油彩は塗り重ねることが出来ますが、それにはおのずと限界があります。
先に塗った絵の具が乾かないうちに塗り重ねると、先に塗った絵の具が半永久的と思えるほど乾かない場合があります。
乾かない部分が盛り上がってしまい、幾度画面に平坦になるよう押し付けてもあっという間に元の膨らんだ形に戻ります。
ドライヤーを使って乾かそうとすると絵の具は乾燥するどころか溶けて流れ落ちてしまいます。
もちろん、速乾メディウムをその上に塗布などすれば益々乾かなくなります。
劣化した油はこの場合、水分を含んだスラグ(劣化物)と混じり合って、しかも表面を油の膜で蓋をされ蒸発を阻害され乾かなくなっており、不純物が隣り合ったことで純粋に乾き始めた絵の具と分離が起こり後々この部分から割れ(剥落)が生じてしまいます。
短期間で描き終わりたい方は適宣ルツーセを画面に塗布し、(私は100均のデザインボトルというスプレーを使って塗布しています)軽く指で触ってボンド、或いは糊状に粘着いてきたことを確認し、描き進めてください。
なお、スプレーする際は画面を横に寝かせ(立てたままだと液が垂れる)塗布するよう心がけてください。
先に塗った絵の具が乾かないうちに塗り重ねると、先に塗った絵の具が半永久的と思えるほど乾かない場合があります。
乾かない部分が盛り上がってしまい、幾度画面に平坦になるよう押し付けてもあっという間に元の膨らんだ形に戻ります。
ドライヤーを使って乾かそうとすると絵の具は乾燥するどころか溶けて流れ落ちてしまいます。
もちろん、速乾メディウムをその上に塗布などすれば益々乾かなくなります。
劣化した油はこの場合、水分を含んだスラグ(劣化物)と混じり合って、しかも表面を油の膜で蓋をされ蒸発を阻害され乾かなくなっており、不純物が隣り合ったことで純粋に乾き始めた絵の具と分離が起こり後々この部分から割れ(剥落)が生じてしまいます。
短期間で描き終わりたい方は適宣ルツーセを画面に塗布し、(私は100均のデザインボトルというスプレーを使って塗布しています)軽く指で触ってボンド、或いは糊状に粘着いてきたことを確認し、描き進めてください。
なお、スプレーする際は画面を横に寝かせ(立てたままだと液が垂れる)塗布するよう心がけてください。