ひさびさのタイトルを手にした好影響がチームを包み込んでいる。インテルは13日のトレーニングでバーベキューを敢行。労をねぎらいながら、英気を養った。

そんな中、急きょボクシングの試合が組まれる。リングに上がったのはコンテ監督。そして対戦相手には、12日の試合で前半に途中出場したにもかかわらず、後半に途中交代となり、怒りを露わにしていたラウタロだった。

もちろん、これは本気の対決ではない。ラウタロは試合後、怒りを露わにしたことをチームメイトと監督に謝罪済み。その上で、両者の遺恨をなくす粋な計らいとなった。

FWロメル・ルカクがリングアナウンサーを務め、両者を紹介。チームメイトたちはラウタロの名が挙がると喝采を、コンテ監督の名前が挙がると冗談交じりでブーイングを飛ばした。2人は満面の笑みを浮かべながら軽くパンチを繰り出す。すぐに試合は中断し、突如現れたFWアレクシス・サンチェスとの3ショットで円満に終わった。