双眼鏡愛好家の皆様、
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賞月観星楽天市場店です。

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入荷をいたしましたのでご連絡をさせていただきます。
賞月観星APO+6.5x32CF:
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賞月観星Goddess HR8x25WP:
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できるだけ早めにお買い上げいただけますよう
よろしくお願いいたします。

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賞月観星楽天市場店

営業日:月~金09:00~17:30
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住所:〒359-0023 
埼玉県所沢市東所沢和田2-28-3
TEL:080-6559-1437
店舗連絡先 :  mochizukiryu@e-mail.jp

青雲HR8.5x43WPを片手に、川沿いをゆっくり歩きながら野鳥を探す――それだけでワクワクしてきますね。
8.5倍という適度な倍率と、広い視野(見かけ視界約70度)のおかげで、飛び立つ鳥の姿も追いやすく、静かにたたずむ水鳥の細かな羽の模様まで鮮明に見えました。明るい視界と高い解像度のおかげで、逆光でも鳥の輪郭がくっきりと際立ち、遠くの鳥もクリアに観察できました。
冬の川沿い、カモ類やサギ、時にはカワセミの鮮やかな姿が楽しめました。青雲HR8.5x43WPの透過率の高さが、その美しい羽色を自然なままに映し出してくれました。
カワセミが枝に止まり、水面をじっと見つめた後、一瞬のうちにダイブして小魚を捕らえた。その動きの速さにもかかわらず、青雲HR8.5x43WPの広い視野と素早いピント調整のおかげで、はっきりとその姿を追うことができました。
手に馴染む握りやすさと軽量なボディのおかげで、長時間の観察でも疲れにくいのもポイント。片手で構えて素早くピントを合わせ、鳥たちの一瞬の動きを逃さずに楽しめるのが、この双眼鏡の魅力ですね。
川沿いの自然を感じながら、じっくりと野鳥観察を楽しんでください!
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よろしくお願いいたします。

一、はじめに
今回は、皆さまにバードウォッチング用として Pleasing 青雲HR 8.5x43 WP をご推薦するとともに、かつて私自身の入門機として使用していた BAUSCH & LOMB ELITE 8×42 との比較を行います。
私が双眼鏡を選ぶ際の基準としていたこのモデルと比較し、Pleasing 青雲HR 8.5x43 WP がその基準に達しているかどうか、皆さまにご覧いただきたいと思います。ぜひご注目ください。
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二、Bausch & Lomb ELITE 8×42について:
20年前、私が双眼鏡の沼にハマり、抜け出せなくなったのは、まさにこの双眼鏡のおかげです。
👉 ブログ記事
当時、心の準備もないままに BAUSCH & LOMB ELITE 8×42 に出会い、その圧倒的な見え味に魅了されました。気づけば、双眼鏡の世界にどっぷりと浸かることになっていました。
では、今回ご紹介する Pleasing 青雲HR 8.5x43 WP はどうでしょうか?
このモデルにも、かつての ELITE 8×42 のように、人を双眼鏡趣味の泥沼へと引き込む力があるのか。

三、コーティング膜色の比較:
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接眼レンズのコーティングについては、Bausch & Lomb ELITE 8×42 と Pleasing 青雲HR 8.5x43 WP の両方が高いグレードのコーティングを採用しており、視界のシャープさや色再現性には非常に近い性能を持っています。しかし、対物レンズのコーティングに関しては明らかな違いが見受けられます。
Pleasing 青雲HR 8.5x43 WP の対物レンズの膜色は、Bausch & Lomb ELITE 8×42 よりもより深みのある暗い色合いをしています。これは、より高級なコーティング技術が使われており、光の反射を抑え、より高い透過率を確保している証拠です。このことが、Pleasing 青雲HR 8.5x43 WP の視界のクリアさやコントラスト、そして色の深みを増す要因となっています。
一方で、ELITE 8×42 も非常に優れたコーティングが施されていますが、Pleasing 青雲HR 8.5x43 WP に比べると少し薄い膜色であり、そのため反射を完全には抑えきれない場合があるかもしれません。
これらのコーティングの違いが、実際の観察にどのような影響を与えるか、特に色の鮮やかさや解像度に関して、どちらが好まれるかは、個人の好みや観察環境による部分が大きいかと思います。

四、鏡筒内部の消光パフォーマンス:
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接眼レンズ側に関して、Bausch & Lomb ELITE 8×42の消光効果は確かに優れており、逆光や強い光源が視野に入ってもゴーストやフレアを抑える能力に長けています。これは、長年の技術と経験に基づいた設計が影響しており、特に逆光のシーンでその真価を発揮します。
一方、Pleasing 青雲HR 8.5x43 WPは構造上全長が短いため、逆光に対する耐性が若干弱い傾向にあることは確かです。しかし、その視野が非常に広く(見かけ視界約70度)、視野外の光の影響を感じにくいという点が大きなメリットです。視界全体が広いため、視野外の部分に逆光やフレアが入っても、視覚的にそれが目立ちにくく、観察に集中できると言えるでしょう。この広い視野は、バードウォッチングやスポーツ観戦などの動きの速いシーンで特に有利です。
どちらも逆光耐性に関しては優れた性能を持ちますが、Pleasing 青雲HR 8.5x43 WPは視野の広さとその構造から、逆光に対する耐性が弱くても、日常的な使用ではそれを感じにくいという利点を持っています。

五、光学パフォーマンス:
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 Pleasing 青雲HR 8.5x43 WP:
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BAUSCH & LOMB ELITE 8×42:
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Pleasing青雲HR8.5x43WPとBausch & Lomb ELITE 8×42の比較に関する感想、非常に興味深いですね。どちらもそれぞれに強みがあり、使用シーンによって好みが分かれるところです。
Pleasing 8.5x43の明るさと広い視界は、特にバードウォッチングや動きの速い被写体を追うシーンで大きな利点です。視界が広く、視野全体にわたる鮮明さが、観察の楽しさを引き立ててくれます。また、軽量で疲れにくいという点も大きな魅力で、長時間の観察でも体への負担を感じにくいのは、大きなポイントです。
一方、Bausch & Lomb ELITE 8×42は、やや黄土色がかって見えることに関しては、特に古いモデルの双眼鏡にありがちな特徴かもしれません。それでも、そのデザインや操作性においては長年の歴史が感じられ、親指がフィットするくぼみがあることにより、握りやすさが非常に快適で、手に取った瞬間に「長時間使っても疲れない」という感覚を与えてくれるのでしょう。このようなデザイン面での完成度も、Bausch & Lomb ELITE 8×42の魅力の一つですね。
全体的に見て、Pleasing 8.5x43は視界の広さや明るさ、軽量さが魅力的で、特にバードウォッチングに最適です。一方で、Bausch & Lomb ELITE 8×42は、視界の色合いや透過率で若干の差が感じられるものの、そのデザインや握り心地の良さが、操作性や快適性を提供しており、手に馴染む感覚が魅力的です。それぞれの使用感における好みによって、どちらが合っているかが変わる部分ですね。
1》良像範囲:
Bausch & Lomb ELITE 8×42:35%
Pleasing 青雲HR 8.5x43 WP:60%
2》色収差:
両者はいずれも最上級のパフォーマンスです。ELITE 8×42では像面中心部の色収差は非常に軽微ですが、僅かに青紫色が見られます。それに対して、Pleasing 8.5x43はさらに優れており、像の中心ではほとんど色収差が確認できませんでした。
3》歪曲収差:
Bausch & Lomb ELITE 8×42の周辺像にはわずかに歪みが感じられますが、Pleasing 8.5x43ではほとんど歪みが見られません。電柱や建物の輪郭も、Pleasing 8.5x43の視野周辺ではしっかりと直線を保っています。

六、まとめ
総合的に見て、Pleasing 青雲HR 8.5x43 WPはコンパクトで軽量、持ち運びやすく、広い視界と明るくクリアな視野を備えた優れた双眼鏡です。特にバードウォッチングなどの長時間の手持ち観察に最適です。色収差の抑え方や良像範囲の広さといった性能はトップクラスであり、コストパフォーマンスも非常に高く、ぜひ手に入れる価値のある一台です。

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