
9月12日に行なわれた国際親善試合で、日本代表はトルコ代表を4-2で破り、3日前のドイツ戦に続いて欧州勢相手に連勝を飾った。
序盤から主導権を握った日本は、15分に伊藤敦樹が左足での強烈な一撃をゴール右隅に突き刺して先制点を奪うと、28分、36分と中村敬斗が続けて加点して大差をつけるも、44分にオザン・カバク、61分にはベルトゥ・ユルドゥルムのゴールを許す。後半は守勢に回る時間が長くなるなど、雲行きが怪しくなったが、選手交代などで持ち直し、78分には伊東純也スピードを活かした長距離ドリブルでPKを獲得、自ら決めてトルコの反撃ムードを断ち切った。
連続しての4ゴール奪取。今回の代表ウィークにおいて、2試合合計で8得点以上を記録したのは、EURO2024予選でスペイン(13点/7-1ジョージア・6-0キプロス)、ポルトガル(10点/1-0スロバキア・9-0ルクセンブルク)、スロベニア(8点/4-2北アイルランド・4-0サンマリノ)が挙げられるが、対戦相手との実力差を考えれば、日本の今回の大勝劇は親善試合といえども、高く評価されてもいいだろう。ちなみに、香港は親善試合でブルネイに10-1の勝利を収めている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/36aa2990cf10e4c50d8265face3f46712035b84b
序盤から主導権を握った日本は、15分に伊藤敦樹が左足での強烈な一撃をゴール右隅に突き刺して先制点を奪うと、28分、36分と中村敬斗が続けて加点して大差をつけるも、44分にオザン・カバク、61分にはベルトゥ・ユルドゥルムのゴールを許す。後半は守勢に回る時間が長くなるなど、雲行きが怪しくなったが、選手交代などで持ち直し、78分には伊東純也スピードを活かした長距離ドリブルでPKを獲得、自ら決めてトルコの反撃ムードを断ち切った。
連続しての4ゴール奪取。今回の代表ウィークにおいて、2試合合計で8得点以上を記録したのは、EURO2024予選でスペイン(13点/7-1ジョージア・6-0キプロス)、ポルトガル(10点/1-0スロバキア・9-0ルクセンブルク)、スロベニア(8点/4-2北アイルランド・4-0サンマリノ)が挙げられるが、対戦相手との実力差を考えれば、日本の今回の大勝劇は親善試合といえども、高く評価されてもいいだろう。ちなみに、香港は親善試合でブルネイに10-1の勝利を収めている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/36aa2990cf10e4c50d8265face3f46712035b84b
欧州勢に2戦8発の攻撃力を見せつけた日本。新生森保ジャパンが快進撃を見せている

AFC(アジア・サッカー連盟)が「日本が最高のパフォーマンスを見せてトルコに勝利」と伝えた一戦について、敗れたトルコのメディアの反応を見ると、日刊紙『Hurriyet』は「日本は試合の入りが良く、前半を3-1で終えた。後半はトルコが1点差に縮めたが、日本はテンポの速い攻撃から伊東がPKを決めた」「トルコは日本戦で2敗目。1997年(親善試合)は日本が制し、2002年の(日韓)ワールドカップのラウンド・オブ16ではトルコがウミト・ダバラのゴールで勝っている」と報じた。
『Milliyet』紙は、トルコ視点から「トルコにとってはEURO予選に向けての不快なリハーサルになった」と表現し、日本については「三笘薫、鎌田大地といった重要なスター選手たちがプレーしなかった」と記述。そして、ますます風当たりが強くなっているシュテファン・クンツ監督の「我々は日本と同じレベルではない。彼らは、我々よりもはるかに優れたプレーをしていた」とのコメントを紹介している。
そして『SABAH』紙は、トルコの試合に臨む姿勢の甘さと、クンツ監督の采配を痛烈に批判するとともに、日本に対しては「なぜ彼らがドイツに勝ったのかがよく分かった。これほど効果的に攻撃するチームは、長い間見たことがなかった。日本は、素早い攻撃、素早いプレー、前線でのプレッシャーのかけ方、素早いパスなど、サッカーの教訓を我々に教えてくれた」と賛辞を贈った。
続いて、先週土曜日に日本に1-4の大敗を喫してハンジ・フリック監督の解任に踏み切ったドイツのメディアでは、フランクフルトの日刊紙『Frankfurter Allgemeine』が、「クンツも、ベルギー(ヘンク)で日本に明確な敗北を喫した。彼は、空席となっているドイツ代表監督の候補にも挙げられているが、この試合では『ドイツの恐怖』とも呼ばれる相手に対し、2-4で敗れた」と報じている。
日本代表の試合を常に詳しく伝えているブラジルの総合メディア『Globo』は、「欧州遠征を100%の成功で終えた」と称賛するとともに、6月15日のエルサルバドル戦(6-0)以降、異なるレベルの相手から4試合連続で4得点を記録していることも紹介した。
なお、同メディアは全選手を10点満点の採点で評価しており、最高点となる「7.0」を伊藤敦、中村、伊東に与え、マン・オブ・ザ・マッチには伊藤敦を選定。寸評では、「代表チームでの出場はわずか2試合目で、初めての先発出場だったが、将来的に有力な選択肢となり得ることを示した。素晴らしいゴールを決めてチームの勝利への道を切り拓き、ボールを奪取してチーム2点目の起点となった」と綴った。
2ゴールの中村は「スタメンの中では、ボールに触れた回数は最も少なかったが、良い位置取りで2得点。先発出場するのは初めてだったが、合計91分の出場ですでに3ゴールを決めている」と評され、またフランスのスポーツ紙『L’EQUIPE』も、自国のスタッド・ドゥ・ランスに所属していることもあり、伊東とともに「トルコ戦で日本を牽引。2人は素晴らしいプレーを見せ、伊東はPKを獲得して決め、中村は2得点を記録した」と伝えている。
『Milliyet』紙は、トルコ視点から「トルコにとってはEURO予選に向けての不快なリハーサルになった」と表現し、日本については「三笘薫、鎌田大地といった重要なスター選手たちがプレーしなかった」と記述。そして、ますます風当たりが強くなっているシュテファン・クンツ監督の「我々は日本と同じレベルではない。彼らは、我々よりもはるかに優れたプレーをしていた」とのコメントを紹介している。
そして『SABAH』紙は、トルコの試合に臨む姿勢の甘さと、クンツ監督の采配を痛烈に批判するとともに、日本に対しては「なぜ彼らがドイツに勝ったのかがよく分かった。これほど効果的に攻撃するチームは、長い間見たことがなかった。日本は、素早い攻撃、素早いプレー、前線でのプレッシャーのかけ方、素早いパスなど、サッカーの教訓を我々に教えてくれた」と賛辞を贈った。
続いて、先週土曜日に日本に1-4の大敗を喫してハンジ・フリック監督の解任に踏み切ったドイツのメディアでは、フランクフルトの日刊紙『Frankfurter Allgemeine』が、「クンツも、ベルギー(ヘンク)で日本に明確な敗北を喫した。彼は、空席となっているドイツ代表監督の候補にも挙げられているが、この試合では『ドイツの恐怖』とも呼ばれる相手に対し、2-4で敗れた」と報じている。
日本代表の試合を常に詳しく伝えているブラジルの総合メディア『Globo』は、「欧州遠征を100%の成功で終えた」と称賛するとともに、6月15日のエルサルバドル戦(6-0)以降、異なるレベルの相手から4試合連続で4得点を記録していることも紹介した。
なお、同メディアは全選手を10点満点の採点で評価しており、最高点となる「7.0」を伊藤敦、中村、伊東に与え、マン・オブ・ザ・マッチには伊藤敦を選定。寸評では、「代表チームでの出場はわずか2試合目で、初めての先発出場だったが、将来的に有力な選択肢となり得ることを示した。素晴らしいゴールを決めてチームの勝利への道を切り拓き、ボールを奪取してチーム2点目の起点となった」と綴った。
2ゴールの中村は「スタメンの中では、ボールに触れた回数は最も少なかったが、良い位置取りで2得点。先発出場するのは初めてだったが、合計91分の出場ですでに3ゴールを決めている」と評され、またフランスのスポーツ紙『L’EQUIPE』も、自国のスタッド・ドゥ・ランスに所属していることもあり、伊東とともに「トルコ戦で日本を牽引。2人は素晴らしいプレーを見せ、伊東はPKを獲得して決め、中村は2得点を記録した」と伝えている。
