人気ブログランキングに参加しています。よろしくお願いします。

人気ブログランキングへ

梓弓です。
アメリカの保守層のとって最大の問題家庭崩壊です。

その問題意識はリベラルも共有しています。
しかし率先して破壊してきたほうなので言い訳を見つけ出せないで苦しんでいるようです。
それに対するリベラル対策が「社会で子供を育てる」です。
確かに統計的にも崩壊した家庭に育つより施設で育つほうが将来犯罪者になる確率も低いし学力も高いのは事実です。
しかし、それでは子供が「幸せな家庭の維持の仕方」を学習する機会が奪われてしまいます

それに対して保守層は、キリスト教的教条的な離婚ダメ論で対抗するような論者も多く、それでは支持を得られないのが現状の様です。
もはや精神論で、どうにかなるような状態ではないですし、保守層だって半分ぐらいが離婚体験者だから、それでは支持を集められません

教会に熱心に行く層の離婚率が低いかと言えば、そうでもないようです。
個人的経験では昼休みに聖書を読むぐらい信心深い同僚が浮気していたケースもあります。
「教会で牧師は離婚は良くないって言わないの?うちの教会で結婚したら離婚は認めないって言う牧師はいないの?」と同僚に質問したら「そんな教会だったら行く教会を変えられてします」との答え。

アメリカでは子供を守り育てると言う家庭の基本的が物凄い勢いで失われています
例えば、
楽観的な調査では5%、悲観的な調査では10%の女児が家庭内で性的虐待を受けています。
(これは親からとは限らず、ステップファーザー、ステップファーザーやステップマザーの連れ子からの虐待も含まれています)
年間50万人以上の子供親からの暴力で病院に担ぎ込まれています。
子供のホームレスが100万人います。(親ごとホームレスのケースが多いですが)

ここまで酷いと婚姻制度を擁護するのが難しくなります

婚姻制度男女が子供を産み育てることは公益なので保護する制度です。
しかし公益に対して与えられた特権に対する義務を放棄しているような状況では果たして保護する必要があるのか疑問が起こるのは当然です。

事実婚ゲイの結婚が増えて彼らが権利を主張するのは、そう言う背景もあるのです。
ゲイのカップルの養子は男女の結婚生活を子供が学習する機会を奪うかもしれないが、虐待や飢えやネグレクトよりはマシと言うのはアメリカでは説得力を持ってしまうのです。

アメリカの保守層は、事実婚やゲイの結婚を非難するのであれば、その前に男女の結婚の立て直しが出来なければ説得力を持てないのです。

アメリカの家庭崩壊状況の悲惨さを見たら、アレは真似してはいけないと強く思います。
反米保守の気持ちが分からなないでもないです。
でも交軍事上の合理性とは全く別の問題なんですけどね。
仲良くすると言うのは同化すると言うことではないですよね  
やよい

 当ブログにご賛同、応援いただける
方はクリックをお願いします(^O^)/

人気ブログランキングへ