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梓弓です。

 

自称ISISことダーイッシュ話し合えと言う御花畑がいます。

この現代に奴隷狩りをして女性を戦闘員に分け与えるような価値観の連中と話し合って合意出来ると思う方がどうにかしていますが、百歩譲って話し合いするとして、いったい誰と話し合う気なのでしょう?

 

ダーイッシュの代表の誰かと手打ちをしたとして、ソイツは構成員にコレ以上テロするなと強制出来る能力があるのでしょうか?

なければ話し合ったところで意味がありませんし、現状ダーイッシュに、そのような権限と権威を持つ人物はいないと思います。

 

北斗の拳の世界で考えましょう。

 

村を襲撃してきたザコキャラ、モヒカンA話し合って物資を分け与えて御引取願ったとします。

しかしモヒカンAが去ったところでモヒカンAには他を抑える力がありませんから、翌日にはモヒカンBが村を襲撃します。

話し合いしても全然意味がありません。

 

それに対してシンと話し合って生産物を上納するからモヒカンの襲撃を辞めさせて欲しいと手打ちをしたとします。

シンが手打ちすればスペードもハートも従いますモヒカンも手を出せません

シンのシマであればサウザーもラオウも迂闊には手を出せません

 

手打ちをしたら、それ以上手出しをさせないことを強制する能力がない人間と交渉しても意味はないのです。

この強制する能力主権と言います。

 

国家の成立要件人民領土主権で、民主制であれ独裁であれ国家意思を国民に強制する力を持つ統治機構がなければ国家ではありません

戦争では軍人や国民は大義を信じ財産を奪われ家族を殺されたことを恨みに思う人が沢山出ます。

それに対して手打ちをしても感情的に受け入れられない人が出てくるのは良くあることです。

例えば大東亜戦争で言えば、先帝陛下終戦の詔に対して殆どの国民と帝国陸海軍人は従ったのですが、一部のソ連派の陸軍軍人ソ連を頼りに本土決戦を行い徹底抗戦すると言うキチガイじみた考えで玉音放送の原板レコードを奪い皇居を占拠しようとしました。

逆賊中の逆賊宮城事件です。

しかし彼等は失敗し自殺したり逮捕されたりしました。

もし宮城事件の制圧に失敗していたら大日本帝国は主権を行使できない国家の体をなしていない状態となり、連合国側にとっても誰と交渉して良いのか分からない講和不能状態になり恐ろしい混乱膨大な犠牲者を産んでいたでしょう。

 

戦争をして講和をするのは国家だけが行える特権です。

戦争はルールのある決闘であり、ルールを守る能力のない者には戦争をする資格がありません

だからテロとの戦争と言う言葉は本来語義矛盾で、主権を持たない=国家ではないテロ組織には戦争をする能力も権利もなのです。
残酷なようですが合法的に人殺しが出来るモノ出来ないモノ区別をつけることによって戦時国際法殺し合いの無限スパイラル歯止めをかけているのです。
 

テロとの戦いは例え軍隊が主体で行っていても戦争ではなく治安維持活動です。

 

ダーイッシュSNSなどを駆使して緩やかな連合体をつくっている新型のテロ組織です。

ネットを通じて地域を超えて猛烈なスピードで広がっていくと言う特徴は、反面として物理的な強制力に乏しく手打ちをしたとしても従わないモノに対して武器や資金の提供を辞める程度のことしか出来ません

今回のパリのテロを起こした連中はEU生まれの移民2世が中心で中東にいるダーイッシュが直接行ったわけではないので話し合いで手打ちが出来たとしても、この手のテロを防ぐ効果は極めて小さいでしょう。

 
梓弓

 ダーイッシュは北斗の拳で言えばモヒカン


  汚物は消毒だーって
火炎放射してる連中と話し合い?  
やよい

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