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世界3大戦略家の一人、エドワード・ルトワック氏の「戦争にチャンスを与えよ」を読みました。

 

https://www.amazon.co.jp/%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%81%AB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%92%E4%B8%8E%E3%81%88%E3%82%88-%E6%96%87%E6%98%A5%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89-%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%83%E3%82%AF-ebook/dp/B071YBD87Z/ref=sr_1_1?s=digital-text&ie=UTF8&qid=1493677466&sr=1-1&keywords=%E3%83%AB%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%83%E3%82%AF

 

ルトワック氏は「パラドクス」の概念で戦略学に革命を起こしたと言われる人物だそうです。

この概念については地政学者の奥山真司氏のブログで分かりやすく解説されています。

ルトワック自身の教えるわかりやすい「パラドックス」

http://geopoli.exblog.jp/22676170/

 

この本の非常に特徴的な部分は、「男は戦を好み、女は戦士を好む」と言う戦争文化忘れた国は亡びると言う超反ポリティカルコレクトネスな主張をしている事で、良くこの御時世に、と思わずにはいられません。

如何にもルトワック的なパラドキシカルな表現ですが、人間は人間であるが故に戦争はなくならないが「戦争の役割は、もう戦争は嫌だと思わせる事」であって、人間の中の戦争の火を燃やし尽くす前に介入して戦争を止める事は悲劇を大きくすることを指摘すると共に、更に踏み込んで「戦争から生まれたダイナミックなヨーロッパ文化」を指摘し戦争が人類の文明の発達に寄与してきたと主張します。

だから戦争文化を忘れた欧州の衰退は必至だと指摘します。

 

国が滅ぶかは分かりませんが、女は本当に命がけで出産するし兵士にもなれるのに対し、戦争しない男には命がけのモノは何もないので女に全く頭が上がらなくなるかもしれません。

ビジネスを戦争に例える経営本は多いですが、しょせんビジネスで戦争ではありませんし、ビジネスはもはや男だけの世界ではありません。

しかし幾ら育メンなどと言ったところで、女が命がけで出産すると言う事に関しては男が肩代わりする事は不可能です。

 

ルトワックの言う様に戦争が文明を発展させたかどうかの論議を留保するとしても、その集団の人口は女性の人口に依存するのだからリスクの高い社会では兵士の様な死傷率が高い職業は使い捨てしても人口維持に余り影響がない男の仕事に為らざるを得えませんでした。

侵略なり疫病なり飢餓なりで人口が激減した場合、男が100人で女が1人の共同体では、毎年1人しか人口は回復しませんが、男が1人で女が100人の共同体では、毎年100人の人口回復が可能です。

男は使い捨てだからこそ社会的にリスペクトされる地位を独占していたと言うパラドクスです。

 

そうだとすると戦争の様なリスクが減った人口減少を受け入れたりする社会になると必然的に男の地位が低下します。

この主張は、極端なフェミニストが主張する「男が権力を握ると戦争をしたがるから、女が権力を握らなければならない」と論理構成としては同じです。

 ルトワックの「男は戦争を好み、女は戦士を愛する」論は、実はフェミで戦争反対ドンドンドドドン男女差別がーとは双子で、「戦争にチャンスを与える」全否定するかの前提の違い結論が真逆となります。

 

ルトワックの言う「男は戦を好み、女は戦士を愛する」戦争文化と相いれない様な女性を積極採用する米軍の場合、米軍が戦う戦争は戦士VS戦士と言うより一方的なタコ殴りで米国の人口維持に影響を与える様な死傷者も出ないから成り立つのかも知れません。

と言う観点で見ると、最近の米軍が泥沼の地上戦が出来なくなりつつあるのも、この流れの一環なのかも知れません。


梓弓

 という様な事を思いつく私の
我が家のパワーポリティクスは
皆さんの御想像通りです。 

奥様は「戦士」を愛する? 
やよい
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