フォークリフトについて

日ごろ目に付かないところで大活躍のフォークリフトについて、免許や講習なども交えながら紹介していきます。

環境問題とフォークリフト

フォークリフトにはエンジン式とバッテリー式の動力のものがありますが、近年ではバッテリー式のものの普及が急速に進んでいるようです。

平成13年のフォークリフトの日本国内での年間販売台数は71235台ですが、うち45%がバッテリー式のものだそうです。

では何故、バッテリー式のフォークリフトが近年売り上げを伸ばしているのでしょうか?その背景には環境問題があるようです。

フォークリフトを中心とした産業車両業界では平成14年度に「環境委員会」(委員長は小松フォークリフトの大野隆司執行役員)を設立しました。

そして業界をあげて、迅速かつ強力な環境問題への対応を推進していくことが決まったんです。

産業車両業界ではこれまでも環境問題に対する社会的な要請の高まりを受けて、技術、サービスなどの関係委員会において様々な対策に取り組んできました。

例えば、排出ガス規制の対応や廃バッテリー、廃タイヤの円滑な処理などですね。

ですが、業界として今後さらなる積極的な対応を推進していくには、環境問題に対して包括的で横断的な組織を作ることが必要であると判断しました。

それによって今回の環境委員会の設立につながったわけですね。

そして、バッテリー式フォークリフトの急速な普及はこうした動きから起こったといってもいいでしょう。

そういった流れで、現在では自動車なども含めた車両系の製品の中では、バッテリー化が最も進んでいる業界となっているんです。

こうした実績をもとに、さらなる環境に優しい業界を目指した取り組みを行っていくそうです。

リーチリフトのメリットとデメリット

フォークリフトには、カウンター式のフォークリフトとリーチ式のフォークリフトとに大きく分類されます。

後者のリーチリフトとは運転手が立って乗るタイプのものです。

「リーチ」の意味は、ある地点や目的地に到着する、目的を達成する、手や腕を伸ばすなどを表しています。

このリーチリフトの大きな特徴としましては停止状態でも爪の部分が伸び縮みできることですね。

そのような構造のため最小回転半径は小さく、倉庫などせまい作業場所において絶大な力を発揮します。

カウンター式のものと違うところは、前述した基本は立ち乗りですが、中には座って操作するものも存在するんですよ。

ブレーキの方式としましてはデッドマンブレーキという、ペダルを放すことによってブレーキを効かせることができる装置が装備されています。

これによって運転者が運転台を離れた場合の逸走を防いでいる効果があります。

リーチ式の長所としましては、先ほども述べたカウンター式のものよりも小回りが効く点がひとつ。

また、動力がバッテリー式のため、排気ガスなどを排出せず環境に優しい点が挙げられますね。

反面、短所もないわけではありません。

例えば、内燃機関式のものよりも連続稼働時間がより短い点がひとつ。

それと動力が内燃機関式のものよりもパワーの点で劣るバッテリー式だけである点。

あとは、バッテリーに給水が必要な点や初期導入のコストが高価である点などですね。

このように短所はバッテリー式による弊害がそのままの形で現れていますね。

フォークリフトのバッテリーの耐用年数について

バッテリータイプのフォークリフトに使用される鉛バッテリーの耐用年数はどのくらいだと思いますか?メーカー公表の平均寿命は3?5年とされています。

もっとも、これはフォークリフトの使用状況や環境によっても前後しますけどね。

例えば毎日1回の充電を行う場合だと、平均耐用年数は4年半ほどとなり、2勤、3勤の生産工場などの場合での耐用年数は1年半?2年ほどとなります。

では、バッテリーの寿命が近づいているときどのような症状が起こるのでしょうか。

まずはやはり新品時よりも稼働時間が減少してしまうことですね。

 新しいバッテリーですと午前9:00から午後5:00までフル稼働が可能ですが、古いバッテリーだと午後3:00ごろまでしか稼動できない・・・といった具合です。

なので、この場合は昼休みに追加の充電の必要がでてきますね。

二つ目はバッテリーの容量を表したバッテリーゲージの減少率が、新品時より上昇します。

 新品時のバッテリーは、1時間の稼動で1メモリしか減少しなくても、古いバッテリーだと同じ稼働時間で2メモリ減少してしまうということですね。

 次にバッテリー力の低下です。

バッテリーの放電力低下に伴い、これによって作業効率の低下の心配があるわけですね。

他にも稼働中や充電中にバッテリー本体が過度に発熱する場合があったり、バッテリー液の蒸発が早くなってしまう現象が起こります。

バッテリーの発熱に関しては、特に夏場はバッテリー液温が50℃以上に達することがあります。

なぜかというとサルフェーションの影響を被ってしまうからですね。

 バッテリー液の蒸発については、精製水のこまめな補充が必要になってきます。

フォークリフトの教習所

フォークリフト免許を取得するためには当然教習所で講習を受けるのが一般的です。

通常はフォークリフト免許と言われますが、正確には「フォークリフト運転技能講習修了証」で、労働安全衛生法にて1t以上のリフトを構内で運転する時に必要な修了証となります。

フォークリフトの免許は車の免許と異なり、更新の必要がありません。

言ってみれば「永久免許」ですね。

また、公道用の免許ではありませんので、普通の自動車教習所などでは受講できません。

では、どこで教習を受ければよいのでしょうか。

全国にはフォークリフトの教習所というものが沢山あります。

インターネットで検索すれば簡単にわかりますので教習所を探している方は検索してみてください。

教習所のフォークリフトの講習コースは、所持している自動車免許等により4コースに分かれます。

その点に関しまして教習所のHPにてご確認ください。

ちなみに私の場合は持っている免許が普通自動車免許だけなので、4日間コースを受けました。

講習はおよそ31時間ですね。

あと、ナイター設備がない教習所などは、同じ31時間であっても通常4日間のところが5日間になる講習もあるみたいです。

日程は教習所によって様々です。

平日4日連続のところもあれば、土日+土日や週末+平日などですね。

こちらもそれぞれの教習所にご確認ください。

また、地方に遠征して合宿免許にて受講したいという方がおられるかもしれません。

ですが、自宅から近隣の教習所で受ける日数と変わりませんので、結果的に宿泊費が余分にかかってしまう合宿免許で取得するメリットはありません。

小松リフトのフォークリフト

フォークリフトを製造しているメーカーにも、国内外でたくさんあって実に数十社以上にものぼるという話です。

国内でも10社近くあるそうですが、そのうちのひとつに「小松フォークリフト」というメーカーがあるのをご存知でしょうか。

通称は小松リフトおよびコマツリフトと呼ばれていて、本社は東京都港区にあります。

このメーカーは小松製作所(コマツといったほうが馴染みはあるかもしれません)の系列会社で主にフォークリフトや輸送機器などの製造・販売を行っています。

1945年に創業された後、変遷を経てコマツ向けにフォークリフトの生産を行うようになりました。

1974年には国内営業部門、1977年には海外営業部門が分離・統合され、製造販売一体の会社として発展を続けています。

小松リフト製の主な製品としては、まず、エンジンフォークリフトにXPシリーズ、LEO・NXT?Vシリーズ、LEOCXシリーズ、LEODXシリーズなどがあります。

 また、バッテリフォークリフトにはminionシリーズ 、ARIONシリーズ、ARION三輪シリーズなどがあり、実に多種多様な製品を販売しているのがわかりますね。

そんな小松リフトですが、つい先日の2007年4月1日には、コマツの関連会社の小松ゼノア株式会社と合併、コマツユーティリティ株式会社として新たなスタートを切りました。

この新会社の取扱い製品は小松リフトの製品、小松ゼノアのミニ建機シリーズだそうです。

また、小松ゼノアの主要製品の農林機器およびゼノアブランド名をスウェーデンにあるハスクバーナ社が買収を行い、油圧機器は親会社であるコマツへ移管しました。

フォークリフトにおける2つのバッテリーを比較してみる

フォークリフトの動力にはエンジンタイプとバッテリータイプとがあります。

現在、国内台数としてですと、バッテリータイプのフォークリフトとエンジンタイプのフォークリフトでの割合が半々くらいです。

ですが、近年バッテリータイプのフォークリフトの割合は徐々にですが増えつつあるのです。

バッテリータイプのフォークリフトのメリットとしましては、 大きく分けてコスト面と環境面があります。

コスト面だと、燃費がフリーなので、エンジンのメンテナンスからも解放されますね。

また、構造が非常にシンプルなので故障の可能性も少ないんです。

 環境面では、騒音や排気ガスの問題から解放されますし、生鮮食品や精密機器などを扱う倉庫内においても安心して作業することができます。

 一方、デメリットとしては、車両の価格が、エンジンタイプのフォークリフトよりも2割程高いことがまずひとつですね。

 さらに、定期的に鉛バッテリーを交換する必要がある点もコストの面でマイナスといえるでしょう。

 あとは、バッテリーがサルフェーション(放電状態のまま放置した為に、希硫酸の中の成分が極板に付いてしまった状態のこと)の影響を受けると、稼働時間が短くなってしまう点もですね。

 次にバッテリーに関してですが、電動フォークリフト専用のバッテリーは、特殊で高価です。

2勤や3勤などの生産工場の場合ですと、1年半?2年ほどの間隔でバッテリー交換をされているケースもあります。

一方、新品時から9年も経過しているバッテリーも存在するようです。

このように、バッテリー寿命に差が生じているのは、使用する環境によるものといえるでしょうね。

フォークリフト搭乗には欠かせないヘルメット

フォークリフトで作業をしている人を日常たまに見かけたりすることがあるかもしれません。

見かけたことがあるという方はそのときのことを思い出してみてください。

その際、運転手の人はヘルメットを着用していましたか?フォークリフトに乗って作業を行う場合、ヘルメットの着用は必要か?答えは当然「必要」です。

フォークリフトに搭乗し、運転を行う時にはヘルメットと安全靴を「必ず」着用して下さい。

ある企業に安全指導に出掛けた人が、フォークリフト運転者数人の次のような会話を耳にしたそうです。

「A社ではヘルメットを着用して搭乗していたけど、我が社でも着用するべきではないのだろうか?」「その必要はないだろう。

ヘルメットを被ると首が動かしにくいし、それにヘッドガードとぶつかるから困るんだよ」「でも万が一の場合を考えると・・・被るべきではないのかな」「万が一ってフォークリフトが倒れたときのこと?ここではそんな危険な路面はないよ。

べつに法律で被れと決められているわけでもないしね。

そんな法律があるのなら見せてほしいよ」それはそれはなかなか熱のこもった討論だったそうです。

ですが、先ほども言ったとおりヘルメットの着用は絶対に必要です。

法律に準ずる通達にて、このことは指示されています(昭和五十年基発第二一八号)ヘルメットにはフォークリフトが倒れた場合はもちろんのこと、荷崩れのときの頭部保護という効果もあります。

どんな理由であれしっかり着用するようにしましょう。

フォークリフトをレンタルして経費削減を実行しよう

フォークリフトといっても決して安価なものではありません・・。

「フォークリフトがあれば作業が効率的にできるけれど、買うとなると躊躇してしまう・・」という考えをお持ちの方もおられるかもしれません。

そんなときはフォークリフトをレンタルで必要なときだけ借りるというのはいかがでしょうか?フォークリフトのレンタルサービスを行っている企業は結構あるんですよ。

例えば、三菱重工フォークリフト(株)でも自社のフォークリフトのレンタルを行っていますが、レンタルの利点はいくつもあります。

まずは、やはり1日から長期間まで、利用者の都合に合わせて必要な期間だけ使用できるので、無駄がなく資金の有効活用が実現できますよね。

面倒な減価償却費ですとか、固定資産税の計算や事務処理も一切不要なのは大きいと思います。

あとは、利用目的や用途によって、豊富な車種のうちから、最適な機種を選んで利用出来る点や、常に整備されたベストコンディションのものを借りられる点なども便利ですよね。

また、九州四国地方を中心にフォークリフトのレンタルサービスを行っている大庭産業では、レンタルしたフォークリフトを作業場まで運んでくれる回送車を6台用意しているそうです。

こうしたサービスも利用できるのが嬉しいですよね。

これからフォークリフトの利用を考えている方は、何かと負担が大きい自前での購入を選択する前に、レンタルサービスを利用しての使用も検討してみてはいかがでしょう?

豊神流通サービスのフォークリフト運転免許取得サポートについて

働きながらにしてフォークリフトの運転免許の取得を目指すというのはなかなか大変なことです。

ただ、そんな悩みを解決してくれる会社だってあるんです。

例えば、豊神流通サービスなどがそうでして、作業員のフォークリフト運転免許の取得をサポートしています。

具体的にどのようなサポートを行っているのでしょう。

簡単に特徴を挙げてみますね。

まず、指導方法についてですが、 通常業務の空き時間などに、先輩のフォークリフトオペレーターが指導を行います。

フォークリフトの練習って結構大変そう・・・いえいえ、決してそんなことはありません。

まるで大きな玩具で遊んでいるような感覚が味わえると思います。

なので、昼休みまでもフォークリフトの練習に時間を割くスタッフは決して少なくはないのです。

給料についてですが、免許を取得するまでの間は給料が支給されないなどということは当然ありません。

通常業務の空き時間を活用して指導するのですから、当然通常業務分の給料というのはしっかり支給されますのでご安心ください。

このサービスは、操作技術の指導だけで終わるわけではありません。

操作技術の指導以外のサポートもしっかり行います。

 なにか分からないことがあった場合は、先輩スタッフが親身に質問に答えてくれますし、何よりスタッフ同士で助け合って成長し合える風土を持ち合わせていることが強みですね。

やる気がある方には、本当に厚いサポートをしてくれますので、相談にも気軽に乗ってくれることでしょう。

フォークリフトの種類ってどんなのがあるの?

フォークリフト・・・といっても、あまり馴染みがないという方が多いと思います。

普通の乗用車なんかと比べると圧倒的に乗る機会がありませんからね。

そんな人からすると、フォークリフトといっても一見どれも同じに見えるかもしれません。

ですが、車両の大きさは勿論、エンジンや燃料の違いなど実は様々なタイプのものがあるんですよ。

フォークリフトの種類には大きく分けると「カウンター型」、「リーチ型」の2種類に分類されます。

どちらかというと前者のカウンター型がフォークリフトの主流ですね。

建設現場にて使用されるのもこのカウンター型が一般的です。

一方、リーチ型のものは運転手は立って乗ります。

カウンター型、リーチ型の他にもサイド型、オーダピッキングトラックといったタイプのものもあります。

今後は、狭い通路で長尺物などを搬送可能なサイド型フォークリフトの利用が増えるとも言われていますね。

また、フォークリフトの動力源には、ディーゼルエンジンタイプのもの、バッテリーを使用するタイプのものなどに分けられます。

車体が大型のものにはディーゼルエンジンを用いられていることが多いですね。

ただ、最近は環境問題(排気ガスなど)もあり、バッテリー式のものに徐々に移行しつつあるようです。

これまで挙げたものが主なフォークリフトのタイプですが、特殊な機種もあるんです。

例えば、冷凍、冷蔵用のような極寒冷用のタイプなどですね。

なんと氷点下55℃クラスの低温環境から氷点下20℃クラスの冷凍冷蔵環境までに対応しているものがあるそうです。

また、防爆型フォークリフトも特殊な機種といえるでしょうね。

外国の紛争地帯などで使われるもののようです。

こうしてみるとフォークリフトにもかなりの種類があるものですね。