鎌田大地、熟知したベルギー勢との対戦に監督やドイツメディアも期待

ブンデスリーガ2部ザンクト・パウリ率いるヨス・ルフカイ監督はFW宮市亮を替えのきかない選手の1人と見ているようだ。ドイツ紙『ビルト』が伝えている。

宮市は今シーズンに入って、延長戦までもつれ込んだDFBポカール1回戦リューベック戦を含める公式戦11試合すべてにフル出場。2015年夏にザンクト・パウリに渡ってから度重なる重傷に見舞われた同選手だが、現時点では1020分とGKロビン・ヒンメルマン、左サイドバックのダニエル・ブバッラと並びチーム最高タイの出場時間を記録している。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191024-00344448-footballc-socc

監督は「カマダは非常に燃えているようだ」とこの試合に向けた熱意に言及

独紙『ビルト』はELでの試合に向け、鎌田は「スタンダールのエキスパート」だと記している。昨季のシント＝トロイデンでは鎌田はスタンダール戦1試合に出場し、その試合でゴールを挙げている。

ベルギー紙『HBVL』は、スタンダール戦での鎌田の活躍に期待するアディ・ヒュッター監督のコメントを伝えた。鎌田は先週金曜日のレバークーゼン戦を欠場していたが、「日本代表での試合と長旅があったので休ませた」と説明しつつ、「カマダは非常に燃えているようだ」とこの試合に向けた熱意に言及している。

2週間後にアウェイのベルギーで行われるリターンマッチも含め、スタンダールとの2試合は決勝トーナメント進出を争う上でも非常に重要なものとなりそうだ。「どちらもアーセナルに次ぐ2位でベスト16を争っている。5試合無敗の良い流れを維持したい」と指揮官はコメントしている。