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梓弓です。

 

アメリカで暮らして一番驚くのは余りにも家庭崩壊が多いことです。

アメリカでは三分の一の子供が未婚の母から生まれているそうです。

うちの娘達はアメリカ生まれなのですが出生届けを書くときに父親欄Optionalと書いてあってビックリしました。

日本より事実婚が多いので全ての父親が逃げているわけではありませんが、それでも最初から母子家庭で育つ子供が多いのは間違いありません。

そしてアメリカの離婚率は約半分ですから成人まで両親が揃っている子供のほうが少数派だと言う世の中になってしまっています。

 

日本も離婚が増えていますが、そこには統計のマジックがあります。

離婚率はある地域で1000組が結婚する間に何組離婚するか?で算出することが多いのですが、アメリカの場合、人口が増加している国なので分母の結婚が大きくなり、この数値が下がります。

日本の場合、少子高齢化とデフレで若者が結婚できず分母が小さくなり団塊の世代の熟年離婚で分子が大きくなりますので見かけ上悪い数字になります。

 

離婚するほうが子供の不利益が少ない場合、たとえば暴力ドラッグ浮気などをする配偶者から子供を引き離すほうがマシな場合などは仕方がないでしょう。

離婚を全否定するものではありません。

個人個人には、それぞれに物語があって必死の努力の結果について攻めるつもりもありません。

 

しかし、ここまで離婚が多いと個人の自由で済まされないレベルになっていると思います。

 

私の個人的な経験でも、日本では噂話にしか聞かなかったような過酷な生い立ちを強いられた子供や、そう言う子供時代を過ごした大人を直接知っています。

そして、それが珍しい体験ではないのです。

例えば、

育児放棄されて近所で万引きして飢えを凌いだ経験がある人。

3人の子供の父親が其々違うシングルマザーが新しいボーイフレンドの暴力に悩んでいるけれども彼に子供を見てもらわないと生活が成り立たないと悩む人。

自分の息子の嫁と息子本人が孫を虐待して死亡させた事件。

 

どうして、ここまで酷い状態になってしまったのでしょうか?

色々な要素があり一概に言えませんが、一つには個人の自由、その瞬間の利益最大化を求める文化にあると思います。

気に入らない配偶者に我慢するより離婚して気の合う新しい配偶者を求めるほうが、その瞬間の利益は最大化されるでしょう。

夫婦生活50年のスパンで考えて・・・と言ったところで明日、配偶者は病死するかもしれないし浮気して逃げるかもしれない。

そんな不確実なものに懸ける?

長期で考えず、配偶者を信用しないと言う前提に立つならば、気に入らなければ即離婚は利益最大化戦略としては正しいかもしれません。

その負の連鎖が配偶者と言うのは信用すべき存在ではないと言う風潮をマイナススパイラルで増大させ、ますます瞬間利益最大化戦略を助長します。

 

そして子供が犠牲になります。

子供は、そんな大人を見て配偶者を信用してはいけないことを学びます

そして、またマイナススパイラルが増大します。

 

アメリカの最大の問題は、財政赤字パックスアメリカーナの終焉ではなく、家庭崩壊だと私は思います。


梓弓

 親が子供に与えられる最大の遺産は
幸せな家庭のイメージだと思います。 


  何気ない幸せが本当は貴重なものなんですね 
やよい
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