。左右のウイング、トップ下、さらには2トップの一角と日替わりのようにポジションが変わった序盤戦は、試合ごとにタスクも自身が見える景色も変化した。その難しい状況下でも、大迫は持ち味を発揮。DFBポカール1回戦で移籍後初ゴールを挙げると、第2節のフランクフルト戦で1ゴールと結果も残しながら、チームの開幕から5勝2分け1敗という好スタートに貢献した。

この頃の充実ぶりは昨年10月の日本代表戦からも見て取れた。ウルグアイ代表の屈強なCBディエゴ・ゴディンを背負いながら涼しい顔でボールを収めれば、きっちり1ゴールを挙げて勝利の立役者になったのだ。その直前のブンデスリーガ第11節で、コーフェルト監督曰く「コンディションの問題」から移籍後初の出番なしに終わっていたが、そうした不安をかき消す会心のパフォーマンスだった。

第13節のバイエルン戦ではヘディングで同点弾をマーク。マヌエル・ノイアーの牙城を破った。しかし、これを境に雲行きが怪しくなる。翌14節のデュッセルドルフ戦を感染症で棒に振ると、続くドルトムント戦は途中出場。先発復帰した第16節のホッフェンハイム戦でもチャンスを決めきれず、第17節のRBライプツィヒ戦はスタメン落ちとなった。途中出場したこのゲームでは貴重なアシストを記録したが、自らのシュートミスでビッグチャンスをフイに。結局、14試合出場で3得点という成績でシーズンを折り返した。

前線のユーティリティープレーヤーとして重要な戦力になる一方で、ここぞという場面で決めきれない課題を露呈したのは終盤戦も同様だった。点が欲しい場面ではゴール前での怖さが足りない大迫に代え、クラウディオ・ピサーロを送り込むのがコーフェルト監督の定番となった(当初は長期離脱によるコンディションへの配慮もあった)。ことフィニッシュワークの上手さにかけては、昨年10月に不惑を迎えたブレーメンのレジェンドに差を見せつけられた印象だ。

ただ、11試合ぶりに出場した第28節のボルシア・メンヘングラッドバッハ戦では絶妙なクロスでアシストを決め、最終節には同点弾につながるPKを獲得するなど、大迫が要所でコーフェルト監督の期待に応えるパフォーマンスを披露したのは事実。その指揮官やフランク・バウマンSDからは、相手のライン間でしっかりボールをキープし、クリエイティブなプレーで攻撃を活性化できる力を高く評価されている。
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コーフェルト体制の継続が決定的な来シーズンは、攻撃の絶対軸だったマックス・クルーゼが退団し、フィニッシュ特化型のCFニクラス・フュルクルクがハノーファーから加入する。まずはこのストライカーと良好なコンビネーションを築けるか。そして前線の“便利屋”ではなく、本人が望むフィニッシャー(CF)という立場を確立するには、改めて浮き彫りになった決定力不足の課題を克服しなければならないだろう。

コメント一覧

    • 1
    • Posted by
    • 名無し
    • 2019年05月21日 16:09
    • ID:kX4boxxF0
    • 1トップでもポストやって結果便利屋なのでは?
    • 2
    • Posted by
    • 名無し
    • 2019年05月21日 16:40
    • ID:1RQOog1I0
    • 日本人FWはなかなか4大で上手くいかんね
      大迫や岡崎は健闘しているけどストライカーって使われ方じゃなかったし
    • 3
    • Posted by
    • 名無し
    • 2019年05月21日 17:05
    • ID:uBC2IeOK0
    • >>3
      マインツ岡崎は連続2桁だし割といけてたと思う
    • 4
    • Posted by
    • 名無し
    • 2019年05月21日 17:23
    • ID:SkbDdBhL0
    • >>2
      岡崎がブンデスで何点とったと思ってるんだ?
      武藤も怪我してばっかだったけどそこそこ点とってたし
    • 5
    • Posted by
    • 名無し
    • 2019年05月21日 19:36
    • ID:1RQOog1I0
    • ※3、4
      レスター移籍以降の印象が強すぎてフツーに記憶から抜け落ちてたわ…(汗)
      武藤もドイツでは良かったんだけどね
      ここ最近攻撃の選手は受難が続いてる印象
    • 6
    • Posted by
    • 名無し
    • 2019年05月21日 19:49
    • ID:oAsbW4HI0
    • 監督の求めているのが色々なポジションにチェンジしながら攻撃的に動けることだから、ずっと前線ではってゴール狙う役割じゃないからな、今季はワールドカップ、アジア杯と立て続けに代表よばれ、その後ケガで離脱、踏んだり蹴ったりだった。監督が代表に行かせたくないのは解る、大迫も29歳だし今季こそブレーメンでキャリアハイ迎えてほしい。代表は若手中心で頑張ってくれ
    • 7
    • Posted by
    • 名無し
    • 2019年05月22日 14:50
    • ID:rtDM.vaQ0
    • 大迫レベルのポストやれる選手が中盤に降りてきてボール受けると並のMFじゃ難なく抑え込まれてしまうからな
      CBが深追いして競るわけにも行かんし、使い勝手ええ
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